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3月3日(日)

ながめくらしつ「この世界は、だれのもの」(15:00~16:10)

ながめくらしつの新作公演を見るために小金井の現代座ホールまで行ってきた。前売3,500円で自由席。50ほどの座席のうち8割ぐらいが埋まっている感じだ。
ジャグラー1人、ダンサー2人、サーカスアクター1人、ピアニスト1人という構成で演目間の区切りはなく、全体を通して1つの作品になっていた。ボールやリングを投げるシーンや机や椅子を利用するシーン、太いロープを引っ張りあうシーンなどもあったものの、全編が同じテイストのコンテンポラリーダンスだったと言える。
うーん、つまらなかったというのが正直な感想だ。「他者への関心」というテーマがあり、何らかのメッセージなり問題提起なりがあるんだろうけど、それは伝わってこなかった。ジャグラーがいるのにジャグリングがあまりなく、サーカスアクターがいるのにサーカスアクトがほとんどなく、ピアニストが舞台を見ないで楽譜だけ見て演奏する理由が分からない。