1999年6月の日記

6月30日(水)

マラバリスタ(18:50~20:00)

シガーボックスは未だにルーティンがうろ覚えだ。それに、1つ1つの技はできても連続させると笑っちゃうぐらいできなくなる。MJFまでもう1ヶ月を切ったから、今度からは通し練習を主体にやっていこう。
今村君に頼んでおいた五月祭のビデオをもらった。あ、ビデオ代払うこと忘れた!
ボール検定について、個人的な意見を書いた紙を高幣に手渡した。全体としてはよく考えられたレベル分けだったと思う。
サイトスワップ・ジェネレータについて吉野さんと議論。関数呼び出しの引数と、サイトスワップパターンの表現方法を厳密に決める必要がある。早めに決めよう。
松浦君と夕飯を食った。彼はもうすぐアパートを引き払って実家の千葉に戻るということで、ここのところ外食ばかりになっているらしい。今度の土日に家に遊びに来るとか。部屋を掃除しなくちゃ。

6月29日(火)

一体前(19:10~21:00)

今日はなぜか大勢いた。今村、川井田、井口、吉井がいて遅れて高幣も登場。これだけいると狭いし、曲をかけながら通し練習されると自分の練習に集中できない。人数が多いのも善し悪しだなあ。

6月28日(月)

一体前(19:10~21:00)

今日も誰もいなかった。月曜日はみんな用事があるのか? と思ってたら、21:00ごろになって吉井と松浦がやってきた。何でも演劇の練習をしていたらしい。その後彼らと夕飯を食いにいった。
クラブの3アップピルエットに初成功。3回転フラッシュして回ったらクラブがちょうど手の中に落ちてきた。3本目は3回転半だったけど、まあよし。ボールのピルエットも練習すればできる気がしてきた。

6月27日(日)

自宅(22:30~22:40)

家で少しだけ練習した。MJFルーティンを曲に合わせてやってみたら案の定難しかった。ミスしておろおろしているうちに曲はあっという間に進んでいってしまう。このスピードに早く慣れないと……。

6月26日(土)

マラバリスタ(18:00~21:00)
自宅(23:00~23:10)

よく分からないけど、5~6人が1列に並んでシガーボックスをやっていた。最初のうちは私と吉井、森、長、永野、松浦ぐらいで、あとから大和、真弓、牧野、鉄人なども来て盛況だった。
万祐子さんとパッシング。今日初めて2カウントに挑戦したらしいけど、なかなか筋がよく、スリースリーテンまで成功した。2カウントより4カウントの方が続かないのはカスケードができていないからなので、カスケードを続ける練習をすれば安定するだろう。
MXテレビの取材が来ていた。今度の月曜日(それもなぜか朝)の生放送番組でマラバリスタのメンバーが出演することになっていて、その前にサークルの紹介として流す映像を撮影しているとのことだった。
高幣がボールの検定(?)の紙を配っていた。この前中嶋さんがシガーボックスについて話してくれたことのボール版のようだ。印刷して配り、意見を回収するという方法は大変だけど効果的だと思った。
奥田が来ていた。石高さんも大木君も来ていた。やはり土曜日だとみんな来やすいのだろうか。来月は土曜日の練習が多いからもっと久しぶりの人も来るかな?

6月24日(木)

一体前(19:00~21:00)

練習に行ったら高幣がちょうど帰るところだった。しばらく1人でやっていると起きたばかりの誠司さんが来て、またしばらく1人でやっていると秋田君が来た。近くまで来たら一応覗いていくものらしい。
シガーボックスの通常練習を連続させるようにした。が、これは難しい! 中抜きのスピードでは手渡しや両外抜きができない。あと1ヶ月練習すると慣れてきてできるようになるのだろうか?

6月23日(水)

マラバリスタ(18:30~20:00)

練習終了後、仕事のため会社に戻った。20:00近くまで続けて残業しているよりも、途中で抜けて練習が終わってから戻る方が精神的には楽だ。終了時間を気にしなくてもいいので中途半端に上げるということをしなくても済む。しかしこんなときに限ってマラバリスタの帰りの会が長かったりする。
シガーボックス講習会があるかと思って新しい箱を2セット持っていったのに、仕切る人がいなくて結局やらなかった。だめじゃん。
シガーボックスで、構えた状態から手渡しセットをやるのは簡単だが、端回し~中抜きセットから連続させてやるのはかなり難しくなる。そのスピードに追いつけなくなってしまうのだ。今度からは端回し~中抜きセット(または縦~235セット)から連続させるように練習しよう。
星野さんが、買ったばかりのデュベ箱で練習していた。「個人的な都合によりシガーボックスを始めました」。何だ、個人的な都合って?

6月22日(火)

一体前(19:30~21:00)

吉井、泰三、今村の3人がいて、珍しくみんな最後まで残っていた。
MJFは、その週の水曜日の練習を潰してリハーサルをするらしい。それはかなりいいことだと思う。

6月21日(月)

一体前(19:20~21:00)

1人ぐらいいるかと思ったのに森君すらいなかった。練習を終えて外のベンチで涼んでいると、演劇を見てきたという風邪引きの秋田君がやってきた。
実家に帰っていた関係で3日ぶりの練習になった。クラブなんて何日ぶりだろうか?

6月18日(金)

マラバリスタ(19:00~21:00)
自宅(22:00~22:20)

シガーボックス講習会があるというので、ナランハの箱に加えて買ったばかりのデュベの箱も持っていった。講習会の最初には大勢いても、最終的には道具の数と同じだけの人数しか残らないので、なるべくたくさんの道具が必要だ。
中嶋さんがシガーボックスのできる人をみんな集めて話をしていた。話の内容は、マラバリスタで技を難易度ごとに分類して、初心者が練習しやすいような道標を作ってはどうかといったことだった。ディアボロについてはバンダイが基準を決めてしまい、それが今後の標準になるであろうことに対する批判と、それをみすみす許してしまったジャグラー側の怠慢の反省と、シガーボックスが同じ運命をたどることになるかもしれないという危機感とがあるのだと思う。松浦君はレベルを認定することに異議を唱えていたけど、本当の初心者や独学で練習する人のためにも、それは有意義なことだと思う。バンダイのやり方を批判するのなら、自分たちのやり方を提案すべきだろう。
中嶋さんと根岸で暫定的に決めたという技リストによると、最低のA難度の技は中箱飛ばし(英語名 release the center、以下同じ)、端回し(end turn)、020(middle spin)、持ち替え(grip change)、手拍子(crap)など。
TBSの「幸せ家族計画」でやっている技ぐらいは網羅したい。それに、各レベルの仕上げにコンビネーション技、またはスリースリーテンのような簡単なルーティンがあるといいかも。

6月17日(木)

一体前(20:30~21:20)

とても遅い時間に行ったら案の定誰もいなかった。そのおかげか、集中して練習することができた。涼しかったのもよかった。
5カスケードは、一体前でも、不安定ながらも続けることができるようになってきた。この分なら100回を越えるのもそう遠くはないだろう。
秋田君のトーチを駒寮に置いて、代わりにローラボーラの板をもらって帰った。板はむちゃくちゃでかくて重い。これはちょっと持ち運びできないのでは?

6月16日(水)

マラバリスタ(19:30~20:00)
自宅(20:40~20:50)

仕事で遅くなって30分しか練習できなかった。水曜日は時間が短いっす。
シガーボックスは、通常練習でやっている技をMJFルーティンの大技部分とすることにした。これなら重複して練習することもないし、疲れる前に核心の練習ができる。しかしこれがウォーミングアップだというのも我ながらすごいことだ。
ずっと前に注文しておいたデュベのシガーボックス4個とクラブの本を吉井から受け取った。秋田君からは駒場祭3日目のビデオとリッキー・マーティンのCDを返してもらった。

6月15日(火)

一体前(19:30~21:30)

今村、川井田、泰三、森、長あたりがいたけど、すぐに帰ってしまった。残った吉井と私はそれぞれシガーボックスの練習を勝手にやっていた。21:00近くになって高幣も来たので、3人でラーメンを食べに行った。
最近秋田さんと練習する機会がないので、吉井とパスを続けることにした。とりあえずの目標は2カウント200回、それができたら2回転セブンに移ろう。
気温が高かったため、シガーボックスの練習はすぐ汗だくになってかなりしんどかった。練習後に脱いだTシャツを絞ったら、かなりの量の汗が出てきた。今度からは通常練習のときにMJFルーティン用のセットをこなすようにしよう。

6月14日(月)

一体前(19:00~21:30)

また森君だけだった。彼が19:30ごろ帰ってからは1人で練習することになったが、終わり際に演劇の方に行っていた吉井がやってきた。
吉井と2カウントのパスをしたけど、久しぶりだったので感覚が掴めず、30回ぐらいしか続かなかった。1ヶ月前なら100回は続いたというのに……。
オールターンピルエットに重要なのは「高く投げる」ことと、「ピルエットしたあとしゃがみこまない」ということのようだ。高く投げると、ピルエットしたあとも箱はまだ目の前あたりにあるので、しゃがみこんでは取れない。それにしゃがむと体勢が崩れるということもあるようだ。

6月13日(日)

自宅(20:10~20:30)

昨日も今日もほとんど何もできなかったので、少しだけでもと思い練習した。早くMJFのルーティンを考えないとね。

6月11日(金)

マラバリスタ(19:10~21:00)
自宅(20:10~20:30)

シガーボックスのピルエットが妙にうまく決まった。松浦君との5本勝負でも初めて勝ったし、右回転もぎこちない動きをしているにもかかわらずできてしまった。オールターンピルエットはうまくいかなかったが、できそうではある。鈴木さんによると、箱の回転が少なくて取りづらそうだということだった。多めに回転させることに注意して練習しよう。MJFまでに間に合うか?
5カスケードは、現在のような数えかたをするようになってから初めて50回を越えた。投げはかなり不安定だったものの、甲斐性がついたのか、何となく続いてしまった。まだ左手の投げが低くて外側に向かう(逆に右手の投げは内側に来る)ので、ここらへんを改められれば100回続くようになるだろう。
デビルスティック講習会をやっていたので受講した。基本的なことしかやっていないけど、初めてのことばかりなので難しかった。ハンドスティックは真ん中やや手前を持ち、平行に、肩幅に開いて、センタースティックを持ち上げるように叩く。このときなるべくゆっくり、大きくなるようにするといいらしい。講師の原によると私は甲斐性で取っている部分があるという。それはいいことなんだろうか、悪いことなんだろうか?
大道バカ一代が静岡ワールドカップのジャパンカップに出場することが決まったらしい。当然視されていたけど、やっぱりすごい。
佑子さんに解凍済みのジャグルマスターを渡した。

6月9日(水)

マラバリスタ(18:50~20:00)

道具の注文をし、吉野さんとジャグルマスターの話をし、Tシャツのデザインの投票をして、篠崎さんと喋っていたら練習する時間がなくなってしまった。
シガーボックスを少しやって、技を教えたり教わったりした。なぜかシガーボックス人口が増えていて不思議な感じがした。ほんの少し前までは1人で練習することも少なくなかったのに……。

6月8日(火)

一体前(19:10~21:00)

泰三、吉井、川井田、そして長君の4人がいた。暑いからか、中が空いているにもかかわらずみんな外で練習していた。
川井田は早くもMJF用のルーティンを作っていたし、吉井もシガーボックスがかなりうまくなっていた。

6月7日(月)

一体前(19:20~21:00)

森君が1人だけいて、もう帰るところだった。1人で練習するのも珍しいことではないが、この時期この時間に誰もいないとは思わなかった。おかげで成功率の低い技を思いっきり試すことができた。
シガーボックスのピルエットに重要なのは、「高く」「手前に」「右側を強く」投げること。これはオールターンピルエットをするときも同様で、あと、オールターンの場合は箱の回転をぎゅるらせ気味にした方がうまくいくようだった。逆回転ピルエットはまだぎこちないため、左前方に投げるようにするといいらしい。

6月6日(日)

KODAIRA祭2日目(10:00~16:00)

KODAIRA祭は最後の1回だけ、ようやく「仕事した」という感じだった。佑子さんと万祐子さんが見に来てくれた。不思議と緊張はしなかった。

6月5日(土)

KODAIRA祭1日目(9:00~16:00)
一体前(17:30~18:00)
マラバリスタ(18:00~21:00)

KODAIRA祭は散々だった。客が集まらない、受けない、盛り上がらない。まどかさん、浅利さん、三矢、南、矢田部などが見に来てくれた。
少し時間があったので、練習に行く前に一体前に寄ってみた。一体前には吉井、川井田、麻実、沢田、永野、ロディ、女王がいた。
オールターンピルエットに挑戦したところ、1回だけ成功した。しかし難しさとしては色変わりピルエットとほとんど変わらない感じだったので、練習すればできるようになるだろう。
家に帰るとIJAからビデオが届いていた。1998年のチャンピオンシップとハイライト。注文書を郵便局に出したのが5月6日だから、航空便で頼めば丸々1ヶ月かかることになる。ハイライトの方を少し見たら、セルゲイだのブラディックだのポポビッチだのが出ていたし、2人ローラボーラなどもあってかなりよかった。ヨーロピアン・ショーケースは独特の雰囲気があっていいなあ。

6月4日(金)

一体前(19:30~21:00)

屋内はチアリーダーたちが使っていたのでみんな外にいた。泰三、川井田、秋田、松浦、大久保、長、今村、大槻、遅れて吉井がやってきた。大槻なんて去年の夏合宿で見て以来だから、久しぶりにもほどがある。
明日、KODAIRA祭でお仕事だというのに全くと言っていいほど緊張感がない。結局通し練習もしなかったし、順番すら決めなかった。こんなんでいいのか?

6月3日(木)

一体前(19:20~21:00)

泰三、秋田、吉井の3人が外で並んで練習していた。
五月祭ルーティンはクラブなら楽勝かと思ったのに、意外や意外、2カウント部分すらせいぜい1ミスでしか通せなかった。こんなに難しいルーティンだったんだ。

6月2日(水)

マラバリスタ(19:00~20:00)
自宅(21:30~21:50)

五月祭明けの練習だからあまり来ていないのかと思ってたのに、大勢いて盛況だった。土日にワークショップを行なうキット・サマーズも来ていた。私が見たあとすぐに帰ってしまったので、何も教えてもらえなかったのが残念だった。
ナランハのデビルスティックを注文した。デュベのポリエチレン製のシガーボックスや本なども一緒に注文した。箱の練習するなら壊れにくい方がいい。
今村君に Windows 版サイトスワップ・ジェネレータの話をした。一応協力してくれるみたい(というか強引に協力してもらうことにした)なので、これから少しずつでも進めていこう。
帰りがけに吉野さんとジャグルマスターの話をした。最終的にはスタイルを細かく設定できるようにしたいが、それでは利用者の負担が大きくなるのではないか? という問題があると言われた。私の考えではサイトスワップパターンのブロックごとにスタイルを大雑把に決めていき、ブロック間はプログラム側でうまいこと内部処理するのがユーザインターフェイス的に見て理想である。そういう話をしておいた。
夜、吉井から電話がかかってきた。ナランハのデビルスティックはあまりよくないので、今度即売にかけるデュベのものを買ってはどうかと言われた。わざわざそんなこと教えてくれるんだ、感謝しなきゃ。

6月1日(火)

一体前(19:30~21:00)

行く途中で帰りがけの泰三君と秋田君に会ったので、KODAIRA祭に出ることを伝えた。「あんなんでは納得がいかん」。一体前で1人で練習していると吉井がやってきた。たまに話しかけながらも、お互い黙々と箱の練習をしていた。
21:00を過ぎたあと、外のベンチに腰掛けて吉井と2人で色々な話をした。五月祭の反省やらMJF、駒場祭をどうするのかとか、人と組むのは大変だとか、だから勉強になるとか、どんな芸がいいのか、道に出れるのか、自分が何をしたいのか……。どうするんだろう? やっぱり続けるしかないのかな。