ジャグリング入門

ここではジャグリングの基本中の基本である、3ボールカスケードのやり方を解説します。ちょっと訓練すれば誰でも箸を持つことができるように、ちょっと練習すれば3ボールカスケードは誰でもできるようになります。

3つのボールでカスケードをするためには、まず1個のボールを投げることができなければなりません。1個を投げることができたら次には2個、そして3個というように投げるボールの数を次第に増やしていきます。

カスケードは基本中の基本ですので、どの技よりも最初にマスターしてください。これができなければそれより難しい技はできませんし、これができてしまえば他の技も何とかなります。

ボール1個の投げ方 (1-Ball Toss)

1-Ball Toss
概要

ボール1個の投げ方です。

予め修得しておきたい技

特になし

サイトスワップパターン

300

練習方法

ボール1個だけを持って、反対の手に投げる練習をします。右手で左に投げる分にはほとんど問題はないでしょうが、逆に左から右へ投げるのは意外に難しいものです。左右どちらの手からでも綺麗な放物線を描いて投げられるように練習しましょう。

ボール2個の投げ方 (2-Ball Chase)

2-Ball Chase
概要

ボール2個の投げ方です。

予め修得しておきたい技

ボール1個の投げ方

サイトスワップパターン

330

練習方法

左右に1個ずつのボールを持って交互に投げます。練習を始めたばかりのときは左、右の順に投げるといいです。利き手が右手だと右から投げがちですが、そうすると左手のボールを投げるときに落ちてきたボールにも対処しなければならず、かえって難しくなります。

初めのうちはボールを投げるだけで、受け取らなくても構いません。受け取ろうとしてあせって投げるよりも、両手で同じ高さに同じ軌道を描いて投げられるようにすることの方が重要です。それができるようになったら、左手のボールを投げる → 右手のボールを投げる → 右手でボールを受け取る → 左手でボールを受け取る、という一連の動作を練習してください。それもできるようになったら左右の手を入れ替えましょう。

カスケード (3-Ball Cascade)

3-Ball Cascade
概要

3ボールのカスケードは欧米では最もポピュラーな投げ方で、日本人が2個のボールでお手玉(シャワー)をするように、これのできる外人は多い。1個のボールを反対の手の方に投げ、それが落ちてきたら持っているボールをまた反対の手の方に投げる、という動作を繰り返します。

予め修得しておきたい技

ボール2個の投げ方

サイトスワップパターン

3

練習方法

右手に2個、左手に1個のボールを持って、右、左、右の順に投げます。最初のうちは投げるだけで受け取らなくていいです。3個のボール(特に3個目)がうまく投げられるようになったら、受け取ってみましょう。3個投げ終わった段階で左手に2個、右手に1個のボールを持っていることになるはずです。今度はこの状態から左、右、左の順に投げる練習をしましょう。

右、左、右、および左、右、左、がともにできるようになったら、次は右、左、右、左、と4個連続して投げてみます。これもできるようになったら、左から4個連続、次は右から5個連続、そして左から5個連続という感じで連続回数を増やしていきます。5個連続ができるようになれば、ずっと続けることもできます。何回キャッチできるか試してみましょう。

3カスケードに限らずどんな技を練習するときもそうですが、まずは10キャッチを目指しましょう。それができたら20キャッチ、30キャッチと上げていきます。最終的に連続100キャッチを目標としましょう。練習を終えたら「今日は何回できた」ということを記録しておくと、自分のレベルが上がっていくのも分かるし、練習の励みにもなるのでお勧めです。

注意点

投げたボールの軌跡を目で追わないようにしましょう。ボールの軌跡の頂点付近の空中を何となく眺めるようにしていれば、ボールは自然と手の中に落ちてきます。逆にボールを追いかけてしまうとその後の動作が遅くなる上、軌跡も安定しません。

落ちてきたボールと投げ上げるボールとがぶつかることがあります。これを避けるには、ボールはなるべく外へ外へと投げるようにします。投げるときにボールを離す位置は体の正面です。正面で投げて外側で受け取る、ということに気を付けて練習してください。

また、投げているうちにどんどん前へ進んでしまうことがありますが、これは投げたボールの軌道が前方にぶれているためです。一度歩き出すと加速がついてしまうので、その場に留まるように我慢するか、座って練習するようにしてみてください。

参考までに

ボールを1個投げたあと次のボールを投げるタイミングは、投げたボールが放物線の頂点に達したときになります。初心者のうちはこれが遅れがちになりますので、ボールを投げたら、それが頂点に達する前に次のボールを投げる動作に入ってください。

3ボールカスケードは、まじめに練習すれば普通の人なら3日でできるようになります。どんなに遅い人でも1週間練習すれば必ずできるようになります。諦めずに頑張ってください。