1998年10月の日記

10月31日(土)

マラバリスタ(18:00~21:00)

既に静岡へ行ってしまった人も何人かいるので、いつもと比べると体育館がすいていた。ただ、筑波大付属の生徒が大勢来ていたので局地的には狭くなっていた。付属中学・高校では明日から文化祭で、彼らはジャグリングを披露するらしい。
髪の毛を光沢のあるピンク色に染めるムースを女王が買ってきた。その場でちょっと付けてみたけど、暗がりでよく分からなかった。麗澤大学ではたくさん付けて出ようと思う。派手に光ってくれるといいな。
高橋君達が「何かやって」と言いながら我々の前に座ってしまったので、構成に対するアドバイスが聞けるかと思って「I'm not gonna fall in love」ルーティンを、全然できてないけど見てもらった。高橋「前のルーティンは技が段々簡単になっていって、あれ?って感じだったけど、今度のは素人にも難しくなっていってることが分かってよかった」。奥田「ソロでやっているとき、後ろの人はもっと馬鹿っぽくやって、むしろ前の人より目立つぐらいの方がいい」。大和「え、いや、あ、レベル高いっす」。
路上用ルーティンを何回か練習したあと、誰かに見てもらおうということになって大和を呼んだ。すると高橋君とかもやってきて、結局さっきと同じようなメンバーに見てもらうことになった。高橋「加藤さんテンション低い。ずっと冷静に喋ってましたよね。始まったばかりのときに『見たいよねえ』って言うのはどうなんでしょう? それに引っ張りすぎだと思います」。丸岡「面白かった」。周子「女王のテンションが高くてよかった」。菜緒「女王の笑顔が変」。大和「女王の足が少し開いているので揃えた方がいいと思いました」。

10月30日(金)

一体前(19:00~21:00)
自宅(22:10~23:00)

初めに外で「EASY WINNERS」ルーティンをやってみた。風がなかったので大丈夫だろうと高を括っていたらボロボロだった。暗かったこともあるだろうけど、どうしてこんなにもできないのか? と思えるぐらいできなかった。今さら両外抜きで失敗するかあ?
「I'm not gonna fall in love」ルーティンがようやく覚わってきた。しかし2人で揃ってやるはずのところがうまくいかなかったりするので、もっと合わせる練習をしないといけない。決めポーズも2人同じようにできているかどうか見てもらわないと……。あと技の成功率がまだまだ低い。足の下3個と外抜き大回転は何としてもやりたい。
最後に一度通したとき、拳法部だかの人たちが何となく見ていて、最後の技を決めたときに拍手してくれたのがちょっと嬉しかった。決めポーズか何かで応えてあげればよかった。
路上用ルーティンを女王に紹介して、やってみた。「加藤チック」だと言われたが、一応そのままで演じることになった。全部で6回ある決めポーズをちゃんと決めることと、大きな声で喋ることが課題だろう。何となく内輪受けっぽくもあるし、導入部分が多少寒いかもしれない。あと4日しかないが大丈夫か? 最後の決めポーズを周子さんに教わっていたら、丸岡や吉井やみんなで「EASY DRINKERS !」の掛け声を入れたらどうかということを検討してくれた。
今村君が、IJAの3ボールのビデオにあった「ヨーヨーフェイク」をやって見せてくれた。ちゃんとできるとかなり格好いい技なので自分でも練習しようと思った。彼は手品師のことを「テジシャン」と言っていた。
花沢君がチョコレートを配っていたので、「欲しいけど練習中に食べると気持ち悪くなるからいいです」と言って断った。すると、それを聞いていた大和が一言「さすが箱」。

10月29日(木)

自宅(20:30~22:10)

今日はなぜか仕事が早く終わってしまったので、いっぱい練習できた。いつも大急ぎで帰ろうとしているのが効いてきたか?
前島から借りたCDを聴いてみた。「雨に濡れても」はやはり名曲だと思う。

10月28日(水)

マラバリスタ(18:30~20:20)
自宅(22:10~22:50)

ねこたあくこと藤井さんが来ていた。私は自分の練習で忙しくてあまり相手をしてあげられなかったけど、本人はまあまあ楽しかったみたいなのでよかった。川井田君は相手をしてあげただろうか?
IJAのビデオを今村君に渡した。井口さんや松浦君に聞いても「見てない」と言っていたので、いいものを入手したようだ。今村君がやけに喜んでいたのが嬉しかった。
女王が足の下3個の技ができないみたいだったので、鈴木さんにどこが悪いのか見てもらった。すると「左足の下を通すときに足を振っていないからやりにくそう。右足ではできているから、それと同じように足を振ればいい」と分析してくれた。女王が言われた通りにやってみるとするするとできた! また、私が3箱ピルエットができないでいると「もっと箱を高く投げた方がいい」「いつも左が高く上がっているから右を上げるようにするといい」といったアドバイスをしてくれた。そのあたりに気をつけてやってみると、余裕でできた! いつもいつも思うことだけど、なぜ鈴木さんは初心者の間違いが分かるのだろうか? 他人の芸を見るときは素人の身になって感想を言ってくれるし、人のアイデアは基本的に誉める。指導者として極めて優秀な人だと思う。
麗澤大学のステージの話があった。自治医大に比べると出場者も多く(初舞台が2組)、賑やかなお仕事になりそうだ。30分のステージの他に路上も30分×2回あるという話だった。女王に「どうする?」と聞くと、「せっかくだから出ましょう」という返事。帰りがけに今日考えた路上用ルーティンを渡しておいたので、次の練習日からやっていこうと思う。
川上が「加藤さんと一緒のステージに立てるなんて嬉しい」と言っていたけど、私ごときを目標にしていてはしょうがないので、一応そのように話した。でも彼はMJFのときの私の演技を見て刺激を受けたということで、芸人としてはそう言われるのはやっぱり嬉しい。私がボブさんや吉川さんを目指して3ボールを頑張ったように、私を目指して3ボールを練習する人もいるんだなあ。

10月27日(火)

自宅

IJAのビデオをゲット! 頼んでから2週間で来た。デュベと比べても随分速かったと思う。入手したのは「1997年ハイライト」「1997年チャンピオンシップ」「3ボールジャグリング」「レネゲード」の4本。「ハイライト」と「チャンピオンシップ」はすごい。個人部門で優勝した子(ブラディック)が強烈だった。そんなにあっさりダブルピルエットをやるかあ? あとブライアン・パッツが変な人になっていた。「3ボール」はなかなか楽しかったけど、やはり「チャンピオンシップ」とかでルーティンになっているのを見た方がいいと思った。「レネゲード」は変な芸のオンパレードで、たまにおおっと思うこともあったものの、全体的によく分からなかった。

10月26日(月)

一体前(19:30~21:00)
自宅(22:20~23:10)

「I'm not gonna fall in love」ルーティンを一緒にやってみたが、忙しすぎてついていけない。とりあえず中抜き半回転はゆっくり2回に減らすことにした。オープニングのカクカクした動きを丸岡と吉井が誉めていた。
「EASY WINNERS」ルーティンに関して松浦君が「終始笑顔でやった方がいい。足の下の技をするときに力を入れすぎ」と言っていた。
シガーボックスに貼る壁紙を、5色の中から4つ選んでもらった。水曜日はこれを貼った箱で練習することになった。同時パスの効果を最大限に引き出す演出も考えなければならないだろう。
花沢君が来ていたので、ナランハのシガーボックスを注文しておいた。彼はいつでも注文を受けてくれるところが偉い。新しい箱はいつ来るだろうか?
松浦君が町田の駅前で路上に出たという話をしてくれた。7回の公演をして純益が7,000円ちょっとだったらしい。

10月25日(日)

自宅(20:00~22:10)

2週間ぶりに練習した気になった。自宅でちゃんと練習できるのは日曜日だけなんだろうか?
「I'm not gonna fall in love」に合わせて女王の考えたルーティンをやってみた。やはりどう考えても技が多すぎる。ルーティンは大体覚えたので、明日女王と一緒にやってみて忙しすぎる部分は削っていこう。
シガーボックスの路上用2人ルーティンをあれこれ考えてみた。喋りの割合をどれぐらいにしたらいいのか悩むところだ。さくさく進めるとあっという間に終わってしまいそうだから、止まってポーズを取る部分を随所に入れた方がいいだろう。というわけでポーズについても何種類か考えてみた。使い物になるだろうか?
前島からCDを何枚か借りてきた。使う機会がありそうな曲がいくつかある。アニメの主題歌は結構いいかもしれない。
東急ハンズでシガーボックスに貼る単色の壁紙と、滑り止め用の布を買ってきた。壁紙が45cm×20cmで90円、シガーボックスの前面は15.5cm×10.5cmなので頑張れば5個分取れる。布はシール付き15cm×15cmのフェルトで100円、切れ目を気にしなければ3個分の側面になる。壁紙は多分これでいいと思うが、布はフェルトにしたのが大失敗だった。滑り止めになるどころか滑りやすくなってしまった。やはり革布にすべきだった。はがそうにも粘着シールでしっかり着いているのではがせない。うひーっ。でもこれで練習するとぐんぐんうまくなるかも。

10月23日(金)

マラバリスタ(18:40~21:00)
自宅(21:50~23:20)

小田原さんが来ていた。静岡のパンフレットを持っていたのでとても見たかったけど、今日は少し遅れて来たので「あとで見せて」と頼んで練習を開始した。そしたら「あと」はついにやって来なかった。麗澤大学のリハーサルを見るのに時間を取られたこともあって、駒場祭ルーティンの検討だけで休憩も取れずに終わってしまった。最初にちょっとだけでも見せてもらうんだった。
女王が「I'm not gonna fall in love」のためのルーティンを考えてきていた。しかもルーズリーフの両面に文字が詰まっていて、めまいがした。直感的に恐ろしく忙しい構成だと思ったのだけど、その直感は完全に正しかった。できるんか? こんなの。とりあえずこのまま練習して、どうしてもできなかったり他の人からあれこれ言われたら、納得した上で変更していくことになるだろう。駒場祭まであと29日。頑張ろう。
女王は使用する曲を短く編集することもしてきていた。もともとの状態では4分41秒だったのが、編集して3分42秒になっていた。感じとしてはちょうどいいと思うが、あのルーティンは果たしてこの時間に収まるのだろうか?
麗澤大学のステージは、出場予定芸人が間に合わなくてどんどん落ちてしまったため、空きができた。11月15日の津田塾大学とどちらがいいか検討していたら、泰三君に「15日はまだ出場したことのない人が優先なので、加藤さんたちはもう自治医大に出たから、麗澤に出ても出なくても津田塾は無理でしょう」と言われた。そこで即出場を決める。あと10日だから駒場祭ルーティンはどう考えても無理なので「EASY WINNERS」でいくことにした。これからは練習のたびに2回ぐらいずつ通そう。
練習に使っていた箱がボロボロになった。ひとたび崩れだしたらあっという間にだめになってしまった。今は予備があるからいいけど、できればあと1つ欲しい。今度松浦君か花沢君に聞いてみよう。

10月21日(水)

マラバリスタ(18:30~20:00)
自宅(21:00~22:10)

寒かったので、ウォーミングアップも兼ねてシガーボックスの個人練習をしばらくやった。足の下は普通の技の代わりに3個全て足の下を通す技に切り替えた。カスケードも2回ではなく3回ずつ投げるようにした。これが結構難しい。あと、ピルエットが2回成功したのは嬉しいが、ちょっと怪しげだった。こういう、甲斐性で強引に技を決める人をパワージャグラーと呼ぶらしい。
松浦君と川井田君が今度の日曜日に道に出るらしく、その練習をしていた。2人とも技がしっかりしているし、経験も豊富でいい芸が見せれると思う。扱う道具がまるで違うため順番にやっていけばかなり時間を稼げるというメリットもある。最後はクラブでスリースリーテンを決めて終わるらしい。いいコンビだと思う。
篠崎さんが来ていたので、シガーボックスの真ん中の箱を1回転させている間に両手を大きく回す技を教えてもらった。腕の振りを大きくして綺麗に回せるといいらしい。練習しよう。
自治医大のビデオはなぎささんが持っているという話だったので、ダビングしてほしいと頼んでおいた。そういえばMJFのビデオはどうなったのか?
麗澤大学の話があったが、出場芸人が多すぎる! 我々はまだ次のルーティンが決まっていないこともあるので辞退するというのも選択肢だと思って、そのように話した。しかしシガーボックスをやる人がいないので、「EASY WINNERS」ルーティンで出ることになるかもしれない。

10月20日(火)

自宅(21:20~22:30)

今日は練習はほとんどせず、駒場祭に向けてのルーティンをずっと考えていた。昨日女王に貸してもらったテープを何度も繰り返しかけながら考えた。しかし基本的には女王カラーを前面に出したルーティンにしたいので、私としては持ち駒をたくさん持っていればいいのだろうと思う。色々なポーズを挟みつつ、パスや2人の入れ替えなどでゆっくりと動けば何とか曲全体を使えるぐらいのルーティンは一応考えた。ただこのままではかなり無理がある。女王は曲を編集して1分ほど縮めると言っていたけど、それがいいだろう。でもうまく編集できなかったときのために、4分41秒あっても大丈夫なようにはしておきたい。

10月19日(月)

一体前(19:10~21:00)
自宅(23:10~23:30)

女王が体調不良のため2人練習はやらなかった。不調の原因は自治医大のお仕事(彼女にとって初舞台)が済んで気が抜けたためだと言う。そういえば私は、手品の初舞台のとき舞台終了後に倒れてしまったのだった。
時間まで1人でシガーボックスの練習をした。両外抜き大回転がまだまだ思うようにはできない。ステージで決めるには、なお練習が必要だ。3箱ピルエットが1回だけ成功した。自分でも驚くぐらいスムーズに回転 & キャッチができた。これを偶然見ていた根岸が誉めてくれたのが嬉しかった。

10月18日(日)

大須大道町人祭

大須大道町人祭を名古屋まで見に行った。元々は石垣、峯村、田村の3人と一緒の予定だったが、途中でチャックが加わって5人になった。現地では高木君(?)と水町さんに会った。
見た芸人は、シャボン玉の藤原秀敏、日本独楽博物館、3人ピエロのむうらん、ドリームマジッククラブ、大阪の芸人でスプーン曲げをする中尾寿郎(?)、で、雪竹太郎、ギリヤーク尼ヶ崎、それに日本の大道芸3組。何年かぶりに見た雪竹太郎はめちゃくちゃすごかった。客に集団催眠をかけているようで、客のノリも異様だったし、感情移入しやすい芸に舞台装置(夕暮れ時、小さな広場など)の効果もあって強烈だった。彼を見ただけでも日帰りで名古屋まで行った甲斐があったというものだ。ギリヤーク尼ヶ崎も動きや表情がよく、思ったよりよかった。「日本で本当の意味で大道芸人と呼べるのは2人だけ」と言われるその2人を同時に見られるというのはすごいことだと思う。
シャボン玉、独楽、スプーン曲げなどもよかったし、日本の大道芸と題して行なわれた獅子舞、がまの油売りはまさしく大道芸の趣があってよかった。津軽三味線も若い人がライブ感覚で演奏していて新鮮だった。やはりどんな芸でも若い人が演じると違ってくる。逆に年寄りが演じていたドリームマジッククラブは、峯村が「見ているのがつらい」と言った通りのものだった。手品界のためには、30歳以上の人間は演じてはいけないという法律を作った方がいいのではないだろうか。

10月17日(土)

自治医大(14:00~17:00)

今日は自治医大のお仕事だった。出場芸人は川井田、どんぐりと松茸(丸岡、周子)、アボガドまぐろ(泰三、まる)、EASY DRINKERS(加藤、女王)、しんちゃん、の5組8人。司会は松浦、奥田の2人だった。丸岡、周子、女王の3人はこれが初舞台になる。路上には他に吉井と和尚がちょっとだけ出た。
自分達の演技は色々と反省点はあるものの、最終的には技が決まったのでよかった。あとでビデオで見たところ、2人の動きがかなりの部分でぴったりあっていて、ものすごく嬉しかった。和尚「笑顔が作れていなかった」。

10月16日(金)

マラバリスタ(18:30~21:00)
自宅(22:20~22:40)

Tシャツで4~5回やったあと、衣裳に着替えてもう2回ほど練習した。鈴木さんに時間を測ってもらったら、3個同時パスを2回失敗して3分30秒だった。割といい時間だと思う。今日は通しリハーサルだと思っていたのに、ただのリハーサルになってしまった。みんな色々な事情はあるんだろうけど、いつもぶっつけ本番になるから通しリハーサルはやった方がいいと思う。
しかし今日のリハーサルはぼろぼろだった。4箱が2回とも失敗したこともあるが、前回に比べると観客が内容を知っているためか笑いとか反応がいまいちでやりにくかった。サークル内でのリハーサルが一番緊張して嫌だという人が多いのも、このあたりに原因がありそうだ。よかったことと言えば3回拍手に成功したことと、3個同時パスが一発で決まったことぐらい。反省点の多いリハーサルだった。
高幣「ラストは走って逃げるより今日の方がよかった。パスに移るときも、わざと失敗するより今回の方がいい」。真弓「最後はまだ続くのかな?って感じで終わってしまうので、もう少し何とかした方がいい」。鉄人「4箱は2回やって2回とも失敗すると、あの人何がしたいんだろう? となってしまうので最初に持ってくるのはどうかと思う。3つの箱がいつも綺麗に揃っていたのはよかった。ポーズを取るときは箱を置いちゃってもいい」。小田原「加藤さんの両外抜きは地面に着いているように見えるので、もう少し高い位置で止めた方がいい」。
練習風景を写真に撮っている人やビデオ撮影している人たちがいた。テレビ局の取材だろうか?
裕治さんと喜多村さんが来ていた。金曜日だというのに珍しい。こっちはリハーサルでてんてこ舞いだったのであまり話もできなかった。
明日はいよいよ自治医大だ。大雨らしいけど頑張ろう。晴れ間を待ちわびるところは芸人っぽくていいかな。

10月15日(木)

一体前(19:10~21:00)
自宅(21:40~22:00)

昨日言われたことなどを少しずつ訂正しながら何回か通した。中抜き1セット連続が結構つらいような気がする。あとミスるとすると4箱か手拍子3回のところだろう。明日の通しリハーサル、そして明後日の本番と頑張っていこう。
明後日は台風10号の影響で雨だという噂である。路上が中止になるのはともかく、ステージまで中止になったらショックだ。せっかくこの日のために練習してきたのに……。もし中止になったら、この「EASY WINNERS」ルーティンは11月3日の麗澤大学のお仕事にスライドさせることになるだろう。
松浦君が「今日ついに路上に出ました」と言っていた。本郷に行ったとき、時間があったから上野公園でジャグって来たらしい。
3ボールの「Cool Brittannia」ルーティンを広い場所でやったら、感覚が掴めずぼろぼろだった。こんなんで大丈夫か?
女子校では別れの挨拶に「ごきげんよう」という言葉を使う、という話を聞いた。今日早速帰り際に使ってみたら、みんな「ごきげんよう」と返してくれた。気に入った。

10月14日(水)

マラバリスタ(18:20~20:10)
自宅(22:00~22:20)

勤め先のビルの階段の踊り場でピルエットの練習(素振り)をしているが、今日は雨が降って傘を持っていたので、傘を立ててそれが倒れないうちに回るという方法を試してみた。傘の倒れる速度が遅いので、意外と簡単に回れてしまった。
リハーサル前に3回ほど通しをやったあと、衣裳に着替えてもう2回通した。着替えた途端に汗がへばりついて大変なことになっていた。銀色の服だと汗が結構目立ってしまうので困った。本番もこれで大丈夫なんだろうか?
リハーサルは予想していた程度のできだったと思う。4箱が中抜き外抜きとも成功したのと、3個同時パスが「もう1回」のあとに成功したのはよかった。3回拍手するところはまだまだ練習しないとだめだ。最後の両外抜きに失敗したのは予定外で、ちょっとしたパニックに陥ってしまった。最前列にいたあおたくたちが笑ってくれたり歓声を上げたりしてくれたのでやりやすかった。同時パスは1個2個と進むにつれて拍手が大きくなっていった。実はかなりインパクトのある技なのかもしれない。
今日マラバリスタに来ていたほとんどの人がリハーサルを見てくれていた。50人はいたと思うが、これは我々に50人のブレーンが付いているということである。これでよくならなければ嘘だ。井口「わざと失敗するのはどうかな」。篠崎「わざと失敗するなら、それ以外を完璧にしなければならないから難しい。あまりお勧めできない。小技をやっているときなど、できる限り前を見よう。それで客に与える印象が全然違ってくる。最後の両外抜きは失敗してももう一度やろう。拍手をもらうところは大きなアクションをしたりして、客の拍手の仕方が単調にならないように工夫するといい」。鈴木「最初に箱を投げてくるっと回るとき、女王も一瞬投げる振りをした方が笑いを取れる。わざと失敗するのは善し悪しなので何とも言えない。最後はやっぱり失敗してももう1回やった方がいいと思います」。しんちゃん「曲がゆっくりだからか、全体が単調になっているので、スピードを速くする部分を作ったりしてめりはりをつけれるといい。2人が揃っていたのはよかった」。
吉野・今村ペアが駒場祭用ルーティンのオープニング部分だけやってみせてくれた。ずっと7クラブパスをやっている強烈なもので、特に2人が歩いてポジションを替えたあとの振り向きざまの1回転セブンがめちゃくちゃ格好いい。ただ、いくら7クラブでも同じ動作が長く続くと飽きるのでもう1つぐらい技を導入するといいかな、と思った。しかしこれがオープニングだというのは恐ろしい。
なぎささんから自治医大「薬師祭(くすしさい、と読むらしい)」の資料をもらった。妙に立派なしおりで驚いた。その中で、出演料が1人あたり4,000円だということが強調されていて「芸で返すのですわよ!!」と書いてあった。

10月13日(火)

一体前(19:20~21:00)
自宅(22:00~22:40)

2階の廊下で司会付きの通し練習を3回ほどやった。我々が登場するのは司会が退場したあとで曲が流れてからだし、退場のときに曲をフェードアウトしてもらってから再び司会が出てくるので、気にすることはほとんどない。強いて挙げれば箱の配置が問題になるかもしれないが、よほど間隔が狭くない限り大丈夫だろう。
吉井が自治医大の路上でボールをやりたいと言ったので、ネタが重なるかどうか検討した。そしたら案の定、結構かぶってたので多少の手直しが必要になった。喋るのは少しにして、連続技を増やすか?

10月12日(月)

一体前(19:00~21:00)
自宅(22:50~23:10)

航空便でIJAにビデオを注文した。ホームページの注文票をそのまま印刷して必要事項を書いただけなので、ちゃんと注文できているのかいささか心配だ。早ければひと月ぐらいで届くと思うけどどうか?
どちらがどちらを着るか、最終的に衣裳を決めた。私が銀のシャツと薄茶色のズボン、女王が青いシャツに灰色のズボン。結構地味かも……。
今日は時間もあり、見に来る人も邪魔する人もいなかったので一体2階の廊下でひたすら通し練習をした。しかしまだ完璧に決まったことは一度もない。
ルーティンの初めの方の、箱を2個ずつ持って上下左右に動かすところで、片方の箱は固定したままもう一方の手を動かすと楽しげな動きになることが分かったので、ルーティンに採り入れることにした。また、通し練習をやっているときに3箱同時パスに失敗して6個の箱が飛び散ったことがあった。これが結構おかしかったので、可能なら駒場祭ルーティンに組み入れようということになった。
井口さんが来ていたのでピルエットのやり方を教えてもらった。一点を見つめて、一瞬だけ視点を外してすばやく回るのがコツだと言われた。速く回るためには腕は体にぴたりとつけておくのがよく、頑張れば2回転もできるとか。個人的には1回転したあとの態勢が崩れるので、そこを何とかしたい。井口さんは単に回るだけの練習はしていないとか。女王によると、私は1箱ピルエットのとき、回転の途中で上を見てしまうので態勢が崩れているらしい。今後は回り終わるまで上を見ないよう努力しよう。
私が一体前に到着した19:00ごろには嫌というほど人がいたのに、21:00近くになって下に降りていくとガラガラになっていた。最終的に残っていたのは泰三君、川井田君、まる、吉井の4人だけだった。

10月11日(日)

自宅(21:00~22:30)

今日は練習した。久しぶりに練習した気になった。
ボールでは5カスケードが好調な上に片手3個が28回もできた。その反動か、左手は全くできなかった。もともと左手が弱いことは分かっていたが、このままでは遠い将来の6ファウンテンが危ぶまれる。せめて毎回10回は続けなければ……。
シガーボックスの4箱と、両外抜き大回転の技はできる気がしてきた。女王ができるようになってくれれば、駒場祭初の両外抜き大回転フィニッシュにしたい。3箱ピルエットでもいいけど、こちらはまだできる気がしない。

10月10日(土)

衣裳探し

ステージ衣裳を買うために、女王と待ち合わせて原宿の竹下通りを歩いた。10軒ぐらい見たところで、光り輝くいい感じの衣裳を見つけた。これを第一候補にしてその後も探したが、これを越えるものはなかった。ゼンモール2~3階なども一応チェックした。女王が「一度ネクタイをしてみたい」と言っていたので、駒場祭はきっとゼンモールで見かけたネクタイ付きの衣裳になることだろう。
服を買ったあと自治医大用ルーティンが元々どういう哲学の基に組まれたかといった話をして、駒場祭用ルーティンについての意見を聞いた。芸名を考えることをすっかり忘れていたので、その場で思い付いた「EASY DRINKERS」になってしまった。BGMが「EASY WINNERS」だということと、2人とも簡単に酔っ払うということから付いた芸名である。私自身、もう少し「簡単に酔っ払う」キャラクターを作る必要があるかもしれない。

10月9日(金)

仕事

今日はリハーサルの日だというのに、仕事で拘束されて行けなかった。しんちゃんとか川井田君とかの携帯に電話しまくって、なぎささんにかけたときようやく女王を捕まえることに成功。ひたすら謝った。今までマラバリスタでの約束を破ったことなんてなかったのに……。日本人の「仕事が最優先なのが当たり前」という感覚を何とかしろ!

10月8日(木)

一体前(19:20~21:00)
自宅(22:00~22:40)

仕事が佳境に入ってきたので、定時にさっと帰ることができない。明日のリハーサルには間に合うのだろうか?
自治医大ルーティンを吉井に見てもらった。「女王がピルエットでちゃんと回っていない。箱を両手で前に出すときは、もう少し速く出した方がいい。最後は終わりのポーズを取った方がいいかも」。時間がないので、明日のリハーサルは今のままのルーティンで挑みます。
麻実さんが2カウントをビシバシ決めていた。トーチで駒場祭に出ることに決めてから随分練習したんだろうなあと思った。

10月7日(水)

マラバリスタ(19:00~20:00)
自宅(21:40~22:20)

今日は早く練習に行きたかったのに、また仕事で遅くなった。金曜日にリハーサルだというのにやばいよなあ。明日は大丈夫か? こういう状況も考慮して早めに始めたんだけど、なかなか完成まで持っていけない。
自治医大ルーティンをまた何人かに見てもらった。1回目は鈴木さん、松浦君、2回目はステージに上がってやったら見学人が集まってきて、鈴木さん、篠崎さん、丸岡、周子さん、奥田君+α。鈴木「前を向いたり隣を向いたりするときに2人揃うといい」。丸岡「パスがずっと同じことをやってるように見える」。周子「前を見てにっこり笑っていたのがよかった」。篠崎「ちょっとスローペースだから、もう少しめりはりをつけるといい。簡単な技でも連続してやるとすごいように見える」。またまた参考になります。
篠崎さんに4箱の外抜きのやり方を教わった。4個を投げ上げるのではなく、持ち上げて上から落とすようにした方がいいらしい。こうすると4個がバラバラになりにくいので、失敗が少なくなるとか。練習しよう。
松浦君が「まだ成功率が低いけど……」と言いつつステージ用シガーボックスルーティンを見せてくれた。スピードの強弱がある、感じのいい曲に合わせた3分ぐらいのルーティンだった。本人は技よりも演技、芸を見せたい、拍手は特にいらないという意味のことを言っていた。

10月6日(火)

自宅(22:00~23:00)

仕事で遅くなったので、1時間でできるところまで練習した。練習日はなるべく早く帰るようにしているので、どうしてもそれ以外の日にしわ寄せが来る。
何日かぶりにクラブをやった。全然うまくならない。

10月5日(月)

一体前(19:00~21:00)
自宅(22:00~22:20)

久しぶりに井口さんに会った。IJAのビデオはどうやったら買えるのかと聞いたところ、「IJAのホームページに載ってるから見てみたら?」と言われた。マラバリスタのホームページからたどれるらしい。
自治医大ルーティンを何人もの人に見てもらった。1回目は吉井、高幣、2回目は吉井、泰三君、川井田君、3回目は吉井、沢田、吉川さん。高幣「途中の盛り上がりに欠ける。もっと派手な方がいいんじゃないかな?」。吉井「『もう1回』のポーズはにこやかにやった方がいい。1人が落ちている箱を拾っているときはもう1人は前に出て演じた方がいい」。泰三「僕的には2人の役割をはっきりさせた方がいいと思う。男は力強く、女はしなやかに。ピルエットもいっぱいいっぱいだし、そんなに揃える必要はないんじゃないか?」。川井田「わざと失敗するところは、わざとだと分かるようにした方がいい」。沢田「曲に乗ってテンポよくできると見ていて楽しい」。吉川「全体的に技が少ないかな。1人だけで技をするときは、端っこでやらないでステージの中央に出た方がいい」。吉井「随分うまくなりましたね」。……どの意見ももっともで、とてもためになった。やはり人に見せて意見を聞かないとだめですね。
BGMのテープは2本用意して、1本を女王に渡した。2人揃って忘れることはないだろう。

10月4日(日)

自宅(23:00~23:20)

帰りが遅くなったので、練習は少しだけにしてボールやシガーボックスのルーティンを考えていた。路上用3ボールは、前半喋りで後半「Cool Brittannia」を使うことにした。ルーティン的にやや盛り上がりに欠けるか? シガーボックスはオープニングが地味なのを何とかしないといけないが、1箱ピルエットのあと2人で手足を大きく広げるポーズを取るのはどうか?
私は普通に立っているときの姿勢がややガニマタなので、これを矯正できないものかと思う。今日から、立って歩くときは常に足の裏の内側だけを地面につけるようにすることにした。これで直るかどうかは分からないが、常に意識しているという意味においては何もしないよりはましだろう。今日は、始めたばかりで慣れていないこともあって足が疲れた。歩くのも幾分ゆっくりになる。

10月3日(土)

マラバリスタ(18:00~21:00)
自宅(22:20~22:30)

駒場の駅を出たところで裕治さんに遭遇。先週の顛末(?)を話しながら体育館へ。18:00ちょうどで体育館が開いていてびっくり。裕治さんも「18:00に来て開いていたことなんてないのに」と言っていた。
なぎささんに自治医大の路上公演の話を聞く。路上っぽくやってほしいということなのでシガーボックスは無理か? ボールルーティンを試してみたいということは告げておいた。今回は司会が道具係を兼ねることになった。「あまり多くの人が出ない方がいいでしょう」とのこと。
「EASY WINNERS」のテープはまだ作っていないので、とりあえず『スティング』のテープをかけることにした。「エンターテイナー」の途中からかけたら、次の「EASY WINNERS」が始まるまでにやたら時間がかかってしまった。頭出ししとけばよかった。しかもルーティンの途中で次の曲に移ってしまうし……。次の練習までにはちゃんと繋いだテープを作って持ってこよう。あと、ラジカセも占有できるのがあるといい。
自分達のルーティンは割と早くできていて余裕だと思ったら、ディアボロの丸岡・周子ペアも既に完成していた。しかも松浦君の指導が入っているから完成度高し。一方「お子様ランチ」もバージョンアップしたルーティンを完成させていた。ひょえ~。
裕治さんに3ボールのバッククロスのやり方を教わった。その前に片手だけで背中の後ろを連続して投げれるようになれば自然に両手でもできるようになる、とのことだった。裕治さんて、いつも基礎から入るところが偉いと思う。ルーベンシュタインの素振りを教えてくれたのも裕治さんだった。
松浦君にピルエットの回り方を教わった。右手を前、左手を後ろにして反時計回りに思い切り振り、その勢いで回るのだそうだ。確かにこれだと回転が速くなるような気がする。松浦君が3箱ピルエットをビシバシ決めていくのに、私は今日は一度も決まらず。気長に練習しよう。
吉川さんには両外抜き大回転のやり方を教わった。投げ上げた直後に両外抜きをして、真ん中の箱が一旦上に上がってから下りてくるようにすれば、その間に腕を1周させることは楽だと言われた。ここで重要なのは真ん中の箱を真上に上げることなので、両外抜きをするときはゆっくりとやらないと箱がぶれるとのこと。これらの点に注意しつつ試してみると、今までできる気配もなかったのに2回もできた!! 優秀な指導者の存在は恐るべき威力がある。
両外抜き大回転の練習中に肘を怪我した。怪我なんかしないぐらいうまくなりたい。
帰りがけに、部室にあるラジカセが使えるかどうか確認しようと、電気のつかない部室へ行った。最初は我々と一輪車を返しに行く吉野さん、周子さんの4人だけだったが、そのうちどんどん人が増えて20人ぐらいになった。役員は道具を置いていく必要があるから、基本的に寄っていくらしい。

10月2日(金)

一体前(19:00~21:00)
自宅(21:40~21:50)

一体前には大勢来ていた。確認しただけでも女王、泰三君、根岸、松浦君、奥田君、今村君、吉野さん、丸岡、周子さん、とあと1人(名前が出てこない)。自治医大や駒場祭に出ようという人はやる気満々だ。
曲は自治医大用がスコット・ジョプリンの「EASY WINNERS」、駒場祭用が槙原敬之の「I'm not gonna fall in love」に決定。「EASY WINNERS」は2分46秒だけど、ルーティンをひと通りやってみるとこれでは全然足りない。短いかと思ってたのに、普通にこなして4分ぐらいか? 一方、駒場祭用は4分41秒。これだけの時間、曲と合わせるルーティンを組んで演じるなら猛練習が必要とみた。
司会をする松浦君と奥田君に自治医大用シガーボックスルーティンをひと通り見てもらった(というか、見せてくれと言われて全然練習していないのに見せた)。雰囲気を知っておきたいということらしいが、早め早めに手を打っていくのはいいことだと思う。見てもらっての感想は「オープニングが地味」「技のレベルはこのぐらいでいい」「拍手ポイントはもう少し止まろう」といったあたり。オープニングが地味なのは確かにその通りなので、箱を回転させてから渡す間に、2人同時に1箱のみのピルエットをすることにした。
練習を終えて帰るとき「また明日」と言って別れた。明日練習に行けば今日いたメンバーは間違いなく来るはず。ただの趣味や遊びで、明日もまた今日と同じ人たちが顔を合わせて同じことをし、そして「また明日」と言って別れるというのは、よく考えるとものすごく贅沢なことではないか? 明日練習に行ったら今日と同じように笑顔で挨拶をして、2言3言話をして、各自勝手に練習して、時間が来れば帰るのだろう。特に話が盛り上がるわけでもなければ、向かい合って一緒に練習するわけでもない。練習場所という空間を共有するだけのことだが、特に私ぐらいの歳になるとそれはありえないことだ。

10月1日(木)

自宅(20:50~22:10)

女王に借りたテープを聴きながらシガーボックスルーティンをやった。やはり具体的なBGMがあると動きやすい。早く全体を覚えて2人練習ではもたつかないようにしなければ……。でもこのルーティン、客観的に見たとしたら楽しいのだろうか? あまり技は見せていないような気がするんだけど、どうなんだろう?