2001年8月の日記

8月31日(金)

一体前(19:30~20:20)

仕事の途中で抜け出して少しだけ練習した。しばらくするとしんちゃんが登場。
縄跳びレベルの低い私は自主練をすることにした。普通の前方順跳びを100回やっただけでもうふらふらになってしまった。2回旋(二重跳び)なんて体力的に続かない。今後少しずつ回数を増やしていくか、それともできる範囲に縮小するのか?
一昨日のダブルダッチの影響で軽い筋肉痛になっていた。歳を取ると2日後に筋肉痛になるという話をよく聞くけど、自分も本当にそうなったので驚いた。なぜ時間がたってから筋肉痛になるのか? もっと歳を取ると3日後、4日後とかいう感じでどんどん遅れていって、いずれ筋肉痛を感じないようになるんだろうか?

8月30日(木)

ラーメンズ特別公演「零の箱式」(19:10~21:10)

地下鉄丸の内線新宿御苑前駅の近くにあるシアターサンモールにラーメンズのライブを見に行った。前売3,000円の全席指定で、5分で完売というすさまじいチケット争奪戦だったにもかかわらず、C列8番(前から3列目のど真ん中)という絶好のポジションが取れてしまった。全部で300席ぐらいか。今日の公演にはおぎやはぎの2人とバナナマンの日村が来ていたらしい。
第1回公演「箱式」から第4回「完全立方体」までの中から選り抜きのネタを持ってきたという話だった。ゲスト(?)が3人いて、ネタによっては登場する。内容は「現代片桐概論」「文庫本」「タカシと父さん」「釣りの朝」「かわいそうなピンクの子犬コロチンの物語」「片桐教習所」「日本語学校(フランス篇)」「小さな会社」の8本。ネタが終わると一旦暗転し、数秒後に次の準備のために暗い照明をつける。この間は音声のみによるネタを披露していた。ラーメンズの2人は暗転している間に退場しないで、少しだけ見える状態でそそくさと帰っていくのがおかしかった。うまいなあ。
片桐教習所がすごい! 一歩間違えばスタンディングオベーションしていたと思う。受講生の小林が片桐の物真似をして、それを片桐が誉めたり煽ったりアテレコしたりするというネタだけど、この直前までにやったネタの片桐的な動きを連発していて爆笑。最後に片桐になるというオチも秀逸だった。その他、速読術とグッドデザインカンパニーがハイレベルで面白かった。
ラーメンズのすごさは、徐々にシチュエーションを作り上げていって、ある臨界値を越えたらもう笑いっぱなしになるところだと思う。1つ1つのセリフに面白いものもあるけど、総合的に評価されるべきネタが多い。

8月29日(水)

マラバリスタ(18:20~20:00)

尾崎がダブルダッチ用のロープを持ってきたので、みんなでやってみた。かなり楽しく、気付くとこれだけで練習が終わってしまった。跳ぶ人(ジャンパー)よりも回す人(ターナー)の方が大変で、私にとってはそっちの方が面白そうだった。これから練習してうまくなりたい。
縄跳びをやりたいと言っていた私と尾崎、高木、茂木の4人が集まって今後どうするかという話をした。結論としては、駒場祭ではちょっとつらいのでMPFでしっかりしたものを見せようということだった。そのために練習日には時間を決めてダブルダッチ等の練習をすること、私と尾崎は駒場祭でも出る方向で、2人だけでできることを考えることにした。
練習には今瀬やポッサムの鈴木などが来ていた。中川に「1年会をするなら、少しでいいから五月祭の司会の話をしてほしい」と頼んでおいた。
尾崎にビデオと本を返した。

8月28日(火)

アンタッチャブル単独ライブ「ポムリャウプ」(19:10~20:50)

新宿の SPACE107 へアンタッチャブルのライブを見に行った。前売3,000円で全席自由席だった。開演直前に入ると後ろの方の右端の席しか空いていなかったけど、それほど問題になることはなかったように思う。
オープニング映像は2人が会場の「SPACE107」を間違えて渋谷の「109」に来てしまったというネタで、渋谷からここまで走ってくるシーンを流していた。映像で会場に到着するところまで見せてから2人が登場し、漫才による自己紹介があって、そのあとコントが5本続いてクロージング。コントはお化け屋敷のバイトの面接、隣に引っ越してきた住人がうるさい、「テンション最強伝説」、運動会の組体操、5千万円の借金をどうやって返すか? という感じの内容だった。
個人的には自己紹介漫才が一番面白くて、コントはどれもそこそこといった感じだった。柴田のハイテンションなツッコミが面白いと思うので、山崎の方が立場が上になる話(お化け屋敷)や同じ立場(組体操、借金)、間が空きすぎてしまう話(引っ越し)などはあまりよくなかった。もっと漫才を増やした方がよかったのではないか?
構成的には、映像や暗闇の中で音声を流してその間に着替え、続きを2人が演じるというスタイルだった。これは手法としては正しいと思うけど、暗転時間が長かったこととずっと同じ手法に頼っていたことが気になる。途中に漫才を入れるなどの変化がほしかったと思う。

8月27日(月)

一体前(18:10~19:40)

久保と松垣がいて、松垣は長や伊藤の出演する大道芸を見るために高円寺に出かけていった。我々はやや早めに家路につくことにした。突然雨が降ったり止んだりで湿度が高かった。
一体前の天井の高さでダブルピルエットをするのはかなり大変だ。特に今は途中で足を地面につける方法でやっているので、ぎりぎり間に合わないことがある。それに今日は湿気が多かったせいかすぐに気持ち悪くなってしまった。
クラブでは5クラブの練習として始めた 55550 が2回ほどできた。2回転の高さを5だとしているので手が慌しい。慣れるまで大変そうだった。
昨日イクスピアリで見たジャグラーは、何とパトリック・マグワイアだった! まじかよお? 確かに5ボールのフォースバウンスでゆっくりと1周していたっけ。

8月26日(日)

イクスピアリ「フェストオペラ」(19:10~19:35、20:40~21:05)

JR舞浜駅南口を出て左側、ディズニーリゾート内にあるショッピングモール・イクスピアリまでフェストオペラを見に行った。公演はセレブレーション・プラザと呼ばれる屋外広場で無料で行なわれた。去年見逃して悔しい思いをしたので、再演してくれてとても嬉しい。
少し早めに行ったのに既に座って待っている人たちもいて、私も慌てて場所を確保した。座席などはなく、前の方の人は地面に座り、後ろの方の人は立ち見だった。20分強なので立っていてもそれほどつらくはない。逆に座ってしまうとステージ上で行なわれている演技が見づらいという難点がある。私の場合1回目は間近で座って見て、2回目は2階から見下ろす形で見学したけど、2回目の方が全体が見渡せていい感じだった。
演目はエアリアルバレエ・イン・シルク、ボールジャグリング、回転するポール上でのアクロバットの3つで、歌と優雅な踊りと光と音とシャボン玉やスモークなどの演出で幻想的な雰囲気を醸し出していた。ジャグリングは3ボール、アストロボールによる3~5ボール、5および7バウンスでかなり高度な技までやっていた。
出演者が誰かということを知りたかったので、帰りがけにインフォメーションで尋ねたところ「会社として公表していません」と言われてしまった。「これはイクスピアリのショーであってそれ以上でもそれ以下でもない」ということらしい。去年のジャグラーはリード・ベルストックだと分かっていたけど、今年は違うみたいだしあれは誰だったんだろうか?
1回目と2回目の合間に近くのファーストフード店「セガフレード・ザネッティ」で夕飯を食べた。現地で合流したYDCの飯田さん、奥田さん、柳沢さん、小野が一緒だった。

8月25日(土)

マラバリスタ(18:00~21:00)

2週間ぶりのマラバリスタに行ったら、知らない人がたくさんいた。東京農工大の人がサークルを作りたくて見学に来ていたのと、北里の人……あれ? ちゅちゅむだ。しばらくこっちにいるらしい。
うたや尾崎や香耶子やまゆあたりと駒場祭についてあれこれ話した。うたが実験ステージのネタで縄跳びを使いたいと言っていて、尾崎は完全に縄跳びで出場する気でいて、香耶子とまゆはネタに縄跳びを使うらしい。何でそんなに縄跳びがかぶっているのか? 尾崎プロデュースの縄跳びには高木も興味を示しているらしくて、茂木が捕まればかなり面白いことができそうだ。
川井田がEJCで仕入れてきた技を練習していた、というか練習に付き合わされた。2人で向かい合って行なうスティールで、1カウントのかなりのスピードでクラブを交換していくものだった。難しいけど、できるようになると段々楽しくなってくる。
尾崎からダブルダッチのビデオと縄跳び教本を借りた。名古屋土産のみそサブレをみんなに配って、斎藤、ロディ、拓馬からそれぞれ土産をもらった。

8月23日(木)

YDC(18:40~21:00)

JJFも終わって時間に余裕ができたので久しぶりにYDCに行った。急遽誘った東と桜木町で待ち合わせて体育館へ。来ると思っていた曽我部と川井田は来なかったけど、中川が普通に遊びに来ていた。
小学生の兄弟がいて、ディアボロとクラブやリングなどやっていた。クラブは3回転カスケードができるし、リングは4ファウンテンができる。彼らがこのまま練習を続けていったらすごいことになりそうだ。
休憩がてら、その辺で練習している人たちにちょっかいを出した以外はずっとクラブパスをしていた。ウォーミングアップのつもりで5ボールをしばらくやっていたら200回を越えて自己記録を更新してしまった。
練習後、近くの居酒屋「白木屋」で飲み会。私と野地さん、飯田さん、裕治さん、能見さん、奥田さん、小野、青木、前田など計13人もいた。

8月21日(火)

一体前(19:00~20:00)

台風が近づいていて雨も激しくなってきたので少しだけ練習して早々に退散することにした。
ディアボロを少しまじめにやろうかと思って持ってきた。でも回転がうまくかからない。スピードループなんてどうやってやるんだろう? 誰かに今度ちゃんと教えてもらおう。

8月20日(月)

一体前(19:30~20:30)

誰もいなかったから1人で練習していると、20:00過ぎに曽我部がやってきた。
久しぶりのボール & クラブで感覚を失っている。5ボールも続かなくなってるよなあ。
今度の木曜日に曽我部とYDCへ遊びにいこうという話になった。

8月16日(木)~8月18日(土)

JJF2001

参加者はマラバリスタ方面から私とロディ、尾崎、井上、松垣、小野、しんちゃん、あおたく、井口、松浦、中嶋、大村、キャップマンなどで、全体で120人ほど。最後まで名前の分からない人がたくさんいたほどの盛況ぶりだった。ゲストのブライアン・パッツ、Dr.ニャートン、クーピー、ますだ美季や、たまたま日本にいたリディファイニング・グラビティも参加していた。ゲストステージにはボス、久保、永野、ゆめ、三矢、曽我部も来ていた。
去年よりも参加者は増えていたし、チャンピオンシップはとんでもなくレベルが高くなっていた。ちなみにチーム1位はドーナツライブでも見たシンクロニシティ、個人1位はデビルスティックの上田寛、2位は高速3ボールで会場を大いに盛り上げた佐藤信春、3位は「ディアボロ界のカリスマ」矢部亮だった。観客票の比重が高すぎることに疑問はあったものの、まあまあ順当な結果だったと思う。上田さんに対しては何人かがスタンディングオベーションもしたことだし。矢部は経験不足だったね。
私は3日目午前にあったフリーパフォーマンスステージにシェイカーカップの「恋のお返し」ルーティンで出場した。他の出場者ではロディの皿回しと竜半のボールルーティン、それにジャグフライの斎藤さんのコンタクトがよかった。近藤さんのアーチェリーの新聞紙切断には竜半と2人でスタンディングオベーションをした。
全てのイベントが終了したあと、近くの居酒屋「魚民」で打ち上げ。30人ぐらいいて大騒ぎだった。

8月15日(水)

一体前(19:00~20:00)

しんちゃんが帰るところで、後から久保と松垣も来た。
ようやく久保にゲストステージチケットを渡すことができた。松垣は明日から名古屋で開かれるJJF2001へ行くため、大垣夜行の待ち行列に並ぶべく早めに帰っていった。

8月14日(火)

一体前(17:50~18:00)
デビッド・カッパーフィールド公演「ポータル」(19:00~20:40)

久保にJJFゲストステージのチケットを渡さないといけないのに連絡が取れない。一体前を覗いても来ていなかった。その代わり(?)南里、曽我部がいて、伊藤と松垣もやってきた。
急遽デビッド・カッパーフィールドの公演を見ることになり、有楽町の東京国際フォーラムまで行ってきた。5,000人収容のホールAの後ろの方の席だったにもかかわらずS席なので12,000円だった。
正式な演目名は分からないけど、オープニングの登場、鉄板のすり抜け、指輪のテレポート、人体伸縮、月のカード、2人の美女の消失と出現、ビデオ「炎のトルネード」、体のストレッチ、腕の切断、空箱からの出現、アヒルの移動、地球の裏側への移動、バイクの瞬間移動といった感じだった。アヒルの移動はエド・アロンゾがやっていたのと同じネタ、体のストレッチはナポレオンズの「頭ぐるぐる」を体全体で行なうもの、月のカードは観客全員が行なうセルフワーキングトリックだった。
どの現象も不思議で、演出が凝りに凝っている上に現象そのものも演目間の繋ぎも極めてスムーズで時間がたつのを忘れさせるほどだった。にもかかわらず面白くない。なぜだろう? 私がイリュージョンというものを見飽きてしまっているからなのだろうか? 手品に対する興味を失っているということなのだろうか? 座席が後ろ過ぎたというのは間違いなく影響していると思う。そもそもこれだけ大きなホールで手品を演じること自体無理な話だ。観客500人ほどのホールが大きさとして限界だと思う。

8月11日(土)~8月13日(月)

夏合宿

参加者は浅利さん、吉積さん、ちょりさん、健亮さん、郡山さん、吉野さん、今村、奥田、花沢、和泉田、真弓さん、麻実さん、秋田、佐野、原、南、女王、あじゃ、おっちゃん、三矢、佑子、竹本、佳子、長、鹿島、永野、三芳、ロディ、尾崎、高木、井上、久保、隈ちゃん、良美、恵利子、潮、南里、日子太、伊藤、笹尾、茂木、山内、渡辺、梅原、ぐっちゃん、豊田、うた、おばきゃん、春佳、佳代子、つっちー、まゆ、白井、曽我部、拓馬、黒田、トム、古泉、中澤、稲垣、大五郎、神谷、武田、北郷、蒲生、翔一、宍戸、土居、小野、ちゅー、小澤、原、金野、飯田、高瀬ぐらいか。
今年は2日目からの参加だった。昼過ぎには着くつもりでぐっちゃんと待ち合わせて列車に乗ったら、乗り継ぎの悪さとか大雨による徐行運転とかがあって到着は17:30ごろ。実に6時間もかかってしまった。
記録会、3カスケード女子の部は小野、1年男子の部は白井が優勝した。白井は7,710回だった。5ボールバトルは尾崎、7クラブバトルは吉野・佑子ペア、ジョグリングリレーはちょりチームが勝った。
徹ジャグは体育館が使えて快適な環境だった。日の出になったので終了して、最後まで残った7人で海と朝日を見に海岸へ行った。砂浜にみんなで円陣になって5分間カスケード。今年は徹ジャグの日がちょうどペルセウス座流星群の極大日でもあったため、流れ星も1時間で20個ほど見ることができた。

8月10日(金)

プレ徹ジャグ(6:00~8:00)

今年はマラバリスタの夏合宿に出席するものの、初日の今日は仕事で行けない。そこで去年と同じようにプレ徹ジャグに出勤前の2時間だけ参加した。去年はわざわざ渋谷までやってきたけど、今年は通勤途中だ。
青森からちゅちゅむさんが来ていた。4シガーボックスがめちゃめちゃ安定していて驚く。少し教えてもらったけど、日ごろから4シガーをやって持ち上げや中抜きを安定させていないと無理だと思った。竜半は寝坊して来れず、玲は早朝だけ参加していた。

8月9日(木)

まめぞう(18:40~21:30)

突然暇になってしまったので、中野区の野方というところで練習しているジャグリングサークル、まめぞうに行ってきた。20人以上来ていて、何と小平からしんちゃんと夢も参加した。
今日はたまたま発表会とかで、みんなの演技を見ることができた。結構レベルが高く、ミサキのディアボロとchieさんのデビルは、そのまま演じたらMJFシニアでも勝てると思った。私は見ているだけのつもりが、シェイカーカップの「恋のお返し」ルーティンをやらされてしまった。
ライト付きシガーボックスを自作してる人がいた。箱の両側にスイッチがあって、両方とも押さえられた場合のみ明かりが点く構造になっており、ライト付きシガーを真ん中で挟めば点灯する。強度的に問題なければ使えそうだった。
練習後、野方駅近くの居酒屋「和民」で飲み会。17人とかいてぎゅうぎゅう詰めだった。帰宅は翌日1:00ごろ。渋谷でマラバリスタ合宿のプレ徹ジャグをしている1年生数人と遭遇した。

8月8日(水)

マラバリスタ(18:30~20:00)

山内が「MJFが終わったからリラックスしてジャグれる」と言っていた。私も久しぶりにディアボロをやったら全然できなかった。
白井がいたのでMJFのこととか話した。本人はまた出たいようなことを言っていたのでちょっと安心。
今日のビデオ鑑賞会はほとんど人が集まらなかったらしい。考えてみたら1週間以上も前に告知したっきりだから忘れられていても仕方ない。MJFのときは全くそんな余裕がなかったけど、事前に誰かに告知のことだけでも頼んでおくんだった。長にばかり負担をかけてて、反省。
長からシガーボックスが返ってきた。秋田にCDを返した。

8月7日(火)

一体前(18:50~21:00)

久保がいて、20:00過ぎにしんちゃんもやってきた。
昨日の新品カップに懲りて今日はずっと使っていた方を持ってきた。するとこれはこれでゴムがぽろぽろ取れる。「恋のお返し」ルーティンのおさらいをしようと思い、曲に合わせて始めたはいいけど途中で続けられなくなってしまった。ボンド携帯しようかな。

8月6日(月)

一体前(18:50~21:00)

他のサークルの人も含めて誰もいなかった。そういえば大学は夏休みだから当然か……とか思っていたら久保がやってきた。昨日は久保と、金本もいたらしい。私はMJF明けで来る気力がなかった。
ボールやクラブを本格的に練習するのは久しぶりなのでリハビリが必要かと思ったら、意外とそうでもなかった。むしろ調子よかったかも。
シェイカーカップの新品を下ろして使ってみた。長が言っていた通りで、やりにくいなんてものじゃなかった。カップを構成する金属同士の摩擦が強すぎて、思ったように離れてくれない。2個扱うのが精一杯だった。
MJFのときに松垣が言っていたシェイカーカップの中抜きは、実際にやってみると簡単だった。スプレッドが綺麗に開かないと無理かと思ったのに、逆に強引に引っ張り出すこともできて成功率がかえって上がってしまった。こんなに簡単ならやっときゃよかった。ついでに外抜きも練習してみたけど、こちらは難しい上にできたときのインパクトも薄いので今ひとつ。

8月4日(土)

一体前(14:00~15:30)
MJF(18:00~20:00)

出場者は16:00に駒場小体育館集合で、スタッフはもう少し前から会場準備をしているため、一体前に来た人は意外と少なかった。本番に向けて練習していた芸人と三矢ぐらいか。
MJF出場者は、ジュニア部門が曽我部、小野 & 中川、白井、稲垣の4組5人、シニア部門が笹野、うた、丸岡 & 吉井、山内、ボス、東、尾崎、長、ロディ、加藤の10組11人で、当日抽選の結果この順番になった。審査員は今村(審査員長)、泰三、しんちゃん、鉄人、浅利の5人で、司会・まゆ、照明・永野、久保、井上、音響・つっちー、道具・ゆう、ビデオ・伊藤、雑用・南里、制作・高木てな感じだった。
ジュニア部門はグランプリが曽我部、2位が小野 & 中川ペア。シニア部門はグランプリが私、2位がロディで、3位は東とうたの2人が同点だった。リハーサルを見た限りではロディが勝ったと思ったけど、本番は出来がいまいちだったらしい。彼が2位でコールされた瞬間に私がグランプリになったことが分かった。かなり冷静だった。オーバーザヘッドのみで勝負した笹野はもう少し評価されてもいいと思う。打順が不利だった(10組もあるとトップバッターは忘れられがち)ことは否めないだろう。
今回の自分のコンセプトは「短いルーティンで難易度も低いけど完成度の高いものを作る」で、ノーミスで演じきることが最大の目標だった。本番では2ドロップ3ミスで、決め技を2つ見せられなかったことに悔いが残る。しかし、見ていた多くの人に「やっぱりミスが少ないっていい」と思ってもらえたようなので、それは収穫だった。
会場には、今日別の場所でワークショップを開いたトニー・ダンカンも見に来ていた。打ち上げの席で、山内が自分の演技を振り返って「ほとんど何もできなくて悔しい」と言っていたのがちょっと嬉しかった。失敗を悔しがることのできる人は絶対に伸びる。久保からIJAのビデオが返ってきた。1993年のジュニアと1994年のチャンピオンシップの2本。

8月2日(木)

一体前(19:10~21:00)

ロディと永野、まゆ、山内、松垣がいた。MJF出場者はともかく、松垣が最後まで残ってシガーボックスをやってるのが不思議だった。どこかで見せるんだろうか?
通し練習するとみんなが座って見てくれる。アドバイスとかは特にないけど、拍手してくれるのと、何と言っても本番さながらの緊張感が出るのが嬉しい。このルーティンを初めて人前でやったときと比べれば格段に落ち着いてできるようになったと思う。手は相変わらず震えるけどね。
山内もロディも通してくれた。山内は昨日に比べたらミスも少なく、かなりよかったと思う。ロディのボールは普通に格好いい。
本日は2回ノーミスでできた。平均しても1ミスを下回ったと思う。照明とかのコンディションがよければ1ミスで通す自信はある。目標はあくまでノーミスだけど。

8月1日(水)

MJFリハーサル(18:00~21:00)

いつもの駒場小体育館でリハがあった。出場芸人全員と、スタッフもおそらく全員揃っていた。今年は高木を中心に3年生が前々から準備をしていたこともあって極めて順調に進んだと思う。本来こうあるべきだろうな。
尾崎が全く見れず、東も横からしか見れなかったけど、それ以外は全員の通しを正面から見ることができた。ジュニアのレベルが高くて、今年ジュニア部門でなくて本当によかったと思う。シニアは結局いつものような感じに収まりそう。
リハ終了後は当然のように打ち上げがあり、当然のように参加した。渋谷の「甘太郎」で参加者は私と長、久保、永野、高木、山内、笹尾、曽我部、ちょりさんの9人。リハ打ち上げというのは何か中途半端な感じもするけど、3日後に本番を控えた緊張感があって自分や他の芸人のパフォーマンスについてみんなで語り合えるから、かなり好きな飲み会だ。