シルク・ドゥ・ソレイユのレポート

サルティンバンコ

シルク・ドゥ・ソレイユ6番目のショーとして1992年に始まった公演で、現在見ることのできる最古のショーでもあります。このころまではまだ昔のサーカスの面影を残しています。
日本には1994年と、2000~2001年にかけてやってきました。私自身は1994年の来日時は見ていなくて、2000年の公演でようやく見ることができました。

2000年東京公演

1回目 : 2000年10月17日(火) 19:00~21:30
初めて見たサルティンバンコでしたが、すごい技を見せられては叫び、クラウンに爆笑し、幻想的な演出に鳥肌が立ったりして、とにかく楽しいステージでした。SS席1万1000円を払う価値は十分あったと思います。
この日の演目は

  1. アダージオ
  2. チャイニーズポール
  3. クラウン(音)
  4. ダブルワイヤー
  5. ジャグリング
  6. ボレアドーラス
  7. ロシアンスイング
  8. ソロトラピス
  9. デス
  10. クラウン(決闘)
  11. ハンドトゥハンド
  12. バンジー

でした。6.と7.の間に25分の休憩が入ります。前半1時間、後半1時間強で、え? もう終わり? というぐらい短く感じました。
ジャグラーはマリア・チョードゥで、サルティンバンコのビデオのミゲル・エレラとほとんど同じ3~7ボールのルーティンをノーミスで演じきっていました。

2回目 : 2000年12月3日(日) 16:30~19:00
このときの座席はDブロック3列1番で、ほぼ正面の座席でした。当時はまだそれほど知名度がなく、早い時期に予約すれば簡単にいい席が確保できました。
この日の演目は1回目と全く同じで、1回目よりも自分に余裕があって、本筋とは関係ないところで動いている人たちに特に注目しながら見ることができました。そうすると、目立たないところで色々やっていることが分かって楽しい。誰も見ていなくてもちゃんと演技しているのがいいですね。
マリア・チョードゥのジャグリングはこの日も完璧でした。ロシアンスイングでは1か所だけ失敗してやり直した技がありましたが、それも2度目にはきちんと決めて、さらに盛大な拍手をもらっていました。

3回目 : 2000年12月14日(木) 19:00~21:30
只券をもらったので行ってきました。座席はBブロック3列9番で、SS席にも関わらずかなり横から見る位置でした。座席によって見え方が違うということは何度でも新鮮な目で見れるということで、それはそれでいいことだと思います。ただ、料金が全く同じというのはどうかと思いますが……。
演目は今までと同じで、違っていたことと言えばボレアドーラスがソロだったことと、マリア・チョードゥがトスの6ファウンテンでボールを落としたことぐらいです。
この日、クラウンのエディの標的になったのはサラリーマンと思しき中年男性でした。嫌がりつつもエディや観客の拍手に乗せられて結局全てやってしまい、その様子に場内爆笑でした。最後の決闘は、舞台に上げられた客が自分のすべきことを理解して、しかもエディの思い通りに動いてくれないといけないという、実は相当高度な芸だということが分かりました。これをするためには、それ以前に簡単なネタをいくつもこなす必要があるんですね。

4回目 : 2001年1月28日(日) 12:30~15:00
これが東京最終公演で、私の座席はEブロック2列1番でした。開演前の客いじりでは客に一本立ちさせたり舞台の上に置いた椅子に座らせたりと、初めて見るパターンが多く、やりたい放題の感じでした。
この日の演目は

  1. デュオトラピス

となっており、4回目にして初めてデュオトラピスを見ることができました。ソロよりもやっぱり迫力があって素晴らしいのに、どうしてこっちがメインじゃないんでしょう?
ボレアドーラスとロシアンスイングで小さなミスが1回ずつ。それよりも気になったのは、全体に技が減っていたことです。ダブルワイヤーの一輪車やクラウンの弓矢がなかったし、デスで死んでいくキャラクターも2人だけでした。デュオトラピスもフルルーティンではないらしい。何か全体に終了を急いでいる感じがしたのが残念です。

2001年横浜公演

5回目 : 2001年11月18日(日) 17:00~19:40
通算5回目のサルティンバンコです。座席はDブロック6列1番でほぼ正面でした。SS席なので1万1000円。
この日は

  1. マニピュレーション

となっており、初めてマニピュレーションを見ることができました。しかし全然よくなくて、しかもジャグリングの代役だったので二重にがっかりでした。

ミステア

シルク・ドゥ・ソレイユ初の常設公演として、1993年にラスベガスの T.I. (トレジャーアイランド)というホテルで始まったショーです。もともと10年契約で2003年に終わる予定でしたが、評判がいいため契約延長されています。

1回目 : 2002年9月13日(金) 22:30~24:10
座席はセクション103のA列4番という、最前列中央の特等席でした。当時はここで88ドル。ミステアのために造られた専用劇場だけあって、大掛かりな舞台装置がすごいです。ステージが回転したり浮いたり沈んだりして、あるときは平坦な舞台、あるときは階段状、またあるときは奈落の底までの断崖が出現します。
演目は

  1. オープニング(赤ちゃん)
  2. フライングマン
  3. チャイニーズポール
  4. ハンドトゥハンド
  5. バンジー
  6. コリアンプランク
  7. クラウン(檻)
  8. エアリアルハイバー
  9. 太鼓

でした。
赤紫のキャラクターが結構よくて、人形を抱えて腹話術をしたかと思えば、ハットマニピュレーションもできるし、ポールスピニングもなかなかのもの。バンジーのときなんて上は見ないでずっと彼の動きにくぎ付けでした。

2回目 : 2002年9月15日(日) 22:30~24:10
時期や曜日にもよると思いますが、ミステアは満席にはならないため当日券でも席は何とか確保できます。ただしいい席が取れるわけではなく、このときはセクション104のB列13番という真横から見る位置でした。こちらも88ドル。
内容は1回目と同じで、コリアンプランクで3段になるときに1ミス。全体的に1回目よりは冷静に見られました。エンディングが唐突すぎて気に入らないという人がいますが、それが何となく分かった気もします。

3回目 : 2003年9月20日(土) 19:30~21:10
座席はセクション103のA列3番で、1回目とほとんど同じ最前列中央で88ドルです。
この回はオープニング直後の演目が

  1. エアリアルキューブ

になっていました。実はこっちがレギュラー演目らしいです。3色の光線に照らし出されたキューブが美しい。エアリアルハイバー(空中ブランコ)の、滞空時間の長いジャンプはすごいと思います。全体的にいいショーでした。

4回目 : 2004年5月29日(土) 22:30~24:10
席は狙い済まして予約した甲斐もあり、セクション103のB列7番という2列目中央の好ポジションです。料金は値上げされて95ドルでした。
オープニング直後は3回目と同じエアリアルキューブです。また、それまではクラウンを演じていたのがおじいさんだったのに、今回は違っていて

  1. クラウン(赤ちゃん)

でした。それに伴ってクラウンが登場する部分があちこち変わっていました。これが今日だけのことなのかずっとなのかは分かりませんが、内容は悪くなった気がします。ネタを引っ張りすぎるし、客の扱い方も悪い。あれで客が怒り出さないのが不思議なくらいでした。

5回目 : 2008年9月23日(火・祝) 21:40~23:15
公演3週間前という遅い時期に予約したにも関わらず、席はセクション103のC列13番という中央ブロック3列目という非常にいい場所でした。当日割引チケットも出ており、あまり売れてない印象ですが、それでも客席はほぼ埋まっていたようです。
構成は3回目と同様オープニングの次はエアリアルキューブで、クラウンは昔と同じ演目でした。というわけで内容はオリジナルに近いものでしたが、それぞれの演目のレベルが下がった気がします。バンジーは合体しないし、エアリアルハイバーでは滞空時間の長いジャンプがありませんでした。

6回目 : 2012年2月25日(土) 19:00~20:40
今回はセクション103のC列11番で、5回目とほぼ同じ席でした。料金はさらに上がって109ドル(税金・手数料込みで133.85ドル)でした。それでもほぼ満席というのが素晴らしい。
構成にちょっとした変更があり

  1. オープニング(赤ちゃん)
  2. エアリアルキューブ
  3. チャイニーズポール
  4. ハンドトゥハンド
  5. エアリアルバレエ・イン・シルク
  6. バンジー
  7. コリアンプランク
  8. クラウン(檻)
  9. エアリアルハイバー
  10. 太鼓

でした。これまでバンジーの前半だった部分が、同じ曲を使ったエアリアルバレエ・イン・シルク(ティシュー)に変わっていました。
バンジーでは合体する技が復活したのが喜ばしい。一度失敗しましたが。

7回目 : 2017年4月6日(木) 21:35~23:05
今回はセクション202のLL列10番で、かなり後方の下手側の席でした。当日券を金券ショップで買ったため、税金・手数料込みで69.90ドルでした。客席の9割以上が埋まっていたと思います。
構成は

  1. オープニング(赤ちゃん)
  2. デュオストラップ
  3. チャイニーズポール
  4. ハンドトゥハンド
  5. エアリアルバレエ・イン・シルク
  6. バンジー
  7. トランポリンとシーソー
  8. クラウン(檻)
  9. 空中ブランコ
  10. 太鼓

となっていました。
オープニングの次が男女2人で行なうエアリアルストラップに、また、やや特徴のあったエアリアルハイバーが前後2層の空中ブランコに代わっていました。そういった違いはあるものの、20年以上も同じクオリティで演じ続けているのはすごいことだと思います。一発で成功したバンジーの合体がちょっと感動的でした。

アレグリア

1994年に始まったテントによる移動公演で、シルク・ドゥ・ソレイユ3つ目の来日公演です。アレグリアは全体的に暗くて重いイメージがありますが、それがツボにはまって虜になってしまった人たちも多く存在します。
日本には1996年と2004~2005年に来ています。2004年からの公演は「アレグリア2」というタイトルですが、多少のマイナーチェンジがある程度なので、ここでは同じアレグリアとして扱います。

1996年東京公演

1回目 : 1996年9月10日(火) 19:00~21:10
シルク・ドゥ・ソレイユという団体の存在は知っていたものの、実際の公演を見に行くのはこれが初めてでした。東京に引っ越してきていなければこれも見なかったでしょう。
今となっては詳細はほとんど覚えていません。アレグリアのビデオを見て、ファーストトラックがトリじゃなかったことを知ったぐらいですから。座席はロイヤル席RL4列21番という、前方やや左側の席でした。
印象に残っているのはストームの暗さと、それに続く紙吹雪を客席に叩きつける演出、それに目の前で行なわれて迫力があったファーストトラックです。フライングマンのような、布を使って空中で行なう演技を見たのもこれが初めてでした。

2004年東京公演

2回目 : 2004年11月7日(日) 16:30~19:00
私の座席はDブロック8列目4番で、ほぼ中央の席です。SS席1万1500円。
本日の演目は

  1. ニュー・シンクロトラピス
  2. スーパー・パワートラック
  3. クラウン(バイク)
  4. スラックワイヤー
  5. ファイアーデュオ
  6. ニュー・ハンドバランシング
  7. エアリアルキューブ
  8. ニュー・ロシアンバー
  9. クラウン(風船)
  10. ニュー・コントーション
  11. スーパー・エアリアルハイバー

でした。6.と7.の間に30分間の休憩が入ります。アレグリアが新しくなったことを強調するのに、やたら「ニュー」や「スーパー」を付けるのは逆効果です。すごく「無理してる」感じが伝わってきます。
コントーションは1人のバージョンでした。
公演自体は普通だと思いました。ファイアーデュオやロシアンバーなどですごい技もあるものの、8年前に初めて見たときの驚きと興奮はもうありません。それは私がこれまでにシルク・ドゥ・ソレイユの新作をはじめ色々なものを見てしまったせいもあるでしょうし、アレグリア2と称して下手なマイナーチェンジをしたせいもあるでしょう。どうも手放しでは楽しめませんでした。

3回目 : 2004年12月23日(木・祝) 12:30~15:00
とか言いつつも繰り返し見てしまいます。今回はCブロック1列目1番で、最前列のやや下手側から見る感じの席でした。もちろんSS席だから1万1500円します。
本日はニュー・ハンドバランシングの代わりに

  1. マニピュレーション

がありました。実はこちらがレギュラー演目で、ハンドバランシングの方が予備だそうです。また、クラウンの2つ目の演目が

  1. クラウン(ロシアンバー)

となっていました。これは直前のニュー・ロシアンバーをパロディにしたものです。そのニュー・ロシアンバーは、通常の3本ではなく2本だったのがちょっと寂しい。
ストーム(前半最後の、演目一覧にはなぜか書かれていない演目)のとき、自分の座席が最前列であることに加えてクラウンが逃げてくる通路に面していたため、ストームをもろに食らいました。これはすごい。この演目の意図はよく分からないけど、単純にすごいと思えます。
今回は東京公演が始まってすぐの11月に見たときよりずっとよかったと思います。クラウンのネタが替わってたこともありますが、全体的によくなってる気がします。

2005年東京公演

4回目 : 2005年11月27日(日) 16:30~19:00
福岡、名古屋、大阪を回った後、再び東京に戻ってきて、この回が日本での最終公演でした。私の座席はFブロック4列目11番で、上手のほぼ真横から見る席でした。これでもSS席で1万1500円。
最終公演だから特別な演出でもあるのかと思っていたのに、特に何もありませんでした。本日の演目は

  1. ソロトラピス
  2. スーパー・パワートラック
  3. クラウン(バイク)
  4. スラックワイヤー
  5. ファイアーデュオ
  6. マニピュレーション
  7. フライングマン
  8. ニュー・ロシアンバー
  9. クラウン(ロシアンバー)
  10. ニュー・コントーション
  11. スーパー・エアリアルハイバー

で、最初がソロトラピスにパワーダウンしていました。フライングマンは1996年に見たときとかなり違う印象を受けました。布ではなくストラップを使っていたせいでしょうか?
入口で係員から渡されたライトスティックを観客全員が振ってお別れをする、という最終公演ならではの企画がありました。最後っぽかったのはそれぐらいです。公演自体は、久しぶりに見たせいかとても楽しめました。

キダム

1996年に始まった移動公演で日本には2003~2004年にかけて来ました。アレグリアからの流れを汲んで、難解ながらもストーリーっぽいものがあります。キダムは女性には概ね好評ですが、男性は好き嫌いがはっきり分かれる傾向にあります。

2003年東京公演

1回目 : 2003年2月11日(火・祝) 17:00~19:30
SS席1万1500円で、私の座席はDブロック5列13番でした。一緒に行った人数が少なかったこともあっていい席が取れました。
本日の演目は、順に

  1. ジャーマンホイール
  2. ディアボロ
  3. クラウン
  4. エアリアルコントーション
  5. 縄跳び
  6. クラウン
  7. エアリアルフープ
  8. クラウン
  9. ハンドバランシング
  10. スパニッシュウェブ
  11. バイスバーサ
  12. クラウン
  13. クラウドスイング
  14. バンキン

でした。8.と9.の間に25分の休憩が入ります。
ディアボロは雑技団と思われる中国系の少女4人で、道具には音の鳴るタイプを使っていました。アクロバットを多用したこの演目は既にディアボロではない気がします。他の演目も含めて今までキダムのビデオで何度も見ているのに、ルーティンもある程度分かってるのに、目の前で繰り広げられるそれは全く違うもののように感じられました。
縄跳びはミスが多かったのが惜しいけど、順に跳んでいく技も女性ソロも、日本人の男性ソロもすごかったと思います。客を盛り上げるクラウドスイングの演出が今回最大のヒットでしょうか。一方、ハンドバランシングは調子悪そうな感じでいまいちでした。あとクラウンが全体的によくなくて、出てくる回数も多いし時間も長い。ジョン・ギルキーがいるうちに一度見ておきたかったと思いました。
主要な演目以外ではやはり繋ぎの速さが光ります。いつの間にか次の準備が終わってるし、あれだけ散らかっていた風船も気が付けば片付けられています。雷を鳴らすことで暗転にも意味を持たせていたのがうまい。ステージ上にいた人たちが全員ふわっと浮くシーンに鳥肌が立ち、何度か涙が出そうになりました。

2回目 : 2003年2月22日(土) 13:00~15:30
今回はBブロック16列13番という、真横から見る座席でした。これでもSS席だから1万1500円します。
演目は1回目とほとんど同じですが、ただバイスバーサがなくて代わりに

  1. ジャグリング

がありました。ジャグリングは予備演目ということもあり実はあまりお目にかかれません。一般的にはバイスバーサのアクロバット・アダージオの方がいいんでしょうけど、我々ジャグラーにはこっちの方が嬉しい。
そのジャグリングはサッカーボール大の赤いボールを使っての1~5ボールでした。リフティングとコンタクトを多用したルーティンで、周りが静まり返る中、ジャグラーだけが異様に盛り上がります。後ろ足のリフティングから蹴り上げておでこで静止させるなど、1~3ボールの技が素晴らしかったです。4~5ボールは一般客向けなのであまり重要ではありません。

3回目 : 2003年4月29日(火・祝) 17:00~19:30
今回はBブロック1列8番でSS席なのでやはり1万1500円です。ほぼ真横から見る感じですが、最前列は迫力が違います。ジャーマンホイールが自分に向かって転がってくるし、クラウンにも微妙にいじられました。
今回はレギュラー演目のみで、全体にできがよく、ミスと言えるのはジョンがダーツを1回外したことぐらいです。ディアボロも縄跳びもノーミス。最後のバンキンも長めのバージョンでした。
縄跳びでソロが2人並んで行なうルーティンを初めて見ました。そのスピードもシンクロした動きもすごい。そこで一気に注目度が上がった女性ソロのクリスティーヌ・カドーを見ていたら、実はダブルダッチのターナーもやっており、その甲斐性にずっと目を奪われていました。

4回目 : 2003年5月5日(月・祝) 17:00~19:30
このときが東京最終公演で、Eブロック3列12番と結構いい席が取れました。1万1500円。
今回もレギュラー演目でしたが、千秋楽だからか、ところどころパワーアップしていて驚きました。ディアボロのチャイニーズピルエットは5回目がトリプルになってるし、バンキンでは4人が交差しながら同時に飛ぶ技が見られました。そして一番違ったのがエアリアルコントーションで、演者も違えばルーティンも全く違います。動きにスピードと切れがあって格好よかったです。

2004年東京公演

5回目 : 2004年2月8日(日) 17:00~19:20
帰ってきたキダム東京公演の1回目、通算では5回目の観劇となります。SS席1万1500円で、Cブロック21列目1番という後ろから2列目の座席でした。それでも思っていたほどステージが遠い感じではありません。
公演はバイスバーサの代わりにジャグリングが入るバージョンでした。ジャグリングを見るのは二度目ですが、今回はノーミス。ただし前回見たときに比べるとルーティンが短くなっていました。シャワーのパターンでチェストロールなどをやり続け、拍手は求めないというスタイルは変わってなかったため、相変わらず一般客は置いてけぼりなのでした。
あと、ディアボロはメンバーが代わって安定感が増しています。途中で普通のコマに切り替えることもせず、当然ノーミスでした。

6回目 : 2004年3月7日(日) 17:00~19:20
座席はCブロック7列目15番で、Dブロック寄りの通路に近くて見やすいところでした。1万1500円。
今回はハンドバランシングの代わりにジャグリングが行なわれました。このパターンは初めてですね。ジャグリングはノーミス、縄跳びもノーミス、ディアボロで1ミスだったと思います。
エアリアルコントーションが始まるときに客電が2回フラッシュしたので「何だ?」と思っていると、次の演目の縄跳びになってしまいました。後で掲示を見たら演者の体調不良でエアリアルコントーションが急遽中止になったらしい。あのフラッシュはスタッフにトラブルを知らせるためのものだったのでしょうか。

オー

水をテーマにしたラスベガスのホテル・ベラッジオで1998年に始まった、シルク・ドゥ・ソレイユ2つ目の常設公演です。専用劇場のメインステージはプールですが、床面の昇降によって浅瀬や乾いた陸にもなります。初演からの数年間は全公演完売でキャンセル待ちの長い列ができたこともあって、ラスベガスで最もチケット入手が困難なショーだと言われています。

1回目 : 2002年9月14日(土) 19:30~21:10
セクション203のO列1番の、障害物があって見づらいリミテッドビューと呼ばれる座席で見ました。料金は若干安くて93.50ドルです。
演目は

  1. オープニング
  2. ソロトラピス
  3. バージ
  4. クラウン1
  5. バトゥー
  6. ロシアンスイング
  7. クラウン2
  8. キャドレ
  9. ハイダイブ
  10. トラピスワシントン
  11. コントーション
  12. エアリアルフープ

でした。
舞台には雨が降り注ぎ、噴水が吹き上がり、水中から光が漏れ、火が水面を駆け抜け、赤い布が空中を飛び交い、舞台の奥から巨大な船が出現します。人や物が飛び出してくるのに見入っていると、既に次の演目の準備が完了していたりします。
自分の出番が終わった演者は水中にダイビングして消えていきます。ロシアンスイングではキャッチの必要がないため、3台の装置から次々と人間を発射することが可能でした。エンディングでは全員が舞台上に勢揃いしたところで全体がゆっくりと沈んでいきますが、これには鳥肌が立ちました。
オーは制作費に100億円を投入しただけのことはある、一度は見ておくべきショーだと思いました。シンクロナイズドスイミングがメインかと思ったら、それは演目間のつなぎやバックダンサーとしてしか使われていません。オリンピックのメダリストまで抱えているのに、です。
予算もハードもソフトも思いのままになるとしたら、どんなにすごいことができるかといういい見本でしょう。

2回目 : 2003年9月20日(土) 22:30~24:10
座席は2階バルコニー席最前列、セクション303のAA列11番で、ほぼ正面でした。99ドル。最前列は手すりが邪魔になるので、実はあまりいい席ではありません。
今回はオープニングの次が

  1. デュオトラピス

になっていました。おそらくこっちがレギュラー演目でしょう。また、1回目は4人だったコントーションが5人になっていました。
オーはもちろんサーカスとしても面白いんですが、どちらかというと極端に金のかかった演出を見るためのものだという気がしました。だからオーを最初に見てしまって、シルク・ドゥ・ソレイユの他の公演はいまいちだとか言ってる人は不幸だと思います。

3回目 : 2004年5月26日(水) 19:30~21:10
座席はセクション104のC列14番でした。上手側の前から3列目のウェットシートと呼ばれる座席で、ステージがとても近いため色々なものが見えます。料金は最高額の150ドルでした。
オープニングの次はデュオトラピスでしたが、コントーションは4人のバージョンでした。バトゥー(空中ブランコ)の大技で1ミス。
席がステージに近いため、ファイアースタッフの人たちが実は高度な技をやってることが確認できたのが収穫でした。しかし初めてオーを見る人がこのシートに座ってしまうと、焦点が定まらず、何が起こっているのかよく分からないんじゃないかと思います。

4回目 : 2005年9月28日(水) 22:30~24:10
今回はベラッジオに泊まったため、セクション102のD列17番という宿泊者用シートに座ることができました。4ヶ月ぐらい前に申し込んだおかげで、その中でも前の方のシートになったようです。
3回目と同じようにオープニングの次はデュオトラピスで、コントーションは4人のバージョンでした。バトゥーはノーミスでしたがファイアースタッフで1ミス。
今回は4列目で3回目同様ステージに近い場所だったため、一緒に行った初めてオーを見る人たちにはやや不評でした。やはりもう少し後ろで見たいところです。ただし自分で座席を選ぶことはほぼ不可能ですが……。

5回目 : 2008年9月24日(水) 22:30~24:10
予約時期が遅かったこともあり、座席はセクション104のB列19番という上手の端っこの方でした。前から2列目のウェットシートということで、公演中に2度ほど演者から水をかけられました。
構成は3~4回目と同様オープニングの次がデュオトラピスで、コントーションは4人のバージョンでした。ファイアースタッフの前に扇子を使ったダンスがあり、客の笑いを取っていましたが、これは初めて見た気がします。
バトゥーで滞空時間の長いジャンプが省略されていたのが残念ですが、やはりオーに勝るショーはないでしょう。5回見てもなお新鮮で感動できるショーはそうそうないと思います。

6回目 : 2012年2月23日(木) 22:00~23:40
今回はセクション103のE列18番で、1階中央セクションの前から5列目という今までで最もいい席でした。155ドル(税金・手数料込みで179.45ドル)です。最近はチケットが思うように売れないのか、高い金額を出せばいい席が確保できる状態になっています。とは言え満席で、格安チケットが出回ることもありません。
構成は5回目と同じデュオトラピス、コントーション4人でした。バトゥーでは滞空時間の長いジャンプが決まって鳥肌が立ちました。クラウン2の内容が若干変わっていたようです。飛んでいく布、単なる飾りのロープ、動きの揃った行進、沈んでいくラストシーン、どれも素晴らしいと思いました。

7回目 : 2017年4月2日(日) 19:00~20:35
今回はセクション203のU列16番で、1階ではあるものの後方下手側の席でした。それでも税金・手数料込みで186.90ドルもします。
構成は、オープニングの次がソロトラピスで、コントーションは3人のバージョンでした。コントーションが3人というのは初めて見ました。人数が少ないからレベルが低いということはありませんが、5人のときと比べてしまうと少々寂しいのは確かです。
バトゥーの滞空時間の長いジャンプは健在でした。

ラ・ヌーバ

シルク・ドゥ・ソレイユ3番目の常設劇場による公演として1998年に始まりました。劇場はオーランドのディズニーワールドにありますが、ディズニーのテーマパークとは別に料金が必要で、たった1つのショーで100ドル前後もするという高さが敬遠されて客の入りはよくありません。一方でこのラ・ヌーバをシルク・ドゥ・ソレイユのNo.1に挙げる人が多いのも事実です。

1回目 : 2003年9月18日(木) 18:00~19:40
オープニングの行進が見たくて2階席を予約したところ、セクション205のEE列1番という中央やや左寄りの5列目になりました。76.68ドル。劇場は座席が2000ぐらいで、その7割の入りでした。
演目は

  1. オープニング(行進)
  2. ジャーマンホイール
  3. 綱渡り
  4. ディアボロ
  5. クラウン(蜘蛛)
  6. BMX
  7. クラウン(椅子)
  8. ドア
  9. エアリアルバレエ・イン・シルク
  10. クラウン(インディアン)
  11. バランスチェア
  12. クラウン(乳母車)
  13. 空中ブランコ
  14. パワートラック

な感じでした。空中ブランコからパワートラック(トランポリン)という流れが迫力あってすごいです。ディアボロでは、チャイニーズピルエットのときにシングル4回のあとトリプルを2連続でやっていました。
何も知らない状態でラ・ヌーバを見たらきっと強烈に印象に残るんだろうなと思いつつも、どうしてもラ・ヌーバのビデオの映像と比べてしまいます。綱渡りのレベルが落ちていたことなど残念な点がいくつかありました。全体的に面白いショーではあるんですが、これがNo.1とはちょっと言えません。もっと早い時期に見たかったと強く思いました。

2回目 : 2003年9月18日(木) 21:00~22:40
今度はなるべく近くで見ようということで2列目ほぼ正面のセクション103のB列10番を取りました。こちらは87.33ドルでした。客は8割以上入っていたと思いますが、満席にはなりません。
内容は1回目と全く同じで、綱渡りのときに1ミス。
客席が8割方埋まっているんだから問題なさそうですが、モチベーションの低下というか、何となく終焉が近いような気がしました。

3回目 : 2007年6月5日(火) 21:00~22:40
今回の座席はセクション103のC列11番で、税抜き112ドルと4年前に比べて値上がりしていました。客席は9割以上埋まっていたと思います。
内容はこれまでとほぼ同じですが、見終わっての印象は随分よかった気がします。一時の停滞期を脱したのでしょうか? ディアボロのチャイニーズピルエットではシングルのみを連続16回転していました。

ドラリオン

1999年に始まったシルク・ドゥ・ソレイユの移動公演で2007~2008年にかけて来日公演が行なわれました。非常に雑技色が強く、「雑技の最高傑作」と言われる一方でシルク・ドゥ・ソレイユ愛好者の評判はあまりよくないという傾向があります。

2007年東京公演

1回目 : 2007年2月10日(土) 16:30~19:00
私の座席はCブロック3列1番で、下手側やや斜めから見る席でした。SS席ながらキャンペーン価格で買ったため9800円でした。
演目は順に

  1. シングル・ハンドバランシング
  2. バンブーポール
  3. クラウン(客を舞台に上げる)
  4. ジャグリング
  5. トランポリン
  6. クラウン(争い、種明かし)
  7. ダブルトラピス
  8. バレエ・オン・ライト
  9. ドラリオン
  10. クラウン(お腹)
  11. エアリアル・パ・ド・ドゥ
  12. 輪くぐり
  13. クラウン(今まで出てきた芸人の真似)
  14. スキッピング・ロープ

でした。7.と8.の間に30分間の休憩が入ります。
特筆すべきは、やはりジャグラーがヴィクトル・キーからブラディックに変わったことです。とは言え他人のルーティンをなぞるのではなく、ブラディックはブラディックでクラブを使うオリジナルのルーティンにオリジナルの衣裳、曲でよかったです。クラブでは6ファウンテン、5バッククロスをこなし、4クラブファウンテンから1個ずつボールに変えて4ボールファウンテンにするということもしていました。ボールは3、4、5、7個で、7カスケードは30キャッチほどでした。ドロップはジャグリング全体で2回でした。
ドラリオンをDVDで見て知っている者にとってはパワーダウンした感は否めません。演目に入れ替わりがあって5段になるシーソーはなくなり、フットジャグリングは予備演目になってしまい、また、全体的に慣れていない感じも見受けられます。ブラディック自身は素晴らしかったものの、ドラリオンではヴィクトル・キーが見られると思っていただけに残念です。

2回目 : 2007年2月25日(日) 12:30~15:00
私の座席はDブロック5列2番で、ステージのほぼ正面でした。SS席なので1万1500円です。
演目数と構成は1回目と同じでした。ただ、細かな違いがいくつかあって、トランポリンは赤い男性1人と緑の女性4人だったのが、今回は赤い男性2人と緑の女性2人というバージョンでした。今回の方が迫力があってよかったと思います。ブラディックは1ドロップだったので、こちらも1回目よりよかったです。しかしそれ以外の演目はよくなかった気がします。輪くぐりでは浮き上がる技が見られず、縄跳びのピラミッドは4段目に人が乗りませんでした。ドラリオンの玉乗りは1匹だけでした。落下などのミスもジャグリング以外で5ヶ所ほどありました。
2回目を見て強く感じたのは、ドラリオンは一度見てしまうと次からはクラウンが全く楽しめないということです。彼らはオープニングも含めて5回登場し、それぞれが結構長いから、それを楽しめないというのは非常に厳しいと思いました。

3回目 : 2007年5月6日(日) 16:30~19:00
私の座席はCブロック6列1番で、SS席1万1500円でした。この回がとりあえずの東京最終公演です。
今回はダブルトラピスの代わりに

  1. エアリアルフープ

がありました。予備演目らしいですが、これはこれでよかったと思います。
その他の違いとしては、トランポリンは赤い男性2人と緑の女性3人(ただし緑の女性は同時に出ていたのは2人まで)でした。ブラディックは1ドロップで、ミスはそれと縄跳びの3段から2段になるところで1回ひっかかったぐらいです。全体的にできがよく、客席も盛り上がって最後は大勢が立ち上がるスタンディングオベーションになりました。

2008年東京公演

4回目 : 2008年2月17日(日) 16:30~19:00
日本各地を巡った後に戻ってきて「東京最終公演」と銘打たれていました。座席はDブロック6列14番で、中央やや上手寄りの場所でした。SS席ですがキャンペーン価格で買ったため9200円です。
去年の東京公演と比べて大きな変化はなく、細かい違いとしては、トランポリンが赤い男性3人と緑の女性2人という構成になっていたぐらいです。
ブラディックはボールが素晴らしかったものの、クラブでは精彩を欠いて4ドロップでした。他に輪くぐりの浮き上がる技で1回ミスがありました。スキッピング・ロープは完璧で、座席が前の方だったからか、目立たないところで色々難しいことをしているのが分かってよかったです。

バレカイ

2002年に始まった、テントによる移動公演です。日本人デザイナーの石岡瑛子が衣裳デザインを手がけたことでも話題になりました。

2003年ロサンゼルス公演

1回目 : 2003年9月21日(日) 13:00~15:10
この回はセクション102のB列19番という、前から4列目でステージをやや右側から見る座席でした。料金は80ドル。演目は順に

  1. クラウン(音)
  2. イカロス
  3. 人間車輪
  4. 水流星
  5. トリプルトラピス
  6. ジョージアンダンス
  7. ボディスケーティング
  8. クラウン(スポットライト)
  9. クラッチ
  10. エアリアルストラップ
  11. ジャグリング
  12. クラウン(電球)
  13. エアリアルフープ
  14. ロシアンスイング

で、6.と7.の間に20分間の休憩が入ります。
ジャグラーはオクタビオ・アレグリアで、高速3クラブ、スピニングボールを2、3、4、5個、ピンポン球2、3、5個に3、4ハットといういかにもメキシコ人っぽいルーティンでした。4~5ミスぐらいだったと思います。
バレカイを既に見た人の評判が今ひとつよくなくて心配されましたが、これは文句なく面白い。前半も後半も盛り上げて終わるし、クラウンが長すぎてショーの流れを切ることもないし、サクラを使うような「不要な演目」もないし、斬新な演目や演出があるし、ジャグラーがレギュラーで出ているのもいいですね。頑張ればいい席を確保できるということと合わせて、今他人に一番薦めることのできるショーだと思いました。低い評価を下した人はバレカイの何を見ていたのか疑問です。

2回目 : 2003年9月21日(日) 17:00~19:10
VIPシートだったため、セクション101のB列1番というほぼ正面4列目の素晴らしい席でした。ちなみに料金は通常の座席の倍以上して190ドルでした。
今回はエアリアルフープの代わりに

  1. ハンドバランシング

があり、実はこちらがレギュラー演目らしいです。確かにその方がストーリー的にもしっくりきます。オクタビオ・アレグリアは今回も同じルーティンで4~5ミスでした。
満員の客席のほとんどがアメリカ人で、ソワレだからきっとアルコールも入ってて客のノリがすごくよく、二度と体験できないような素晴らしいショーになりました。もちろん文句なしのスタンディングオベーションです。

ズーマニティ

2003年にラスベガスのニューヨークニューヨークというホテルで始まった、4つ目の常設劇場でのショーです。シルク・ドゥ・ソレイユ初のアダルト向けということで賛否両論があります。もちろん18歳未満入場不可。

1回目 : 2003年9月19日(金) 19:30~21:00
このときはセクション104のZZ列1番で、最前列のほぼ真横から見る座席でした。75ドル。ショー全体はキャバレーのパロディと思われるような構成になっています。司会者がいて下品な英語を使い、アメリカ人の客には大受けでしたが、何を言っているのか分からないと退屈です。
ちゃんとした演目としては

  1. 水槽
  2. ボディトゥボディ
  3. ヨガ
  4. クラウン
  5. ロープ
  6. デュオシルク

ぐらいで、あとはダンスがいくつかあります。ヨガの人はありえない動きをしていました。あれは関節を外してますね。ジャグリングは……、肌色の棒の先に玉が2個付いたクラブ状の物でカスケードしている人たちがいました。
ボディトゥボディがハンドトゥハンドを男女の絡みにしたものだったり、ロープを使ったエアリアルバレエが女性の自慰行為だったりして、ズーマニティはシルク・ドゥ・ソレイユの自己パロディでもあるらしい。
サクラを使った演目にはそれほど「嫌さ」は感じませんでしたが、サクラを使わずとも何とかなった気がして少々もったいないと思いました。いい演目なんですが。

2回目 : 2003年9月19日(金) 22:30~24:00
今回はセクション303のAA列8番という2階の中央最前列でした。料金は同じ75ドルです。キャンセル待ちの列ができているところを見ると人気は高いようです。
内容は1回目と同じでした。終演後にもピアノを弾き続けるのはキャバレーの雰囲気を出すためのこだわりでしょうか。
こういうショーもあるということで1回ぐらいは見ておいてもいいと思いますが、それは話の種にキャバレーに行ってみるのと同じことなので、人にお薦めはしません。

カー

2004年にMGMグランドというホテルで始まった、ラスベガスで4つ目の常設劇場でのショーです。舞台装置に金をかけ、シルク・ドゥ・ソレイユらしくなく演劇的な要素が強くなっています。バトンの世界チャンピオン・高橋典子のソロ演目があることでも話題になりました。
カーには固定された舞台がなく、戦闘を上から見下ろすような斬新な演出のために舞台を垂直に立てたりもします。しかしその戦闘シーンで、2013年6月にパフォーマーの転落死亡事故が起きてしまいました。その後に休演、演目変更等があり、さらに曲折を経て事故前と同じ内容に戻ったようです。

1回目 : 2005年9月27日(火) 22:30~24:10
このときはセクション102のF列15番で、前から6列目の中央やや右から見る感じの席でした。ここは最もいい席種なので150ドルします。
カーは基本的には演劇ですから、サーカス的な演目はそれほど多くありません。あえて挙げれば

  1. スタッフ
  2. 槍の演舞
  3. 影絵
  4. 岩跳びしながらの殺陣
  5. バトン
  6. 空中チャイニーズポール
  7. デスホイール

ぐらいでしょうか。
物語は平和な国に侵略者がやってきて、王子と王女(双子らしい)が苦難の末に敵を倒して平和を取り戻す、というまあありがちな勧善懲悪ものです。しかしストーリーは全く重要ではありません。このショーの最大の見所は舞台装置なのです。最初から最後まで固定された舞台はなく、船は沈み、大量の砂は奈落に落ち、人力飛行機は飛び、斜めの壁の上で戦いが行なわれたりします。ここまで装置がすごければ、もうアクロバットなど必要ないのではないかと思わせるほどでした。
さらに、カーは装置以外にも見るべきものがあります。まず影絵。影絵のルーティンというものも初めて見ましたし、それがまたいいできなのです。バトンソロもノーミスでよかったと思います。他にも殺陣の綺麗さなど特筆すべきことがあります。
色々な点で素晴らしいショーでした。

2回目 : 2005年9月30日(金) 19:30~21:10
今度の座席はセクション102のB列3番で、前から2列目の中央左側でした。料金は150ドルです。
ショーの内容は1回目と全く同じで、いいものを見たなと思います。バトンもノーミス。途中の戦闘シーンであまり記憶に残ってなかった部分があり、それを再確認できたことがよかったと思いました。人力飛行機がなぜ客席の上を飛べるのか、2回見てもよく分かりませんでした。
座席に関しては、2列目は上を見上げることが多くなるため、実はあまりいい席ではありません。5~10列目ぐらいがベストなのだろうと思います。

3回目 : 2008年9月25日(木) 21:30~23:10
今度の座席はセクション101のF列7番で、下手側から見る125ドルの席でした。
舞台と客席の間に細い通路があって、ここでも演技が行なわれます。今回は岩場の舞台装置がなく、殺陣のシーンが

  1. 通路上での殺陣

となっていました。危険性が減った分だけレベルが下がったわけです。また、海岸のシーンではカニが登場しませんでした。ストーリーも微妙に変わっていた気がします。
今回は割と冷静に見ることができて、人力飛行機のからくりも判明しました。それでも、このショーの最大の売りである舞台装置はやっぱりすごいと思いました。

4回目 : 2012年2月22日(水) 21:40~23:10
今回はセクション202のJJ列6番で、やや下手側でステージからは非常に遠い席です。定価は99ドルですが、2割引に税金と手数料が加わって96.07ドルでした。
サーカス的な演目は

  1. スタッフ
  2. カポエラ
  3. 影絵
  4. 通路上での殺陣
  5. バトン
  6. エアリアルストラップ
  7. デスホイール

となっていました。演者の交代によって演目が変わったということでしょうか。また、この変更に伴ってストーリーも微調整されているようです。
3回目までは比較的前方の席で見ていたので、今回はステージ全体が見えるように後方の席にしてみました。遠くから見たのでは迫力に欠ける部分もあるため、やはりある程度前方がよさそうです。特に最後の空中戦が分かり難いです。

5回目 : 2017年4月4日(火) 19:00~20:35
今回はセクション102のJ列10番で、前から9列目のほぼ正面でした。税金・手数料込みで214.10ドルします。
演目は4回目と同様ですが、ところどころに槍の演舞などもありました。全体的に見て以前との違いはそれほど感じられませんでしたが、細かい部分では色々替わっているかもしれません。
客席は9割方が埋まっていて、その意味でも事故からは完全に復活したと言っていいでしょう。巨大な炎や派手な花火なども健在でした。

コルテオ

2005年に始まった移動公演です。夢で自分の葬式を見るという筋立てで、衣裳も中世を意識しているらしく全体的に暗めの色彩になっています。
シルク・ドゥ・ソレイユには珍しく言葉による説明や会話がかなりあり、日本語だけでなく英語、フランス語、スペイン語など何ヶ国語も使われています。ステージを挟んで両側に客席が配置されているのも珍しいですが、それが公演に影響を与えることはありません。

2009年東京公演

1回目 : 2009年2月14日(土) 16:30~19:10
私の座席はCブロック5列6番で、正面ほぼ中央でした。休日のSS席ですがキャンペーン価格で買ったので1万1500円でした。
演目は順に

  1. シャンデリア
  2. バウンシング・ベッド
  3. シルホイール
  4. クラウン(馬)
  5. 綱渡り
  6. クラウン(ゴルフ)
  7. アクロ・デュエット
  8. マリオネット
  9. ヘリウムダンス
  10. シーソー
  11. トランポリン
  12. 口笛、グラスハープ
  13. アダージオ・デュエット
  14. ジャグリング
  15. バランスラダー
  16. クラウン(テアトロ・インティモ)
  17. デュオストラップ
  18. 鉄棒

で、10.と11.の間に30分の休憩が入ります。前半1時間10分、後半は1時間ぐらいです。
ヘリウムダンスはなかなか衝撃的な演目でした。大きな風船などを客席に投げ込む演出はよく見ますが……。人の方が客も慎重に扱うからかえって安全なのでしょうか?
4人のジャグラーによるクラブパスおよびリングパスがあり、大きめのリングは最大15枚ぐらい投げていました。ただ、そのジャグラーは以前のようにチェスレンコ兄弟ではなく、彼らよりリングの枚数もクラブの本数も少ないです。明らかなドロップが1回ありました。バランスラダーもそれなりによかったですが、調子が悪いのかミスが目立ちました。
公演の途中で火災報知器が鳴ったため5分ほど演技が中断するというトラブルが発生しました。そのことを伝える場内アナウンスがあったものの、公演中でも普通に日本語が使われていたこともあって、ほとんどの人はそういう演出なのかと思っていたようです。

2回目 : 2009年3月29日(日) 12:30~15:00
今回はBブロック2列1番という下手側のかなり角度のある席でした。S席のすぐ隣なのにSS席だから1万3000円もします。
アクロ・デュエットの演者が麻薬の密輸で逮捕されたため

  1. フットジャグリング

となっていました。
これは予備演目なのにすごかったです。中国雑技によくある傘や座布団を足で回すのではなく、フープを手でカスケードしつつ、ときどき足で蹴り返したりつま先にひっかけて回したりしていました。そして最終的には足だけでカスケード(!)をします。初めて見ましたがとてもよかったです。
4人でのジャグリングで1ミス、バランスラダーも1ミスだったので、1回目に見たときよりは完成度が高かったです。

3回目 : 2009年12月4日(金) 19:00~21:30
座席はHブロック6列14番で、ステージの反対側から見るのはこれが初めてです。SS席ですが平日であることと、キャンペーン価格だったことから9800円でした。
内容は1回目と同じレギュラー演目のみで、フットジャグリングが見られなかったのが少々残念です。通常演目のジャグリングは3人だけでクラブもリングも11本まででした。ただ、人数は減ったもののクラブパスとフープの合わせ技が面白くて、満足感は高かったです。クラブのときに1ミスでした。一方、バランスラダーは今回は完璧で、素晴らしいできでした。
こちら側の客席では、開演前のアニメーションでジャグラーが5ボールルーティンを披露していました。

ビートルズ「ラブ」

2006年にミラージュというホテルで始まった、ラスベガスで5つ目の常設劇場でのショーです。ビートルズとシルク・ドゥ・ソレイユとのコラボレーションということでBGMにはビートルズの曲だけ、それもオリジナル音源だけを使っており、バンドによる生演奏はありません。特定のミュージシャンの曲だけを使ったショーと言えば、「マンマ・ミーア!」に代表されるジュークボックス・ミュージカルが思い浮かびますが、ラブにストーリーはなく、ほとんどが音楽に合わせての踊りやアクロバットで、どちらかと言えばディズニーランドのパレードに近いです。
劇場は円形に近く、舞台を八方から囲んで見る形になります。あまり意識されることはありませんが、専用劇場だけあって舞台そのものも複雑に動きます。

1回目 : 2008年9月26日(金) 19:00~20:35
日本でチケットを手配していたため、セクション108のA列1番という舞台後方側(?)の最前列でした。前の方の座席なので150ドルします。
ラブでは曲に合わせて映像とダンスとアクロバットが同時多発的に行なわれます。映像は、基本的には客席の上部に設置されたスクリーンに映し出されますが、半透明な幕や舞台上の布に写されることもあります。ダンスにはブレークダンスやタップダンスなどもありました。
サーカス的な演目としては

  1. ソロスイング
  2. スケート
  3. クラウン(鳥)
  4. シャボン玉
  5. はしご車
  6. スパニッシュウェブ
  7. トランポリン
  8. エアリアルストラップ

といったものがありました。スパニッシュウェブは、空中で太いロープを使う演目です。
ステージ上が激しく散らかったと思ってもいつの間にやら片付けられ、あっという間に次の演目の準備が整い、意外性もあって見ごたえのあるショーだと思いました。最後にはスタンディングオベーションが起こっています。

2回目 : 2008年9月26日(金) 22:00~23:35
この回のチケットは現地で直前に買ったこともあって、セクション204のP列5番という上手側の通路より後ろの席でした。料金はやや安い125ドルです。
ラブは音源が録音されているから、曲数、曲の内容ともに常に同じで、ステージ上で演じられる内容もおそらく同じでしょう。
今回、1回目とは違う角度かつ後ろの方の席で見たことにより判明したことがあります。まず、ステージに向かってはどの角度から見てもよさそうでした。その一方で通路より前の席と後ろの席ではかなり見え方が異なります。空間の中にいるか外から眺めているかの違いがあり、一度しか見ないなら後方の座席に、二度見るつもりなら前方→後方の順にするのがよさそうでした。

3回目 : 2012年2月23日(木) 19:00~20:35
今回はセクション305のDD列8番で、バルコニーと呼ばれる104ドル(税金・手数料込みで123.35ドル)の安い席でした。
オープニングの幕の上がり方が格好いいです。開演前からある4枚の幕は完全にステージを覆っているわけではなく、静かな曲とともに人が現れて、見えるか見えないかという状況で演技が始まります。そして曲の転調に合わせて一斉に幕が上がり、人が宙に飛び出し、舞台装置がせり上がってくる……。押さえ込まれていた空間が一気に開放され、客席とステージとの一体感が高まる仕掛けになっています。
改めていいショーだと思いました。

4回目 : 2017年4月6日(木) 19:05~20:35
今回はセクション105のB列3番で、前から2列目というステージが非常に近い席でした。当日券を金券ショップで買ったのですが、いい席だったため税金・手数料込みで107.32ドルしました。
固定された音源のショーだから演目もほとんど替わらないのかと思ったら、意外と入れ替わりがあって

  1. バンジー
  2. ローラースケート
  3. デュオトラピス
  4. シャボン玉
  5. はしご車とストラップ
  6. スパニッシュウェブ
  7. トランポリン
  8. エアリアルストラップ

といった感じでした。
今回の座席だとローラースケートを下から見上げることになって風圧がすごいです。前方の席だから布にも包まれますし紙吹雪も降ってきます。それどころかレンガや煙突も降ってきたのには驚きました。

クーザ

シルク・ドゥ・ソレイユの2007年制作のテントによる移動公演です。原点回帰をテーマとし、各演目をシンプルに見せる構成となっています。
ジャグリング界では知らない人のいないアンソニー・ガトーが出ていたのが大きなポイントでしたが、契約終了により現在は出演していません。

2007年サンフランシスコ公演

1回目 : 2007年12月7日(金) 20:00~22:50
会場は、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地である野球場「AT&Tパーク」の近くの駐車場に設けられた黄色と青のテントでした。この回はセクション102のF列19番という、真ん中よりやや前方の上手側の席でした。料金は90ドルです。
演目は順に

  1. シャリバリ
  2. コントーション
  3. ソロトラピス
  4. 一輪車
  5. クラウン(客)
  6. 綱渡り
  7. スケルトンダンス
  8. ホイール・オブ・デス
  9. 手品(スリ)
  10. ジャグリング
  11. クラウン(王冠)
  12. シーソー

で、6.と7.の間に30分の休憩が入ります。後で聞いた話では、本当はジャグリングの次に椅子バランスの演目が入るそうです。
ジャグリングというかガトーの内容は5、7ボール、5、7、9リング、3、5、7クラブで、ときどきおでこで別のボールをバウンスさせながら投げるといういつものスタイルでした。アシスタントも奥さんが勤め、彼の出演部分は完全にワンマンショーになっていました。9リングは20キャッチほど、7クラブは30キャッチほどで、クラブで1ドロップでした。
コントーションや綱渡りなど、各演目の技はすごいしまとまりもあっていいショーです。この期に及んでコントーションで驚くような技に出会うとは思ってもみませんでした。最後は寂しく終わるというのも、それはそれで演出的にありだと思います。ただ、クラウンや手品師が喋りまくるのがやや気になります。英語圏ではうまくいっても、それ以外の国ではそのままの形では公演できないわけですから。

2回目 : 2007年12月8日(土) 16:00~18:40
今度はセクション201のJ列2番で、真ん中よりやや後ろの下手側の座席です。料金は同じ90ドルでした。
演目の構成や内容は1回目と全く同じです。綱渡りでミスする場所も全く同じで、他に見た人の話からもどうやらそういうルーティンのようです。ガトーは7ボール5アップピルエット、5クラブアルバート(単発)などもしますが、今回は3ドロップ。何か調子悪そうでした。
クーザはテント公演なのに巨大な装置が動くところがすごいです。ミュージシャンのいる城も動くしホイール・オブ・デスも空から降りてきます。私の隣の席が空いてると思ったら、こんなところにも仕掛けがありました。「セクション201のJ列1番」の座席は要チェックです。

2011年東京公演

3回目 : 2011年2月13日(日) 16:30~19:10
クーザが来日したので3年ぶりに見てきました。私の座席はEブロック16列4番で、上手の割と後ろの方です。休日のSS席なので1万3000円でした。
演目に若干の変更があり

  1. シャリバリ
  2. ハンドトゥハンド
  3. ソロトラピス
  4. 一輪車
  5. クラウン(客)
  6. 綱渡り
  7. スケルトンダンス
  8. ホイール・オブ・デス
  9. 手品(スリ)
  10. フープ・マニピュレーション
  11. クラウン(王冠)
  12. 椅子バランス
  13. シーソー

となっていました。6.と7.の間に30分の休憩が入るのは変わりません。
ジャグリングがなくなってフープ・マニピュレーションになっていましたが、フープを普通に回すのとはちょっと違っていて、これはこれでよかったです。うまくフォローしていたものの、2ミスぐらいありました。綱渡りのミスはやはり演出でしょう。
喋る部分はある程度日本語になっており、分かりやすくてよかったです。

4回目 : 2011年3月8日(火) 19:00~21:50
今回の座席はDブロック4列3番という、ほぼ正面のステージに近い席です。平日でかつ貸し切り公演をキャンペーン価格で買ったため、SS席でも9800円でした。
演目は3回目と同じでしたが、綱渡りが4人ではなく3人のルーティンでした。そのためなのか、わざとミスする部分が技ごとなくなっていました。フープは今回も2ミスで、客席に飛んでいったフープを取りに行かないのはある意味画期的だと思います。
ステージに近い席はさすがに迫力があってよかったです。

ザイア

アジア初の常設公演として、2008年8月にマカオのベネチアンというホテルで始まったショーですが、2012年2月19日に終了してしまいました。公演の打ち切り発表から終了まで12日しかないという唐突な終わり方でした。
公演開始当初は「シルク・ドゥ・ソレイユ史上最低のでき」という悪評が目立っていましたが、二度にわたって演目の入れ替えなどのてこ入れが図られて内容的にはよくなっていました。しかしながら客足は伸びず、あえなく打ち切りとなったようです。

2010年1月23日(土) 18:00~19:30
私の座席はセクション103のC列47番で、ほぼ正面でした。空中演目が多いため、本当はもう少し後ろの席がよかったのですが、予約時にいつまで待っても前の方の席が埋まりませんでした。
演目は

  1. オープニングダンス
  2. エアリアルコントーション
  3. チャイニーズポール・オン・グローブ
  4. クラウン(指揮者)
  5. ジャグリング
  6. ロボットダンス
  7. エアリアル・フレーム
  8. ハンドトゥハンド
  9. エアリアルストラップ
  10. ファイアーダンス
  11. タップダンス
  12. トランポリンとシーソー

でした。
ジャグリングでは、4人でリング20枚、フープ16個、クラブ12~16本のパスをしていました。リングでは10枚でのバックトゥバックがあり、クラブではパスをする人の頭を別の人が歩く技もありました。彼らは以前コルテオにいた人たちのようです。
ファイアーダンスでは、普通のファイアースタッフの他にファイアーポイや、トーチによるパッシング、そしてファイアー縄跳び(!)もあります。トーチパスでは、ゼッドと違って防護柵がありません。
エアリアル・フレーム(空中ブランコ)で2回ミスがあったのが残念ですが、キャッチまでの滞空時間も長く、かなりレベルが高いのではないかと思いました。全体的にシルク・ドゥ・ソレイユらしい、いいショーでした。

ゼッド

シルク・ドゥ・ソレイユの日本初の常設公演として、2008年10月に舞浜のシルク・ドゥ・ソレイユシアター東京で始まったショーです。10年を超える長期契約だったものの、経営不振により2011年12月31日の公演を最後に打ち切りとなりました。
内容は日本人の好みに合わせてあったようですが、「よい」という評価に加えて「高い」「専用劇場なのにテント公演とあまり変わらない」と言われていました。ラスベガスなどの常設劇場と比べると舞台装置などで見劣りしたことは否めません。
本公演開始前には「トライアウト」と呼ばれる試験公演期間があり、通常の2割引の料金で見ることができました。その後もたびたび料金体系が改訂されています。劇場の座席数は2170でした。

1回目 : 2008年9月11日(木) 19:30~22:00
まだトライアウト中に一度見に行きました。座席はHブロック14列45番で、通路より後ろのやや下手側です。レギュラー席という分類で、本公演なら9800円のところ7840円でした。平日のトライアウトにも関わらず客席の9割方は埋まっていたと思います。
演目は

  1. バンジー
  2. ラッソ
  3. クラウン(本)
  4. ポール & トランポリン
  5. エアリアル・ハンモック
  6. ハイワイヤー
  7. ジャグリング(クラブ、円盤、トーチ)
  8. クラウン(釣り)
  9. バンキン
  10. エアリアルストラップ
  11. バトン
  12. ハンドトゥハンド
  13. クラウン(洗濯)
  14. 空中ブランコ

でした。8. と 9. の間に30分間の休憩が入ります。2. のラッソはトリックロープのことで、6人ほどで演じていました。
ストーリーは特になく演目が次々に行なわれるという構成で、内容的にはよかったと思います。特にジャグラーにとっては、4~5人によるクラブおよびトーチパスあり(ただし1人あたり3本のみ)、トリックロープあり、稲垣正司のソロバトンありと、かなり楽しめる内容になっていました。クラウンがしつこくないのも個人的によかったです。
ジャグリングはロシア人のギバドゥリン3兄弟と、もう1人のロシア人の4人がメインで、ときどき5人目が加わっていました。寝転がってる3人に対するフィードや、縦に積まれた3人と地上の2人とのパスや、十字型の体勢での速い2カウントなど見所も多かったです。全体で3ドロップでした。

2回目 : 2008年12月7日(日) 18:00~20:20
本公演が始まって2ヶ月ほどしてから見に行きました。座席はBブロック1列24番で、中央やや下手側の最前列です。プレミアビューと呼ばれる種類の席で1万8000円もします。日曜日の時間が遅い回ですが客席はほぼ埋まっていました。
内容はトライアウトとは若干異なっており

  1. バンジー
  2. ラッソ
  3. クラウン(本)
  4. ポール & トランポリン
  5. ティシュー
  6. ハイワイヤー
  7. ジャグリング(クラブ、円盤、トーチ)
  8. バンキン
  9. エアリアルストラップ
  10. バトン
  11. ハンドトゥハンド
  12. クラウン(釣り)
  13. 空中ブランコ

でした。7. と 8. の間に30分間の休憩が入ります。今後この構成が大きく変わることはないでしょう。
休憩時間に関しては、やはり長すぎると感じているのか、終了5分前ぐらいからバンドの演奏が始まりました。
最前列でよかった点はどの演目も迫力があることです。逆によくなかった点は、ほぼ真上で行なわれる演目が結構あって首が疲れることと、演者がぎりぎりまで来ると圧迫感があり、立ち位置によってはメインの演技が見えなくなることです。好みの問題もありますが、プレミアビューの費用対効果は低いと思います。
本日2回目の公演でみんな疲れてるのか、全体にミスが多く、締まらない感じでした。ということもあってスタンディングオベーションはしませんでした。最前列だと目の前に演者がいて、立ちづらかったということもあります。

3回目 : 2011年5月25日(水) 16:00~17:30
2回目を見てから2年半が経ちましたが、この間に入場者数が減って、公演時間が短くなり、料金体系も変わって全体的に安くなりました。この状態が続けば近いうちに公演打ち切りになってもおかしくないため、その前に見ておくことにしました。座席はIブロック11列69番で、通路より後ろの2列目ほぼ正面です。センターと呼ばれる種類の席で、割引を使って1万1500円でした。客の入りは3割ぐらいで、東日本大震災の後の平日ということを差し引いても少なすぎます。
内容は大きくは変わっていないようでした。30分の休憩がなくなり、演技時間も20分短縮されて、合計で1時間近く短くなったという時間的な相違があったぐらいです。休憩だった時間帯にはクラウンの小ネタが入っていました。
久しぶりに見て、やはりオープニングの幕の上がり方はよいと思いました。今回一番驚いたのはバトンでバウンスをしたことです。単発でしたが正確に戻ってきました。ジャグリングは相変わらずスピードがあってよかったです。技的に難しいことはしていませんが、あのスピードだけで十分でしょう。

クリス・エンジェル「ビリーブ」「マインドフリーク・ライブ!」

ラスベガスだけで6つ目となる常設公演として2008年にルクソールというホテルで始まりました。アメリカでは知名度のある(らしい)クリス・エンジェルというマジシャンとのコラボレーションとして作られたショーですが、当初の評判は非常に悪く、手品とサーカスのコラボがそもそも失敗だと言われていました。
その後、内容の大幅な見直しがあって完全なマジックショーになり、シルク・ドゥ・ソレイユ的な要素は皆無になりました。名前も「ビリーブ」から「マインドフリーク・ライブ!」に変更されました。

1回目 : 2012年2月24日(金) 19:10~20:20
私の席はセクション102のJ列12番で、比較的前方の中央ほぼ正面でした。税金・手数料込みで151.95ドルです。公演時間は比較的短く1時間10分程度でした。
主な出演者はクリス・エンジェルと、コメディー担当の「マエストロ」およびその仲間2人、それに助手の女性です。クリス・エンジェルが英語で喋ったり叫んだりしながら会場を盛り上げて、イリュージョンなど15~16種類の手品を次々と披露していくというスタイルでした。客に手伝ってもらう手品も3つありました。主役に知名度がある場合はこういったスタイルでいいと思います。
ビリーブはマジックショーとしてレベルが高く、イリュージョンもスピードがあってすごいです。ときどき痛そうなシーンがあることは予め知っておいた方が(というか知らせておいた方が)いいでしょう。荷物を持っている人は会場の入口で預けさせられていましたが、その一方で公演の最後に写真撮影OKの時間帯もありました。

2回目 : 2012年2月24日(金) 21:40~22:50
今回はセクション202のJJ列8番で、後方ですがやはり中央ほぼ正面です。当日券を安売り金券ショップで買って税込み76.72ドルでした。
内容は1回目とほぼ同じで、クリス・エンジェルの登場の仕方が少し違ったぐらいです。しかしマジックショーというものは一度見れば十分で、同じ内容で二度も見るものではありません。次に何が起きるか分かっているため不思議さが半減してしまいます。あと、座席が後ろだと小さい手品が見えないという難点もあります。ライブ映像もありますが、やはり高くても前方の席がいいと思います。
私が見た回は客の入りは9割程度と悪くないので、今後もこのままの形でいくと思われます。

3回目 : 2017年4月5日(水) 19:00~20:35
名前が「マインドフリーク・ライブ!」になって内容もリニューアルされたというので見てみました。会場はそれまでと同じ専用劇場です。座席はセクション204のHH列10番で、後方のやや上手側でした。当日券を金券ショップで買って税金・手数料込み90.01ドルでした。
出演者はクリス・エンジェルと、コメディー担当の「マエストロ」「フィフィ」の2人、さらに一幕だけ登場した女性マジシャンとハンドバランシングのパフォーマーもいます。その他にダンサーやアシスタントが計10人いました。
「ビリーブ」に比べると映像が多用されて光や音の演出が派手になりました。クリスが結構しゃべって説明が長い点は変わっていません。イリュージョンなど15~16種類の手品を次々と披露していくというスタイルも同じですが、その内容まで同じだったかどうかは分かりません。客を使った手品など、確実に同じものはいくつかありました。見たことのあるものが多かったからか、手品は平凡な印象でした。

オーヴォ

2009年制作のテントによる移動公演です。オーヴォとはポルトガル語で卵のことで、字面の oVo が虫の顔に見えることもあって虫や卵がたくさん出てきます。テーマは昆虫の楽園でしょうか。虫が苦手な人にとっては見るのに勇気が必要そうです。
ツアー開始当初は矢部亮がディアボロで出演していましたが、契約終了に伴って降板したようです。

2012年ロサンゼルス公演

1回目 : 2012年2月26日(日) 13:00~15:25
私の席はセクション200のI列22番で、後方の中央やや上手側。2000ほどある席は満席でした。税金・手数料込みで163.50ドルもします。自分で入場券を印刷して持っていく「e-チケット」なのに、発行手数料を5ドルも取るのが解せません。
演目は

  1. ハンドバランシング
  2. フットジャグリング
  3. スパニッシュウェブ・デュオ
  4. ディアボロ
  5. クラウン(決闘)
  6. 蛇腹パイプ
  7. フライングアクト
  8. コントーション
  9. アクロスポーツ
  10. スラックワイヤー
  11. クラウン(プロポーズ)
  12. トランポウォール

でした。7. と 8. の間に30分間の休憩が入ります。
フットジャグリングがすごいです。5人の動きが綺麗に揃っているだけでも見ごたえがあるのに、筒状の物体の回転速度が速い! さらにイカリアンゲームの要素も入ってきて度肝を抜かれます。最後のトランポウォールは壁も使ったトランポリンで、パワートラックのような演目でした。
ディアボロは明るく楽しいソロルーティンで、演じていたのはトニー・フレバーグでした。最終的に4個のハイトスまでしていました。

2回目 : 2012年2月26日(日) 17:05~19:35
今回はセクション101のD列18番で、ステージに近い中央やや下手側の席です。値段は1回目と同じ163.50ドルでした。
内容は1回目と同じで、今回もほぼ満席でした。クラウン(プロポーズ)は客を3人使う演目ですが、選んだ客や周りの反応がよくて爆笑でした。前の方の席だと最後に蝶の形の紙ふぶきが降ってきます。衣裳が虫虫している点など好みは分かれそうですが、個人的にはいいショーだと思います。

2014年東京公演

3回目 : 2014年2月23日(日) 15:00~17:35
オーヴォが来日したので2年ぶりに見ました。私の席はBブロック16列9番という、ステージを左横から見る感じの、距離も遠い席です。これでもSS席なので定価は1万3500円しますが、割引価格で1万1800円でした。ほぼ満席。
演目は

  1. ハンドバランシング
  2. フットジャグリング
  3. エアリアルシルク
  4. スパニッシュウェブ・デュオ
  5. ディアボロ
  6. クラウン(決闘)
  7. 蛇腹パイプ
  8. フライングアクト
  9. コントーション
  10. アクロスポーツ
  11. スラックワイヤー
  12. クラウン(プロポーズ)
  13. トランポウォール

でした。8. と 9. の間に30分間の休憩が入ります。2年前と違うのは 3. が加わったことぐらいです。
ディアボロは以前と同じトニー・フレバーグでした。やはり1~4個のソロルーティンで、天井ギリギリのハイトスがすごいです。2ディアのとき一度天井に当たったものの何事もなかったように続けていました。4個ではピルエットまで入れてノーミスでした。

4回目 : 2014年6月9日(月) 16:30~19:05
いい席が取れたので見に行ってきました。Dブロック8列8番という、ステージから近い正面ど真ん中の席です。平日のSS席なので1万2500円でした。客席は9割以上埋まっていたと思います。
演目は3回目と全く同じでした。正面の席に座っていると、色んな演目で人がこちらに向かってきたり奥へ引いていったりするので迫力があります。
ディアボロのトニー・フレバーグは今回もノーミスでしたが、4個はハイトスだけでピルエットはありませんでした。タイミングが合わなかったんでしょうか。2個ではウィンドミルをしながら動き回っていたし調子が悪いわけではなさそうでした。

トーテム

2010年制作のテントによる移動公演です。テーマは人類の進化らしく、猿や原人、それに未来を思わせる金属的な衣裳を着たキャラクターが出てきます。演出としてプロジェクションマッピングをふんだんに取り入れているのが特徴で、当時としては画期的な試みだったと推測されます。
ツアー開始当初はマニピュレーションをグレッグ・ケネディが演じていましたが、現在は同じ内容で別のジャグラーが担当しています。

2016年東京公演

1回目 : 2016年3月5日(土) 16:30~18:55
私の席はEブロック11列7番で、ステージをやや右側から見る場所でした。SS席なので定価は1万3500円ですが、割引価格で9850円でした。会場はほぼ満席です。
演目は

  1. ハイバー
  2. フープ・ダンサー1
  3. リングス・トリオ
  4. 一輪車とお碗
  5. クラウン(釣り)
  6. ハンドバランシング
  7. フットジャグリング
  8. ディアボロ
  9. フィックストトラピス・デュオ
  10. マニピュレーション
  11. クラウン(水上スキー)
  12. フープ・ダンサー2
  13. ローラースケート
  14. ロシアンバー

でした。7. と 8. の間に30分間の休憩が入ります。
ジャグラー的には見所が多く、帽子やピンポン球も少しだけですが登場しました。この回は一輪車とお碗で3ドロップ、マニピュレーションで1ドロップだったと思います。
マニピュレーションは、大きくて透明な下向き円錐の中に入ってボールを転がす演目です。その直前に行なわれた、大小の木枠で作ったタワーが一気にしまわれていくネタとともにグレッグ・ケネディ本人が「テオレム」で演じています。トーテムではオリジナルと違って光るボールが使われていました。
ディアボロは1個のみでした。フットジャグリングは座布団状のものを両手両足使って最大4枚まで回していました。一輪車とお碗は5人。高い一輪車に乗って、足に載せたお碗を蹴り上げて頭でキャッチするという中国雑技の演目ですが、お碗のパスやフィード、バックパスなどもやっていたのがよかったです。
プロジェクションマッピングは水辺の演出などでうまく使われていたと思います。しかし一方でそれに頼りすぎた嫌いもあり、演技が映像の周辺でしか行なわれなかったり、可動式の装置が少ないなど公演全体がダイナミックさに欠ける印象でした。

2回目 : 2016年6月6日(月) 11:30~13:55
今回はFブロック13列1番というステージを右から見る感じの席でしたが、映像もよく見えましたしそんなに悪い印象はありません。平日のSS席なので定価は1万2500円ですが、割引価格で9900円でした。SS席はほとんど埋まり、S席に少し空席があったぐらいの客の入りです。
演目の1つが変わっていて

  1. コントーション

でした。これは2人で演じています。
前回とは違う演目が見られたという意味ではよかったのですが、その直前のハンドバランシングも割とコントーションっぽいので、演順は変えた方がいいのではないかと思います。
今回は一輪車のできがよく、手で押さえることは多々あったもののノードロップでした。ミスらしいミスもなかったと思います。マニピュレーションは今回も1ドロップでした。

ビバ・エルビス

2010年からラスベガスのアリアというホテルで行なわれている常設公演です。エルビス・プレスリーとシルク・ドゥ・ソレイユとのコラボレーションで、コンセプト的にはラブと同じですが、内容はかなり違います。ラブが「ビートルズの曲に合わせたルーティン」であるのに対して、ビバ・エルビスは人物や曲が前面に出てきます。コンサートのように曲を聴かせる演目がいくつかありますし、エルビスの映像もたくさん使われています。ステージもコンサート会場のような作りになっています。

1回目 : 2012年2月21日(火) 19:00~20:30
私の席はセクション102のF列1番で、下手側ですが1階前方のかなりいい席でした。当日券を金券ショップで割引価格で買ったため、税金・手数料込みで69.40ドルでした。
サーカス的な演目には

  1. エアリアル・ギター
  2. トランポリン
  3. 鉄棒
  4. エアリアルストラップ
  5. ラッソ
  6. 椅子バランス
  7. ディアボロ
  8. スピンポール
  9. エアリアルフープ
  10. ハンドトゥハンド

といったものがありました。ラッソ(トリックロープ)は3人で、ディアボロは男女2人で同時に5個まで回していました。女性の方が3個だったことがちょっと驚きです。
見終わっての感想は「一度見ればもういいかな」というものでした。こうもエルビスが前面に出てくるのなら、エルビスファンにとってはエルビスのそっくりさんショーを見た方が満足度が高いのではないか。逆にシルク・ドゥ・ソレイユのファンにとっては、同じ金額を出すなら他のショーの方が楽しめると思います。
ラブに比べてサーカスの要素はあまり強くないと思っていましたが、こうして書いてみると意外にもサーカス的な演目が多いことが分かります。にも関わらず印象に残らないというあたりに問題がありそうです。

2回目 : 2012年2月21日(火) 21:30~23:00
今回はセクション103のF列1番で、中央やや下手側の非常にいい席です。前売税込みで146.45ドルでした。
予約したときとは座席番号が違っていて「あれ?」と思いましたが、グレードアップされているようなので文句はありません。会場は空席も目立ち、当日券が半額以下で売られるぐらいですからいい席に替えてくれたのでしょう。
公演の内容は1回目と同じでした。英語で喋る部分が何ヶ所かあります。エルビス・プレスリーの秘蔵(?)映像もあって、このあたりで感動できるかどうかが評価の分かれ目のような気がします。

マイケル・ジャクソン「ザ・イモータル・ワールドツアー」

マイケル・ジャクソン死後の2011年制作で、各地のアリーナを舞台に行なう移動公演です。通常のテント公演と違って設営や撤去に時間がかからないため、1週間単位で各地を移動するスタイルを取っています。
当然ながらマイケル・ジャクソン本人は登場しませんが、本人の映像、特にジャクソン・ファイブの時代の映像などが多用され、ビバ・エルビスと同様に歌や演奏がメインのコンサートとなっています。

2013年横浜公演

2013年5月17日(金) 19:00~21:15
アリーナの前方に通常のステージがあり、そこから客席の方へ花道が伸びて、その先に円形のステージが作られていました。私の席はアリーナ席A13列16番で、円形ステージを真横から見る感じの場所でした。ものすごく後ろの席ではないものの、ステージからは遠い。定価1万8000円のところ割引価格で1万4000円でした。各地で1週間ずつしか公演がないからか、平日なのにスタンド席の後方まで埋まっていました。
サーカス的な演目としては

  1. クラッチ
  2. エアリアルストラップ
  3. ポール
  4. コントーション
  5. デュオストラップ
  6. バスケットボール
  7. 床体操

がありました。途中に30分間の休憩が入ります。通常のシルク・ドゥ・ソレイユの公演では30分の休憩は長く感じられますが、会場がこれだけ広くて客も多いので適度な時間だったと思われます。休憩の終わりごろには観客参加のパフォーマンスも行なわれていました。
床体操の演目では、パフォーマーが体を広げて胸から落ちるものの固い床でバウンドして戻るという驚異的な身体能力を見せていました。また、右足しかなくて松葉杖をしたダンサーが多才で、クラッチの演技をしたりバスケットボールを杖で器用に操ったりするのに驚きました。ポールは、チャイニーズポールよりはポールダンスに近い内容でした。他にもクラウン的な役割の人がずっとパントマイムをしていましたし、獅子舞ならぬ象舞も出てきました。
2ヶ所あるステージとスクリーンを有効に使っていて、演目間の切り替えがスムーズで、矢継ぎ早に色々なことが行なわれるのがよかったと思います。客層はほぼマイケル・ジャクソンのファンだと思われ、昔の映像が流れただけで拍手喝采でした。一方、単にシルク・ドゥ・ソレイユのショーだと思って見に行った人はがっかりすると思います。

アマルナ

2012年制作のテントによる移動公演です。テーマは女性性で、話によるとパフォーマーの70%が女性とのことです。また、割とはっきりしたストーリーがあり、主人公の娘ミランダと、嵐によって漂着した青年ロメオとの恋愛が軸となっています。
そして彼らに準じる役割のトカゲのキャラクターをヴィクトル・キーが演じていることも重要です。

2016年クノック・ヘイスト公演

1回目 : 2016年8月7日(日) 14:30~16:35
私の席はセクション200のO列9番で、後方ですがステージほぼ正面です。当日券をビッグトップにあるボックスオフィスで買って89ユーロでした。座席の9割ぐらいが埋まっている感じです。
演目は順に

  1. 輪くぐり
  2. エアリアルストラップ
  3. クラウン(剣)
  4. エアリアルフープ
  5. ハンドバランシング
  6. 鉄棒
  7. シーソー
  8. マニピュレーション
  9. チャイニーズポール
  10. クラウン(夜)
  11. ジャグリング
  12. イカリアンゲーム

で、6.と7.の間に25分間の休憩が入ります。
ズーマニティ でも使用された半球状の透明な水槽が随所に登場していました。マニピュレーションはかつてマディール・リゴロが世界に衝撃を与えた、大小の木片をシダの葉状に組み上げていくバランス芸で、別のパフォーマー(女性)が演じています。ヴィクトル・キーは3~7ボールの、ドラリオンのときとは違う新しいルーティンを披露していました。
アマルナは巨大な舞台装置に頼るのではなく、鉄棒やシーソーがそうだったようにパフォーマー同士がギリギリですれ違うスリルを見せる演目が多かったように思います。イカリアンゲームもパスが主体の構成でした。それは方向性として間違ってるわけではないですが、大掛かりな装置がないのは、それはそれでちょっと寂しい気がします。

2回目 : 2016年8月7日(日) 18:00~20:05
私の席はセクション101のC列15番で、前方5列目のやや下手側でした。事前にインターネットで前売券を買って自分で印刷して持っていったのですが、チケット代98ユーロに加えて、当日券にはない手数料が計6ユーロもかかったのが解せません。今回も座席の9割ぐらいが埋まっている感じでした。
演目は1回目と同じです。全体的によかったですが、1回目に比べて輪くぐりでややミスが目立ちました。ヴィクトル・キーは3ドロップでした。
1回目も2回目も、公演終了時にスタンディングオベーションはありませんでした。内容がいまいちだったわけではなく、日本と同様、そういう文化がないようです。

マイケル・ジャクソン「ワン」

2013年からラスベガスのマンダレイベイというホテルで行なわれている常設公演です。マイケル・ジャクソンをテーマにしたものは既に「ザ・イモータル・ワールドツアー」がありますが、それとはまた違う専用劇場のショーになっています。
「ザ・イモータル・ワールドツアー」は歌や演奏がメインだったのに対し、この「ワン」はコンサート的な要素とサーカス的な要素が半々の印象です。録音がメインではあるものの生歌も少しあります。

1回目 : 2017年4月3日(月) 19:00~20:35
私の席はセクション203のDD列3番で、後方のほぼ中央でした。税金・手数料込みで181.45ドルです。
サーカス的な演目には

  1. スパニッシュウェブ
  2. スラックライン
  3. 槍の演舞
  4. 影絵
  5. 帽子
  6. ポール
  7. パワートラック

といったものがありました。他にも手品、暗闇にLEDが光るダンス、クラッチやトリックロープの演技もあります。
ステージの左右に巨大なスクリーンがあり、ステージ上にも半透明のスクリーンが登場してマイケル・ジャクソンの映像などが映し出されます。展開が速く、要素が非常に多く、演出も派手で、一度見ただけで全貌を把握するのは不可能だと思いました。

2回目 : 2017年4月3日(月) 21:30~23:05
今回はセクション102のH列19番で、前方ほぼ中央という非常にいい席です。税金・手数料込みで204.70ドルでした。
公演の内容は1回目と同じですが、実はストーリーがあることに気付きました。客席から紛れ込んだ男女4人がマイケルの4つの道具(靴、サングラス、帽子、手袋)をそれぞれ装着すると不思議な力が身につき、それぞれのパフォーマンスができるようになるのでした。
その4人は最後の方でアニメとして描かれるのですが、それが日本をイメージするからなのか、女性のスカートには日本語で大きく「強さ」と書いてあります。
客席は9割以上の入りで、終わったときにはスタンディングオベーションが起きていました。