企画ビデオ

9-1 Nordic Objects

北欧のジャグラーなど16人による技の紹介DVDです。リージョンフリーですが、信号方式がPALなので、普通の人はパソコン付属のプレイヤーでなければ見れないと思います。中身については単発の技が羅列されているだけなので言葉の問題はありません。
タイトルにある「9-1」というのは扱う物体(クラブ、ボール、リング)の数が9個から順に減っていくという意味です。実際には3個が収録時間の半分近くを占めていて、9、8、7、6、2、1個の映像はほとんどありません。ナンバーズの凄さではなく、3~5個での変わった技を紹介することに主眼が置かれています。
目新しいところでは、クラブを首の周りや胴体の周りを回したり、肩でバウンスさせたり、大中小と大きさの違うリングを使ったりしています。ボール3個キックアップのようなスタートや、横回転クラブのシザーキャッチのようなフィニッシュ技も多く、何かと参考になります。

0:01:50  パフォーマー紹介
0:04:23  987
0:07:09  6
0:12:15  5
0:24:38  4
0:33:40  3
1:18:36  2
1:23:02  1
1:28:33  エンディング
1:34:50  終了

The Beauty of 3 Ball Juggling

このビデオは、1988年から1990年までのIJAのフェスティバルで撮影された映像の中から、3ボールをやっているシーンを取り出して編集したものです。
英語の解説が入っているのですが、英語の苦手な私には何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。それでも、次から次へと色々な技を紹介してくれるので、画面を見ているだけでも楽しめます。
ビデオに収めてある技は極めて多く、数秒間見せたらすぐに次の技へ進んでいきます。私が見ていてインパクトの大きかったものだけでも脇の下ミルズメス、エリックスエクステンション、ピアニスト、ヨーヨーの途中でボールが1個消える技、背中の後ろでのカスケード、バッククロスのフェイクなどなど、数え上げたらきりがありません。
トスだけでなく、ネックキャッチ、ヘッドロールを初めとするコンタクトジャグリングやバウンシングの技もあり、オープニング、フィニッシュ、パントマイムとの組み合わせ、失敗したときのリカバリーなどについても言及されていました。技を羅列するだけでなく、体の動きや見せ方にも参考になる部分が多くてよかったです。
全ての3ボールマニアと、これから3ボールマニアを目指す人のためのビデオです。

The Besf of Trick & Fancy Roping

西部劇には、よくロープを回して空中で輪を作って投げるというシーンがありますが、それに類する技法を集めたビデオです。トリックロープにどんな種類の技があるかを知りたい人と、ある程度できるようになった人が見ると楽しいと思います。
英語での解説があり、どこかの大会やショーの模様も収められています。馬の上で演じたり、両手で2本のロープを使ったりもしていました。走っている馬に向かって投げて捕まえる、という本来の使い方も紹介されています。馬の後ろから投げて捕まえる「ビハインドザホース」という技がちょっとすごい。

The Big Bouncer Show

ピーポットによるボールバウンシングのビデオで、様々なパターンを見せてくれます。同社の他のビデオと同様、映像によってやり方を解説しているため言葉の問題はありません。
3、4、5、6、7、8ボールがあり、トスと組み合わせて複雑なパターンを作るなど面白い試みがいくつもありました。これ自体はとてもいいビデオだと思います。ただ、同時期に出た「バウンシング・イン・パリス」と比べるとどうしても見劣りします。1つだけ買うとしたらやはりあちらをお薦めします。
なお、映像は 1 から 3 に分かれていますが、実際のところ何が違うのかよく分かりません。

0:00:12  エピソード・1
0:22:20  エピソード・2
0:47:13  エピソード・3
1:15:11  終了

Circles of Light

ポイやスタッフ(長い棒)に火をつけて振り回します。パフォーマンスとして人に見せるとかいうことを考えず、ただひたすら振り回しています。音楽も映像に後から付けたようで、ずっと似たような調子でした。映像はおそらく素人が撮っており、暗がりで撮影しているということもあって画質は悪いです。
ほとんどの人がファイアーポイを回していますが、中には片手にポイ、もう一方の手にスタッフを持ってる人や、スタッフの先にさらにポイが付いた道具を回している人などもいました。

0:00:21  ハヨボーラ  鉤爪,スタッフ,ポイ
0:06:12  ロバート・マイケル  ポイ
0:10:10  ショーン・ギブソン  ポイ
0:11:35  レイチェル・ストックレイ  ポイ
0:13:21  ジョー・デリー  グロースティック,ポイ
0:16:25  キサエダ  スタッフ
0:17:40  ハンナ・ファラール  ポイ
0:21:13  ファラー・シーゲル  ポイ
0:24:53  ライアン・ウェー  ポイ
0:29:03  クリスティ・フレモン  ポイ
0:31:03  アーニャ・フブシュル  ポイ
0:33:25  ディメンジョン7  ポイ,スタッフ,扇子,トーチ
0:35:41  フレッド・イェーテス  ポイ
0:39:55  バルティモア・カレファクション・ソサエティ  ポイ
0:42:32  ウォレン・ハモンド & ボブ・トムソン  流星,ポイ
0:44:17  ブライアン・ガラファー  ポイ
0:48:47  インサン・モンキー・ガール  スタッフ
0:52:54  デンジャーボーイ  スタッフ,ポイ
0:54:04  ジョン・スミス & ダニエル・タイラー  ポイ
0:55:17  フラッシュファイア & カティンカ & ジョシュ  スタッフ,ポイ
0:57:14  終了 

Circles of Light 2

サークルズ・オブ・ライト」の第2弾。やってることや構成などが同じだから、単純に続編だと思って構いません。前作よりも映像が洗練されている気がするので、どちらか1本だけ見たいという人にはこちらをお勧めします。
火のついたポイを足に当てて火花を撒き散らしたり、火を手で移したりしていました。少し変わった道具もありました。手元がボール状になっていて回している最中に手離すことのできるポイとか、短いスタッフとか。

0:00:28  ダニエル・タイラー  ポイ
0:03:42  ジェディ・ホワイト  ポイ,スタッフ
0:06:22  ブライアン・デノメー  スタッフ
0:08:19  キソチダンス  ポイ
0:10:00  セージ  ポイ
0:17:48  ファラー・シーゲル  ポイ,スタッフ
0:19:10  ダーシー・ジョンソン  ポイ
0:20:16  マイケル・ポセイ  ポイ
0:21:50  トライブ・オブ・バーニング・ソック  ポイ,スタッフ,鉤爪
0:26:09  バスマン  トーチ,ポイ,スティルト
0:29:20  ダスティン・レイネイ  ポイ
0:31:51  スティーブ・エウィング  スタッフ
0:34:18  ディー  スタッフ
0:35:48  ルピンデル・シンフ・シドゥ  スタッフ
0:38:00  ノーマッド  ポイ
0:39:49  コード128  ポイ
0:41:07  ノーマッド  ポイ
0:42:59  ショーン・ギブソン  ポイ
0:45:36  カサンドラ  ポイ
0:47:48  ヘザー・フェザー  ポイ
0:49:01  フレンジー  ポイ
0:50:07  ロバート・マイケル  ポイ
0:51:55  アデ  ポイ
0:52:39  ベン・キング  スタッフ
0:54:45  サラ・クロー  ポイ
0:56:39  キサエダ  スタッフ
0:59:27  終了 

Cooking Fat

3ボール・ディファレントウェイズ」「ラジカルクラブニュース」に続き、ピーポットが贈るマニア向けビデオ第3弾。今回はリングを使っています。
リングの基本はバウンシングだったのかと思わせるほど自由自在に弾ませています。壁に向けて投げた2枚のリングが綺麗に戻ってくるのが信じられません。バウンスやボディースローを含む複雑な技にはサイトスワップ表記があるというのが親切でした。
ナンバーズなど一般的なリングの技もありましたが、それは大して重要ではありません。やはりこのビデオでしか見られないものに価値があります。例えばプルダウンのとき、普通に縦に投げたリングを強引に首にかけるのは衝撃でした。リングにはまだまだ可能性があることを示してくれます。トスジャグラーは必見。

Diabology

9人のフランス人チームによるディアボロのマニア向けビデオです。DVD2枚組で、リージョンコードはそれぞれ 1~6 および ALL でした。今はナランハでも売ってるらしいですが、私が入手したのは海外版で信号方式はPALでした。
1枚目の教則部分はそれほど重要ではなく、見所はステージパートおよび2枚目のフリースタイルパートです。ディアボロのサイトスワップ表記を提案するなど新しい試みがなされています。レベルも高いので見ておいて損はないでしょう。
DVD映像が細かく章分けされていたため、以下のインデックスには時間を入れてありません。

1枚目  1時間00分

(教則パート)

1ディアボロ

2ディアボロ

3ディアボロ

サイトスワップ

(ステージパート)

ジブ

プリャン

ヴュー

トニー
2枚目  1時間18分

(フリースタイルパート)

EJC 2003

ルタン & トラッシュ

ヴュー

トニー

夜のパリ

エリー & アントーナン

バティート、ジブ & プリャン

ボーナス

headache

ピーポット制作の「頭」をテーマにしたジャグリング観賞用DVDです。ボールがメインですが、クラブや帽子、リングなども登場します。リージョンフリーで、メディアは片面がNTSC、もう片面がPALになっていました。
ボールを頭の片側に載せて、それが落ちる前に頭を振って逆側に別のボールを載せる、という 423 の動作が基本となります。これが 3 のタイミングで行なわれたり、普通に3ボールルーティンに組み込まれたりします。顔面の、ちょっとずつ違う場所に載せていくルーティンなどが面白いと思いました。
ヴィレ・ワロがJJF2005でもやっていた、帽子と2人の子供(?)のルーティンも見られます。

Juggler

何人かのジャグラーのインタビューを中心に構成されています。ドキュメンタリーか? 私は英語が分からないので言葉ばかりだとちょっとつらい。他のジャグリング関係のビデオに比べると映像が妙に綺麗なのに驚きました。
私に確認できた登場芸人は、ラスピニ・ブラザーズ、ボビー・メイ、セルゲイ・イグナトフ、グレッグ・ケネディ、アンソニー・ガトー、アルバート・ルーカス、カザイア・テネンバウムといったあたりの人たちです。彼らのルーティンも映像に収められてはいるものの、細切れでしか見ることができません。IJAの画像もかなり使っているようでした。

Juggler.com/video

「ジャグラー・ドット・コム」のビデオで、DVD版しかありません。リージョンコードは 1~6 および ALL となっており、リージョンフリーでした。本編の映像に加えて予告編なども収められています。全体の連続再生はできますが、時刻表示が細切れになっていたため、以下のインデックスでもそれぞれの収録時間を載せることにしました。
日本ではあまりなじみのない道具ですが、テニスボール3個とそのケースを使ってのジャグリングがいくつか入っています。この道具はボールよりもシェイカーカップの動きに近いです。ジャグラー的注目はフランク・オリバーの3ボールとティム・ケリーのクラブのフラリッシュでしょうか。あと、古い映像ですがアレクサンダー・キスもなかなかよいです。

本編  ボブ・ザ・ジョッキー  1分06秒 

オープニング  57秒 

ティム・ケリー  5分11秒  ボール(3),ケース

ダン・ホルツマン  2分14秒  ゴルフボール(1,2,3),帽子,ステッキ,ボール(1),デビルスティック(1,2),ヌンチャク

ティーポット  24秒 

マーク・ナイザー  1分38秒  ボール(3),ハンググライダー

ティム・ケリー  3分43秒  シガーボックス

空港  47秒  ボール(3)

ダン・ホルツマン  2分44秒  ボール(3)

フランク・オリバー  4分16秒  輪ゴム,ボール(1,3,5,7)

ボブ・メンデルゾーン  40秒  クラブ(3)

ビル・ベリー  3分28秒  ナイフ,ボール(3,5),クラブ(5)

ダン・ホルツマン  4分33秒  ボール(3),ケース

リッチ・ロス  56秒  ボール(5)

ショーン・マッキニー  2分27秒  ボール(3),クラブ(3)

チャド・テイラー  6分53秒  ボール(2,3),チェーンソー,ファイアーボール(2)

ティム・ケリー  4分54秒  クラブ(1,3)

ボブ・メンデルゾーン  50秒  スピニングボール(2),リング(6),ボール(5)

デイブ・カプーロ  2分06秒  ヨーヨー

猫と犬  1分13秒 

ティム・ケリー  8分04秒  ボール(3)

ボブ・ザ・ジョッキー  1分44秒 

スタッフロール  46秒 

マイムドッグ  11秒 
おまけ  ティム・ケリー  4分02秒  ボール(3)

アレクサンダー・キス  5分38秒  クラブ(1,4,5,6),リング(5,6,7,8),スピニングボール,ローラボーラ,トーチ(5),ナイフ

The Jugglers That Jugglers Watch

IJAの最近20年分ぐらいの映像を編集したハイライトビデオです。当然のことながら昔の映像は画質がよくありません。それでも初公開(と思われる)映像には資料的あるいは歴史的価値があります。
多くのジャグラーが登場するのはいいのですが、映っている時間が短く、最初と最後が省略されているので、それぞれのよさがさっぱり分かりません。また、「どうしてこの人が入ってるのにあの人は入ってないのか?」と思うことも多々ありました。このDVDの編集方針および販売意図には疑問を感じます。よほど過去のジャグラーを知りたい人でない限り、買ってまで見る必要はないでしょう。

0:02:31  芸術としてのジャグリング
0:10:22  コメディジャグラー
0:19:35  ディアボロ
0:24:25  チーム
0:35:35  伝説
0:48:00  女性ジャグラー
0:53:18  体育館での練習風景
0:56:32  終了

Juggling Kung Fu Master

ジェイソン・ガーフィールドが主演、監督、脚本、演出、その他もろもろを務めたカンフー・アクション映画です。ジャグリングのシーンは全部で10分ぐらいしかなく、普通の物語として楽しめるかというとそうでもなく、特殊技術は稚拙で、ジェイソン・ガーフィールドがジャグリングを始めると決まって敵が現れて戦いになる、といった感じの映画でした。値段も高いと言わざるをえないでしょう。
R指定(17歳未満は保護者の同伴を必要とする)で暴力的あるいは性的な表現も多く、当然のことながら日本語字幕はなく、ジェイソン・ガーフィールド以外のジャグラーはみんな彼の引き立て役なので演技にミスが多く、結論として彼のファン以外は買う必要がありません。しかしここまで自己顕示欲が暴発しているのは逆にすがすがしかったりもします。
ただ、そんな「ジャグリング・カンフー・マスター」でも1つだけ言及しておかなければならないことがあります。1時間19分から始まるステージ上でのルーティンは一見の価値があるということ。ある意味「ジャグリング・マスター2000」よりもすごいことをやっています。

Never Give Up

主に日本とスウェーデンのジャグラーたちによる技の紹介DVDです。リージョンフリーですが、信号方式がPALなので、普通の人はパソコン付属のプレイヤーでなければ見れないと思います。
タイトルの付いた3つの映像と1つのおまけ映像からなっています。それぞれは完全に独立しており、撮影年も撮影対象も撮影場所もバラバラです。共通点としては、1つの映像に複数のジャグラーが出てくること、単発の技を繋いだ映像であること、BGMは後からかぶせたものであること、ときどき面白い技が見られることなどです。
日本人が出てくるのは最初の A Cab Ride Through Vegas で、2005年12月のラスベガスの街を背景に、荒川天平、平野真幸、桔梗篤、桔梗崇、進藤一宏(、エリック・アベリ)がいくつかの技を披露しています。

A Cab Ride Through Vegas  17分04秒
Springtime Manipulation  17分55秒
Backyard Sessions  27分18秒
おまけ映像  9分22秒

Radical Club NEWS - Special Report

ピーポットビデオの制作で、前作「3ボール・ディファレントウェイズ」がボールだったのに対してこちらはクラブを扱っています。「ラジカルクラブニュース」の名前から想像できる通り、使用しているクラブはベアードのラジカルフィッシュでした。
英語で喋る部分も多少はありますが、ほとんどのシーンは言葉なしなので、英語が分からなくとも問題ありません。
このビデオにはIJAに見られるような普通の技はほとんど登場しません。マニア向けというか大人向けで、俄かには信じられないような、いい意味でも悪い意味でも目が点になるような技の数々が紹介されています。そんなわけで、クラブを始めたばかりの人が最初に見るビデオとしては不適切だと思われます。逆に、クラブに限界を感じた人やIJA的なパフォーマンスに飽きている人は姉妹品の「ジス・ジャスト・イン」ともども必見です。
ビデオの中で行なわれている技を少し紹介してみましょう。サイトスワップパターン、例えば 6420 や (4x,2)(2,4x) にボディースローが加わったり、手の交差が入ったり、持っているクラブを回転させたりしています。ダンカンドーナツや下からのスラップバック、3本のバランス、コンタクト(!)、バウンシング(!!!)などなど、やりたい放題でした。

Radical Club NEWS - This Just In

スペシャルレポート」と同様、ラジカルフィッシュを使ったクラブの技を紹介するビデオです。内容やビデオの作りは2本ともよく似ているのでどちらを先に見たらいいということはありませんが、放送禁止用語を消す「ピー音」が入っていたりモザイクがかかっていたりする分、こちらの方がよりアダルト仕様かと思われます。
このビデオも英語が分からなくても大丈夫です。そして、名前の分からない技がわんさか出てきます。
手に持っているクラブはとりあえず回せ、と言わんばかりの映像が次々に登場します。演者はカスケード、423、背中の後ろ、シャワーなどをしながらクラブを回しています。リストトラップと呼ばれる、クラブが腕の周りを回る技は注目に値するでしょう。バウンスやコンタクトも健在で、2人でのバウンスパスやネックキャッチなども披露していました。アメリカのテレビ番組のパロディーと思われる「ジョグリング・アメリカ」もなかなか楽しい。
このビデオ、クラブをたしなんでいる大人は必ず見ておくこと。

Reflex

ジェイ・ギリガンと、ドラマーのエリック・ニルソンのコラボレーションによるショーの模様を収めたDVDです。リージョンフリーでした。
ショーの内容は基本的にはジェイ・ギリガンのソロで、エリック・ニルソンはそこに即興で音楽を付けているようです。衣裳は柔道着(空手着?)で、なぜか白帯でした。ジェイ・ギリガンはボール、クラブ、リングの3種類の道具を、持ち替えたり組み合わせたりしながらひたすら投げ続けます。延々と続く6ボールファウンテンや、8リングプルダウンもありました。1人で50分も演じられるというのはすごいことだと思います。

8MIN  7分48秒  ショーのダイジェスト
50MIN  49分19秒  ショー全体

Siteswaps

ガンディニ・ジャグリング・プロジェクトの人たちが中心になって、様々なサイトスワップパターンとそのバリエーションを提示する大作です。DVD3枚組でリージョンコードは全て 1~6 でした。
映像はひたすらサイトスワップのバリエーションを見せることが中心ですが、ジャグラー、プログラマ、数学者など計10人に対するインタビューもあり、1枚目にはサイトスワップの入門編もありました。DVDのカウンターが表示されない映像もあるため、それぞれの時間は目安だと思ってください。
励起状態のサイトスワップには基底状態からの遷移パターンが示され、素ではないパターンは2色に色分けされるなど専門性の高い内容となっています。シンクロの (6x,4)(4,6x) は (6x,4)* のような略記法が用いられていました。高さ H や周期21、マルチで [6789] といった投げが実演されていること、さらにマルチキャッチも許していたことが驚きです。
インタビューの中で出てきた「サイトスワップは作られるものか発見されるものか?」とか「無人島に持っていくならどのサイトスワップ?」といった問いかけが面白いと思いました。

1. 

ジャグリング  1時間23分  2ボール,342,3個で周期2,3個で周期3,3個で周期4,3個のマルチ,3個のシンクロ,4個で周期2,4個で周期3,5個で周期2,5個で周期3,534,...
解説  50分  基礎,0~7,コンビネーション,サンプル,投げ方,周期,軌道,励起状態,平均,シンクロ,マルチ,マルチの軌道,シンクロマルチ,数学的特性
インタビュー  19分  パウル・クリメック

19分  ショーン・ガンディニ

34分  ブルース・ティーマン
パフォーマンス  9分  ガンディニ・ジャグリング・プロジェクト
2. 

ジャグリング  1時間46分  441,3個で周期5,4個のマルチ,4個のシンクロ,4個で周期4,4個で周期6,5個で周期4,6個,...
インタビュー  33分  マイク・デイ

15分  アダム・シャークラフト

35分  コリン・ライト

20分  ドゥニ・ポミエ
パフォーマンス  10分  オブジェ・ヴォラン
3. 

ジャグリング  1時間35分  531,3~4本の手,3個で周期6,3個の長いパターン,4個で周期5,4個その他,4個のシンクロマルチ,5個で周期5,5個の長いパターン,...
インタビュー  18分  マーチン・フロスト

1時間19分  アレン・ナットソン

8分  チャーリー・ダンシー
パフォーマンス  1分  ドゥニ・ポミエ

4分  ガンディニ・ジャグリング・プロジェクト

Social Siteswaps

Siteswaps あるいは Patterns 1 の続編とも言える、2人以上で行なうジャグリングのサイトスワップパターン集です。DVDのリージョンコードは 1~6 でした。
2人のパターンでは、通常のパッシングもありますが横に並んでテイクアウェイとして実演している場面が多いです。基本的に全てのジャグラーが同じ動きをするため、2人が片手ずつを使ってカスケードをすることはあっても、2人でシャワーをすることはありません。映像は世界中いたる場所で撮影され、言葉はほとんどなく、BGMありという作りになっています。
2人7個1カウントを 3.5p と表記するように、複数人で投げのタイミングがずれる「時差パッシング」では小数が使われています。3人の 1.66p、5人の 3.8p、7人の 3.57p などで、中には F.5p などというものもありました。本編とは別にそれらの作り方が解説されています。
パターンが複雑になると見ている人にはさっぱり分からなくなっていきますが、やってる方には達成感があるだろうなと思いました。これだけのパターンを安定するまで練習したことが既に驚きです。

0:02:02  3個で周期2、周期4、フレンチ、1.5p、4人、3個で周期3、2.5p、3個で周期5 & 6
0:30:22  ベルリンパッシング、4個で周期4、フレンチ、4個で周期3 & 5、リング、4個で周期6、6個ともパス
0:56:05  テーブルパターン、5個、フレンチ、3人、5個で周期3 & 5、5個で周期4、6人
1:28:48  フィード、5個で周期4 & 6、5個で周期6、ウィーブ、周期6、フレンチ
1:50:23  遷移パターン、4人、6 & 7個、8 & 9個、フレンチ、シンクロ & マルチ、マルチパス、5人、6人
2:29:36  バックトゥバック、7人、10人、ナンバーズ
2:39:34  調和パッシングの説明
2:46:44  時差パッシングの説明
3:02:29  終了

Solstrom

シルク・ドゥ・ソレイユ制作のテレビシリーズ「ソルストロム」をDVD化したものです。DVD5枚組、45分×13話+メーキングその他という構成で、リージョンコードは全て 1、3、4 でした。字幕は英、仏、西、葡、中、韓、タイ語とあるのに日本語はなし。リージョンコード2に対応してないから日本語がないのは分かりますが、リージョンコード6がないのに中国語字幕があるのが謎です。メーキングその他は英語音声で字幕なしでした。
ジョン・ギルキーを案内役として、魔法(太陽風?)を吹きかけられた登場人物がパフォーマーに変身するという点は共通ですが、それ以外は各話が独立しています。出演者はシルク・ドゥ・ソレイユ所属の芸人を中心に、シルク・エロワーズやモスクワサーカスなど、他のサーカスの芸人や全くの新人まで起用しているのはすごいと思います。
意図のよく分からないストーリーに摩訶不思議な演出が施されていて、演技だけを純粋に見せてくれたらもっとよかったのに、と思うことがしばしばでした。編集しすぎてパフォーマンスの質が損なわれているものもあります。それでもこの値段(送料入れても5000円しない)でこれだけたくさんのパフォーマンスが見られるわけですから、お得と言わざるをえません。

1.  Wind of Romance 
0:02:50  綱渡り  ジェード・キンダー
0:07:06  人間トーチ  レイ・ウォルド
0:08:40  コントーション  アナトリー・ザリエフスキー
0:13:26  ボール(3,4,5,6)  デュオ・ボンダレンコ
0:18:15  エアリアル・パ・ド・ドゥ  イゴール・アレフィエフ・Jr. & コレッテ・モロー
0:26:30  一輪車  イオーリ・シャブロ & ダイアナ・アレキチェンコ
0:30:24  クラウン(手品)  クラウディオ・カルネイロ & キャスリン・コミッシュ
0:34:00  椅子バランス  ロカルディ
0:37:50  グラスハープ  ミッシェル・ロジエール
0:40:32  トランポリン  オマージュ・トゥ・パッション
2.  Twin Winds 
0:05:40  コントーション  デュオ・カルーツキク
0:10:25  イカリアンゲーム  ペドロ、ラモン & ハビエル・サントス
0:12:45  シャボン玉  ファン・ヤン
0:18:39  アダージオ  デュオ・アザーレ
0:24:20  歌(鼻)  チャーリー・シュミット
0:25:28  ボレアドーラス  ヘレン・レメー & アン・ベルナルド
0:29:33  ボール(5),クラブ(3,6),トーチ(6)  ダブルトラブル
0:31:36  エアリアルストラップ  アンドリュー & ケビン・アサートン
0:37:58  ディアボロ  セバスチャン・ソルデビラ & パトリック・レオナルド
3.  Howling Wind 
0:05:02  ボール(1,2,3,5,7)  ヴィクトル・キー
0:15:31  人間ポンプ  スティービー・スター
0:19:38  スパニッシュウェブ  ジェイソン・パップ
0:23:49  クラウン(レスリング)  アドリアナ・ダッチ & アルバ・モラ
0:26:20  ハンドトゥハンド  デュオ・ルビロフ
0:35:18  綱渡り  ニコレット・ヘーゼウィンケル & ニッキー・デュハースト
0:40:08  ソロトラピス  シャナ・キャロル
4.  Rockin' Wind 
0:04:33  コントーション  ダニエル・スミス
0:08:41  エアリアルフープ  ジェネビエーブ・ベセット
0:14:16  クラウン(のこぎり音楽)  コリン・ギー & ゴンザロ・フェレール
0:17:44  ローラボーラ  ウラジミール・ドゥボウスキー
0:21:31  ティシュー  ベオ・ダ・シルバ
0:26:55  綱渡り  ナバス・ファミリー
0:32:05  ワシントントラピス  アンジャ・ウィッテンバッハ
0:34:13  ホーン  ミッシェル・ロジエール
0:37:29  バンキン 
5.  Once Upon a Wind 
0:03:00  エアリアルバレエ・イン・シルク  ジンジャー・ルイス
0:07:00  ボール(1,3,4,5),鞄,ステッキ,帽子  スティーブン・ラガッツ
0:12:47  ハンドトゥハンド  サラ・ジョエル & ステファン・チョイニエーレ
0:16:03  イカリアンゲーム  レ・カストー
0:20:17  玉乗り  フレデリック・バレット
0:23:15  スパニッシュウェブ  ジョナサン・モーリン
0:26:04  コミックバレエ  ロドリゲ・トレンブレー & ニコレット・ヘーゼウィンケル
0:30:28  ハンドバランシング  ドミトリ・プルトニコフ
0:33:50  アダージオ  ジョルダン & ナスコ・バラクチェフ
0:37:27  エアリアルストラップ  イゴール・ザリポフ
0:41:27  ファイアースタッフ,ファイアーポイ  ウォルキリーズ
6.  Wind of Freedom 
0:04:34  ボール(3,5,7),クラブ(4,5,6)  ブラディック・ミャーグコストゥーポフ
0:09:20  ポールアクト  トループ・カイラフォフ
0:17:38  クラッチ  ビル・シャノン
0:20:46  手品  エチエンヌ・ベンデット
0:22:11  ブレークダンス  ビート
0:24:07  ヨガ  ムクタール・グセンガジエフ
0:28:04  ハンドバランシング  サミュエル・テトレオールト
0:34:15  コリアンプランク 
0:37:24  エアリアルバレエ・イン・シルク  ユリ・マイオロフ
7.  Ghostly Wind 
0:04:03  エアリアルコントーション  イザベル・シャス
0:11:52  早替わり  デビッド & ダニア
0:15:30  フラフープ  エレナ・ツェリスチェバ
0:20:59  コントーション  ウラジミール・ガガーリン
0:31:06  バレエ・オン・ライト 
0:39:42  空中ブランコ  フライング・ページズ
8.  Gone with the Winds 
0:05:32  コントーション  ナターリア・バシリュク
0:11:21  ジャーマンホイール  クリス・ラシュア
0:15:14  スティルト  オディオス・ナイトIII世
0:19:53  投げ縄  アンジェロ・イオディセ(AJシルバー)
0:21:47  イカリアンゲーム  レ・クーバノ
0:26:14  スラックワイヤー  ファン・ツァン
0:34:37  エアリアルネット  アント・チェルノコフ
0:39:53  アイリッシュダンス  ブラックトーンズ・ダンサーズ
9.  Wind from the Past 
0:02:52  バンジー 
0:08:07  クラウン(音)  イエスコ・スタイネン
0:15:28  自転車  ジャスティン・ケース
0:20:24  アクロバット  トリオ・シュレキン
0:30:10  縄跳び 
0:33:13  トランポリン  アライン・ガンシエ
0:37:31  アダージオ  オクサーナ、アンドリー & マクシム・ビンチロフ
10.  Wind of Imagination 
0:02:09  三角形,ボール(1,2,3)  マイケル・モーション
0:05:47  ダンス  ジーマ
0:09:22  トリプルロープ  ブリジット・シェレール
0:15:15  蛇腹パイプ  バレンティン・アース
0:19:11  チャイニーズポール  クリスチャン・デュロチャー
0:22:58  ハンドトゥハンド  マルチン・ラリベルテ & フレデリック・アルセノール
0:26:58  ローラボーラ  ヴィクトル・ドドノフ
0:30:56  ロシアンバー 
0:37:10  棒(2)  マイケル・モーション
0:38:50  エアリアルキューブ  ポール・ボウラー
11.  Winds of Courage 
0:03:57  ファイアーダンス  フアアウ・ファイタウ & スティーブン・シルル
0:06:26  人間トーチ  レイ・ウォルド
0:11:17  綱渡り  イゴール・アレフィエフ
0:14:53  エアリアルストラップ  ロマン・トマノフ
0:19:28  トランポリン  マット・フーゲ
0:23:36  ボール(2,4,5),ピンポン球(2,3,5),帽子(3,4)  オクタビオ・アレグリア
0:27:05  ハンドトゥハンド  デュオ・デザイン
0:31:21  クラウン(武術)  クラスキー・ボストーカ
0:36:43  フラフープ  マリア・シラエワ
0:39:46  水流星  ヘ・ビン、シガン・リー & ジュンピン・ヤン
12.  Wind of Life 
0:03:42  コントーション  ジニー・ジャシント
0:08:46  鍋楽器  ミッシェル・ロジエール
0:12:08  足人形  ローラ・キベル
0:15:37  リング(3,5)  ヨーヘン・シェル
0:19:06  ディアボロ  ジェラルド・シボラ
0:25:24  イリュージョン  スコット & ムリエル
0:29:25  イカリアンゲーム  トリオ・アレシン
0:33:49  シリンダー  ロン・ブラザーズ
0:37:45  エアリアルストラップ  ニコラス・ロシェ
13.  Cosmic Wind 
0:02:30  エアリアルフープ  グレッグ・ウィセ、セバスチャン・ステラ & ユリヤ・エレミナ
0:06:51  コントーション  ウラジミール・ガガーリン
0:11:45  ダルウィーシュ  オットーマン・エンパイア
0:16:20  エアリアルスパイラル  エルミラ・ゼンスコバ
0:21:20  スラックワイヤー  アンドレイ
0:27:55  クラブ(3,4,5)  ジェイソン・ガーフィールド
0:29:34  パントマイム  マイケル・メネス
0:36:44  アクロバティックホイール  ジョセフ・バウアー

Urban Tumble

イギリスで活躍するダン・ザ・ハットというジャグラーによる帽子のDVDです。リージョンフリーですが、信号方式がPALなので、普通の人はパソコン付属のプレイヤーでなければ見れないと思います。また、あちこちで「60分」と紹介されていますが、正味34分しかないので注意してください。
映像は、ロンドンなどの街中で行なわれるパフォーマンスと技の紹介からなっています。技も映像で見せるだけで、個々のやり方の解説はありません。
使われている帽子は俗にニルス・ポール・ハットと呼ばれるもので、技は全部で108種類紹介されています。後ろからのキックアップや、キックアップからそのままアームロールに移る技などが面白いと思いました。初心者から上級者まで参考になるDVDだと思います。あと、帽子のてっぺんに火をつけるファイアーハットもありました。

ダン・ザ・ハット 
1  3分03秒
2  3分40秒
3  3分57秒
クレジット  2分56秒
技 
帽子1個  6分56秒
帽子2個  4分43秒
帽子3個  4分00秒
おまけ 
ベン・アントン  1分51秒
NG集  1分33秒
Tシャツ  46秒
宣伝用映像  41秒

The Wacky World of Waldo and Woodhead - The Show Must Go On!

ウォルドとウッドヘッドの2人が、数多の困難を乗り越えて自分たちの夜のショーに出演するという物語。言葉は英語で、当然のことながら字幕は付いていません。私は英語の聞き取り能力がないのでよく分かってないんですが、これは映画? ドキュメンタリー? それともプロモーションビデオ?
ショーではウォルドのジャグリングとウッドヘッドの演奏やクラウニングが行なわれますが、わざわざ見るほどのものではありません。クラブの3アラウンドの途中に色々な物を投げるのがちょっとよかったぐらいです。日本に1人いるかどうかの、ウォルド & ウッドヘッドのファン以外は買う必要のないビデオでした。

十八番

十八番ジャグリングプロジェクト制作。日本を代表するシガーボックス使いの5人が、それぞれの得意技を次々と披露していくビデオです。全部で400以上の技が収録されているとか。
ここに登場する技を参考にするときは、必ずしも簡単な順ではないことに注意しなければなりません。技のバリエーション、難易度ともに世界トップレベルであることは間違いなく、シガーボックスを始めた人は必見です。1回見ただけでは意味の分からない技も多く、繰り返し楽しめるという点でもお買い得でしょう。

0:01:05  第1部 端返し
0:04:45  第2部 テイク・アウト系
0:17:51  第3部 回転系
0:26:03  第4部 トス系
0:30:59  第5部 ひっつけ系
0:35:51  第6部 ボディスロー系
0:47:21  第7部 バランス系
1:00:49  第8部 スイング系
1:08:22  第9部 逸脱系
1:19:58  終了

日本全国に散らばるトップジャグラー13人がそれぞれの得意技を披露するDVDで、ルーティンではなく単発の技やそれを繋げた映像にBGMをかぶせるという作りになっていました。リージョンフリーです。
13人の中でも、特に「ここあ」こと山口真吾が圧倒的な勢いで面白い。技術的にも映像的にも素晴らしいと思いました。全体的によくできたDVDですが、光の加減などで若干見づらい場面もありました。

0:00:00  今野佳祐  ディアボロ(1,2,3)
0:03:32  久保肇  クラブ(1,3,4),ボール(3)
0:07:13  潮木祐太  ボール(3),クラブ(3)
0:10:18  吉村知恵  デビルスティック(1)
0:14:38  青木康明  ボール(2,3,4,5,6)
0:19:29  平野真幸  ボール(3)
0:23:00  萩原大輔  シガーボックス(3,4,5,6),三角シガー(3)
0:26:42  住田秀樹  シガーボックス(3),デビルスティック(1),リング(1),ボール(3)
0:31:58  石川丈寛  クラブ(2,3,4,5),ボール(3)
0:36:26  久米総文  デビルスティック(1,2)
0:41:16  山口真吾  クラブ(3,4,5),ボール(3,4,5)
0:45:38  山田光宏  クラブ(3,4,5)
0:49:13  佐藤信春  ボール(3,4,5),クラブ(3,5,6,7)
0:56:33  終了 

ビデオ・エクリプス

萩原、上田、山田、山口、森の5人のユニット「チーム・エクリプス」による高度な技の数々を収めたビデオ。インディーズだから安いけど、映像の質もそれなりです。
各人がそれぞれの道具で得意な技を披露し、それを細切れに繋いでBGMを流すIJAハイライト方式で展開されます。ひたすら技を見せるだけなら、このようなプロモーションビデオっぽい作り方が正解でしょうね。この時点での日本のトップレベルの技を見ることができるので、買う価値は十分あると思います。
ただ、このビデオではチーム・エクリプスとしての特徴は何も出ていません。次回作に期待します。