1999年7月の日記

7月31日(土)

一体前(16:30~17:50)
MJF(18:40~20:30)

一体前に行くと人がむちゃくちゃたくさんいて驚いた。今日出場する芸人およびスタッフが全員と、吉積さん、あおたく、誠司さん。
練習中に背中を痛めた。松浦君によると腰に負担をかけすぎたからだそうだが、ここへきて怪我をするのは二重の意味で痛い。腰は慢性的に痛むし、左の膝は突発的に痛みが走って立てなくなることがあるし、爆弾を抱えての出場になってしまった。もう、体ボロボロっす。
MJFの出場者は、ジュニア部門が鹿島、ロディ、長、東、ボスの5人、シニア部門が吉井、井口、松浦、加藤、今村、川井田の6人だった。審査員はしんちゃん(審査員長)、あおたく、しもしも、脇坂さん、浅利さんの5人。スタッフは司会・美緒、司会補佐・まる、音響・なぎさ、涼子、照明・高幣、丸岡、秋田、原、撮影・井関、おっちゃん、制作・泰三。ジュニア部門はグランプリがボス、準グランプリが長、シニア部門はグランプリが今村、準グランプリが私だった。てっきり井口-今村だと思っていたので、受賞の知らせには正直驚いた。井口さんは今年も入賞できず、無冠の帝王とは彼のことだと思った。
今年はオープニングや演出に凝っていて、なかなか楽しかった。スタッフがちゃんと打ち合わせをしたのは初めてだとか。客もたくさん来ていて盛り上がったのでよかった。

7月30日(金)

一体前(20:00~21:20)

外に秋田、沢田、吉井、丸岡がいて、中で松浦が練習していた。遅れて今村、川井田も登場。
明日本番だというのにあまり練習できていないし、実は緊張感も少ない。ステージ慣れしてきたということなんだろうか?
練習が終わったあと、渋谷・宇田川町の「福ちゃん」までラーメンを食べにいった。そう言えば去年のMJFのときも前日に松浦君と「福ちゃん」でラーメンを食べたっけ。

7月29日(木)

一体前(20:20~21:00)

今村、川井田、秋田、吉井、丸岡が外で練習していた。21:00近くなって泰三が来た。
仕事で遅れて、しかも21:00にまた戻らないといけないという事態の中で焦って練習した。吉井に頼まれた、クラブを投げ入れるところの打ち合わせもできた。

7月28日(水)

MJFリハーサル(18:30~21:00)
駒場寮(21:20~22:00)
一体前(22:20~23:00)

閉め切られた駒場小体育館に入ると、みんなでオープニングの練習をしていた。横1列に並んで一斉に動くとなかなかの迫力だった。
リハーサル(というか音および照明合わせ)に挑んだのは、ジュニアの部がロディ、東、長、鹿島、ボスの5人、シニアの部が私と吉井、井口、松浦、今村、川井田の6人、司会の美緒、道具係のまる、音響のなぎさ、涼子、照明の丸岡、秋田、原、高幣、そして演出の泰三の面々。いやあ、ただのリハーサルなのに緊張した。
リハーサルのあと駒場寮の空き部屋? でシニアの6人でオープニングの練習をした。その後吉井と2人で真っ暗になった一体前で練習していたら、また守衛に怒られた。何でやねん。

7月27日(火)

一体前(19:30~21:20)

吉井、長の2人がいて、しばらくして沢田、秋田がやってきて、21:00近くなってから川井田、今村も来た。川井田はなぜかずっと寝ていた。
21:00過ぎてから外でオープニングの練習をしていたら、鍵を閉めに来た守衛に怒られた。外にいてもだめなんだ。
練習が終わったあと、残っていた6人で渋谷・道玄坂の「福ちゃん」までラーメンを食べにいった。火・木・日はゆで卵が食べ放題とかで、みんな猛烈に食べまくっていた。吉井は16個! あと、今村君の笑顔が素敵なのが印象的だった。

7月26日(月)

一体前(19:20~21:00)

大勢でオープニングの練習をしていた。泰三、川井田、今村、吉井、井口、森、東、中藤、やや遅れて沢田、秋田が来て総勢11人になった。これだけの人数で動くとそれだけで迫力がある。
今日もまたあまり練習できなかった。明日からはもう恥ずかしがらないでみんなの前で曲に合わせた練習をしよう。

7月25日(日)

一体前(16:30~21:00)

ちょっと早めに行ったのに、既に今村、沢田、そして誠司さんがいた。後から吉井、なぎさ、大神がやってきて、20:00近くになって泰三も登場。
今日は目一杯練習しようと思ってやってきたのに、MJF審査員でもある大神さんがいたため、シガーボックスの方はほとんどできなかった。その代わりにクラブソロの技を久しぶりにやって、できなくなっていることを知った。ボールの5カスケードでは初めて60回を越えた。100回は近いか?
右肩の裏あたりが痛む。練習で痛めたか?

7月24日(土)

一体前(18:20~21:00)

みんなでMJFのオープニングの練習をしていた。ビーンバッグを使ってカスケードを主体にしたダンス? で、なかなか楽しかった。練習していたのは泰三、川井田、今村、松浦、吉井の5人で、麻実さんがずっと見ていた。21:00近くになって誠司さんが一瞬だけ現れた。
私もオープニング練習に加わった。見てると楽しいだけだけど、実際にやってみるとかなり難しい。ルーティンもうろ覚えなら、曲に合わせることも大変だった。
今村君を親にして3人で10本のクラブでのフィードをやってみた。親は2回転セブン、子は4カウントを2回転で投げればいいので、実はそんなに難しくなかった。

7月22日(木)

一体前(19:30~21:20)

吉井がいて、終了間際に泰三、今村の2人が来た。
21:00過ぎてから体育館を閉める守衛が来たので、また怒られるのかと思ってびくびくしていたら、手品に興味を持っていて話しかけてきたのだった。ジャグリングは手品じゃないってば。

7月21日(水)

マラバリスタ(18:50~20:00)

久しぶりに吉野さんとパス。1回転セブンの相手をしてもらった。私の投げは回転が多くて距離が短いらしい。吉野さんのパスと比べると高さも低いし、今後はそのあたりに気をつけて練習しよう。
松波さんが来ていた。4月にも一度来ていたらしいけど、そのときは会わなかったので随分久しぶりになる。2年ぶりぐらいか?

7月20日(火・祝)

一体前(18:40~20:40)

みんな横浜の花火を見に行くと言っていたので誰もいないものだと思っていたら、井口さんがいてびっくり。
MJFルーティンを曲をかけながらやったら、井口さんに「すごい技をやっているのにほのぼのとした曲ですね」と言われた。逆に彼が通しているのを見て、止まっているべきところで無駄に動いていたので、それを教えた。やっぱり本番ではお互い最高のものを見せたいと思う。たとえライバルであったとしても、高いレベルで勝負をしたい。

7月19日(月)

一体前(19:20~21:00)

道具を残してみんなどこかに行ってしまっていた。1人で練習していると吉井、井口さん、脇坂さんなどが帰ってきた。遅れて川井田と今村が、さらに遅れて秋田と沢田が、それぞれやってきた。
川井田・今村ペアと加藤・秋田ペアで2回転セブン勝負をしたら、予想通り負けた。こちらが1回転セブンに対して彼らが1回転エイトをやっていい勝負なんだから、そもそも話になりません。その後川井田・秋田 vs 加藤・今村で1回転セブン勝負をしたらなかなかいい感じだった。

7月18日(日)

一体前(18:20~21:00)

やはり泰三君と吉井がいた。遅れて誠司さんがやってきて、入れ替わりに泰三君が帰っていった。今年のMJFのオープニングはすごいですよ、と言われた。何をするんだか。
誠司さんがクラブの4ファウンテン、ボールの4ミルズメス! 5カスケードとやっていた。昔は5カスケードで150回続いたとかで、そんなにできる人だとは知らなかった。どうりで2回転セブンが安定していたわけだ。
誠司さんの後輩? の女の子にシガーボックスを少し教えた。中箱飛ばしができると、喜んで仲間に自慢しに行っていた。ボールでは3カスケードや片手2個ができたので、かなりスジはいい。

7月17日(土)

マラバリスタ(18:00~21:00)

25日のお仕事に出る高幣と川井田を撮影するため、NHKが取材に来ていた。端っこの方にでも写してもらうべく、秋田君や星野さんと目立ちそうなことをやったけどだめだった。星野「写りたいと顔に書いてあるからだめなんだな」。
川井田と1回転セブンをやった。彼によると、私のパスは速くてまっすぐ飛んでくるから取りにくいらしい。できるだけゆっくり投げることと、クラブの最高到達点が2人の真ん中にくるように投げることが重要だと教えてくれた。確かに手前に投げるようにすると楽になった。
鈴木がパスを教えて欲しいというので、初めてクラブパスをやった。初心者の常としてパスをするときの腕の引きが甘かったので、とにかくそれに気をつけるように言った。練習を積めばじきにできるようになるだろう。
シガーボックスのピルエットでは右回りがやや下手になっていた。それとは対照的に、久しぶりに練習したオールターンピルエットが随分うまくいった。常にこれぐらいの成功率でできるといいんだけど……。
和泉田が一輪車の大会の場所を記した紙をくれた。時間がちょっと違っていたので気をつけないと。
夜、名古屋から峯村が泊りに来た。ジャグリングの話を中心にして、SYSTEM VII や Sudden Death のビデオを見た。

7月16日(金)

一体前(19:50~21:40)

泰三君と吉井が外で何やら話をしていた。中で1人で練習していると、珍しく秋田、沢田の2人もやってきた。やっぱり試験期間だからみんなあまり来ないようだ。
2回転セブンで初めて200回を越えた、と思ったらあれよあれよという間に300回も越えた。途中はふらふらだったけど、この分なら間もなくマラバリスタ記録の450回に到達するだろう。

7月15日(木)

コメディーナイト

吉井に誘われて、今度は「プランBコメディーナイト(略してプラコメ)」を見に行った。今回は2人だけで行った。プラコメの噂は聞いていたものの、実際に見に行くのは初めてだった。前売りで入場料1,000円。
私の知ってる人は出演していなかったけど、それなりに面白く参考になる部分も多かった。ましゅ & Kei の開演前BGM、ジョリジュリ企画「じじぃ空気入れ」、Kaja「ポップ」、ナナナ「催眠術」、コージとちから「田中さんと佐々木さん」、キシタカ「3分間ショウ」、Dai丸百貨店「Dai丸百貨店ショウ」、ケッチ!「球児」、Miki「夏の日の出来事」、丸ちゃん!「忘れたい」、ちから「説得」、キシタカ「10分間ショウ」、Dai丸百貨店「爆笑戦隊ディアレンジャー」と色んな人が色んな演目をやっていたので2時間があっという間だった。ちょっと客を使いすぎる嫌いがあったかな。
これを見たあとで一番強く思ったことは、やはりサンキュー手塚はすごいということ。これだけの人数でバラエティーに富む芸を披露しても、彼1人に匹敵するほどのものは作れていない気がする。

7月14日(水)

マラバリスタ(18:40~20:00)

シガーボックスで、泰三君が新しい技を教えてくれた。記号で書くと HHH:0L-1R-1:VVV で、彼は「金川という名前の技ですから」と言っていた。さらにサイトスワップでいうところの 5511 や 66111 みたいな技もやってみた。手渡しのときに箱を2~3回、体の周りを回すという技で、さすがに3回も手渡しをするのは難しい。

7月13日(火)

一体前(19:20~21:40)

井口さんと吉井がいた。3人がそれぞれ自分の練習を黙々とやっている、というなかなかの構図だった。
井口さんと「ボールをやっているとやっぱりシリコンは憧れだよねえ」という話をした。お互いジャグラーだなあと思った。

7月12日(月)

サンキュー手塚単独ライブ

吉井に誘われてサンキュー手塚の単独ライブを見に行った。一緒に行ったのは他に秋田、原、森の計5人。前売りで入場料2,000円だった。
サンキュー手塚は照明と、特に音響の使い方がとてもうまく、ああこんなのやりたいなあと思わせるステージだった。演目は「出発デッキより」「立ち上がれ」「山小屋への道」「最後の乾杯」「出発の時」「世紀末のたねあかし1」「LEVEL」「世紀末のたねあかし2」「宇宙から」「世紀末のたねあかし3」「陰の風紀委員」「地球の灯は…」と一応区別はあるみたいだけど、全体がスムーズに流れていて、完全に区切られた感じではなかった。

7月11日(日)

自宅(18:30~19:30)

雨が降っていたし、曲に合わせたり鏡を見たりしたかったので、今日は一体前には行かずに家で少しだけ練習した。曲に合わせてもそれほど忙しくはなかったが、失敗したときのリカバリーが遅れるのが課題だった。

7月10日(土)

マラバリスタ(18:00~21:00)

MJFのステージに立ってみた。かなり奥が深いので、今まで思っていたよりも後ろに下がったところでやることになりそうだ。練習の終わったあとにMJF登録用紙ももらった。頑張ろう。
久しぶりに裕治さんとクラブパスをした。裕治さんはたまにしかパスしないので、2カウントがあまり続かないのはまあ予想通りだった。ところが3カウントや左の4カウントがあっさりできたのにはびっくり。なぜ? どうして?
デュベがシリコンボールの新しい色を発売したようなので注文しておいた。True Red という色で、要するに赤。値段が他のボールより若干高めになるのは、それだけ赤というのは難しい色だということなのだろうか? これ1個だけ頼むのも何だったので、他に白のシリコンボール2個と革のビーンバッグ7個、それにデビルスティックの本を頼んだ。
4ボールジャグリングの本を川井田と今村に見せた。結構気に入ったらしくて、川井田はすぐに自分の分を注文していた。
和泉田が一輪車の国内大会の日程を教えてくれた。7月24日(土)の朝9:00から深川スポーツセンターで。なるべく都合をつけて見に行こう。

7月9日(金)

一体前(19:30~21:30)

川井田と吉井が外にいて、夕飯を食ってきた松浦と今村があとからやってきた。
吉井と2回転セブンをやったが、彼は初めてとは思えないぐらいうまかった。初めのうちってそんなに安定して2回転投げられるもんじゃないぞ。

7月8日(木)

一体前(19:30~21:50)

川井田が外で練習していて、あとから吉井が、21:00ごろに高幣がきた。
シガーボックスのMJFルーティンを川井田と吉井の前でやってみた。曲なしなので適当にはしょったり、やり直したりしながらだったけど、やはり人前で演じるのは難しい。決めるべき技が全然決まらなかった。
吉井とのクラブパスは200回を越えた。しかし吉井はよく疲れも緊張もしないであっさり200回続けられたと思う。私なんて100回を越えたあたりで足踏み状態だったのに……。明日からはいよいよ2回転セブンをやろう。

7月7日(水)

マラバリスタ(19:30~20:00)

仕事で遅くなってほとんど練習できなかった。社会人っぽい人が何人も来ていたけど、結局誰にも話しかけることができなかった。

7月6日(火)

一体前(19:30~21:30)

吉井が外で練習していて、あとから泰三、今村、高幣の3人がやってきた。
泰三君がシガーボックスの技を遊びながら開発していた。図らずもブライアン・パッツと同じ技ができたり、おや? と思えるような動きをしたりしてなかなか楽しい。やはり精神的に余裕のあるときでないと新技は開発できない。
MJFルーティンの間奏の部分で、箱を使ってアルファベットを作るというのはどうか、と吉井が教えてくれた。これはかなりいけそうだ。あるいは手品っぽいことが何かできればそれでもいいと思う。

7月5日(月)

一体前(19:10~21:00)

今村、吉井、そして珍しく花沢が来ていた。花沢君は、間違えて送られてきた風船を吉井に渡すために来ていたらしい。21:00ごろ図書館帰りの泰三、丸岡がやってきた。
MJFルーティンを今村君が見ていて、間奏の休憩するところがちょっとたるいと言っていた。自分でもそうじゃないかと思っていたので、もう少し考えてみよう。

7月4日(日)

自宅(19:00~20:00)

なんか暑くて出かける気がしなかったので家で練習した。あまり負担のないように、シガーボックスのMJFルーティンの通し練習を何度かするだけに留めておいた。それでも結構汗をかく。
MJFルーティンを初めて曲に合わせて通してみた。時間的には思っていたほど忙しくはなかったものの、1か所ミスるとそのあとしばらく技ができなくなり、あせって続けようとするとガタガタ崩れることが分かった。落ち着いて確実に決めれるように練習する必要がある。曲をかけないときは若干速いテンポでやっておくと、いざというときに慌てなくて済むのかもしれない。

7月3日(土)

マラバリスタ(18:00~21:00)

3時間みっちり練習するとさすがに疲れる。雨が降っていて蒸し暑かったこともあって、Tシャツは濡れていない部分がないまでに汗をかいた。

7月2日(金)

一体前(19:10~21:00)

初めに今村、川井田、泰三の3人がいたもののすぐに帰ってしまった。今日は2年会とかで2年生は誰も来ないらしい。21:00ごろ再び泰三君が登場。図書館が閉まるまで勉強してきて、でもやっぱりジャグらないと気が済まないとか。
オールターンピルエットは、自分がこれまで思っていた以上に高く上げるのがいいことが分かった。高く上げればそれだけ余裕があるわけだし、回ったあと体勢を崩さないようにできる。それに多少回転が少なくても何とか対処する(甲斐性を発揮する)こともできそうだ。

7月1日(木)

一体前(19:10~21:00)

初めに松浦、川井田、吉井の3人がいて、あとから泰三、沢田、秋田の3人が、21:00過ぎに高幣がやってきた。2年生は幼稚園でやるお仕事の練習をしていた。
今日からルーティンの曲に沿って、1番、2番、……という区切りで練習することにした。かなりスローテンポでやっているにもかかわらず、追いつけなくて落とすことも多かった。本番までに間に合うのだろうか?