2004年11月の日記

11月28日(日)

KOKAMI@network 「リンダリンダ」(14:00~17:30)

鴻上尚史作・演出の音楽劇を見るために新宿のシアターアプルへ行ってきた。当日券に並んだのに普通の座席の20列21番が取れた。8,400円。劇場の収容人数は700弱ぐらいか?
「リンダリンダ」はザ・ブルーハーツのヒット曲を1つの物語に組み込んだミュージカルで、要するに「マンマ・ミーア!」の二番煎じ。私はザ・ブルーハーツと言われてもピンと来ず、実際に聞いてもかろうじて2曲知ってるかどうかだった。
途中すごくいい場面や面白い部分もあったものの、最後はハッピーエンドにしなければいけないという制約から、話の展開にはどうしても無理が生じる。やはり曲をちゃんと知っていないと楽しめないらしい。「マンマ・ミーア!」と比べるのは酷だと分かってはいるけど、制作費、制作時間、役者の質の点などで見劣りすることは否めない。

11月27日(土)

マラバリスタ(18:30~21:00)

今日も人が少ないかと思ってたら、徐々に増えて最終的にかなりの人数になった。出足は鈍いものの結構来るのね。
手に持った帽子をスピンさせ、手首から腕を転がして反対側の手で頭の後ろあたりでキャッチするという技を練習していると、村松に「全身が動きすぎ」と指摘された。手首のスナップだけで帽子を転がすものらしい。
藤倉が「クラブが当たって小指が反対側に曲がった」と言う。詳しく聞いてみるとどうも骨折してるっぽい。明日日曜日だけど病院行けよ。

11月24日(水)

マラバリスタ(18:40~20:00)

駒場祭も終わり、水曜日の練習時間も元に戻り、さすがに参加者も少なくなっていた。でもいつもの年の11月末よりは暖かい気がする。
普段は3ボールしかしない山内が「斉藤君に憧れて」ディアボロを、「うたさんに憧れて」デビルスティックを、「X BOX に憧れて」シガーボックスを練習していた。3つ目のは絶対後付けだな。

11月23日(火・祝)

駒場祭3日目(8:10~14:00)

昨日は平日だったため普通に仕事で来れず、最終日の今日は何とか見に来れた。ところが午前の1ステージしかなくて11:00には終わってしまうのだった。
ステージでは銭形米(しょーいち)の1~3ディアボロが、リハーサルと比べても格段に面白かった。あと司会は相変わらずよい。多少間違えても、慌てず騒がず落ち着いてフォローできるのはすごいと思う。
今年は自分が出演してないこともあって打ち上げには参加せず、途中で適当に帰ることにした。なおの話では1年生の木田が私にそっくりだそうだけど、本当か? そういうことは自分ではよく分からない。

11月21日(日)

駒場祭1日目(8:20~16:00)

今年は駒場祭に出演しないため、午前、午後のステージともに純粋に観客として見ていた。毎度思うことだけど、自分が出演せず、見るだけのステージというのはとても楽しい。
本日20組ぐらいの出演者の中で一番よかったのは、リハーサル、本番を通じて初めて見たうたのデビルスティック la gotango(だっけ?)だった。また、EDGE(藤倉、大五郎、蒲生)のルーティンがよかったのは意外だった。おそらく合うべきところが合ったのを見るのが初めてだからだろう。司会は午前も午後も楽しくてよいと思う。

11月19日(金)

マラバリスタ(19:20~21:00)

何人か珍しい人に会った。剛史に会うのも実は久しぶりだったし、曽我部とか笹尾とかガリとかが来ていた。ガリは前回も来てたか。
曽我部に帽子の技をいくつか教えてもらう。体をかがめて腕をクロスした状態から帽子を背中に転がし、落ちてきたところで反対側の手で取る、という技がよさげだったからしばらく練習してみた。もう少し練習すればものになりそうだ。

11月17日(水)

マラバリスタ(19:20~21:00)

駒場祭が今週末に迫り、体育館での練習も熱を帯びてきた。今日はリハーサルはなかったものの全体でエンディングの確認などしていた模様。
私は今年は駒場祭に出ないため、1人で3ボール3アップピルエットの練習などをしていた。相変わらずフラッシュが綺麗に上がらない……。

11月13日(土)

マラバリスタ(18:30~21:00)

3ボールの技をいくつか練習してみたところ、足の下シャワーが意外にも続かないことにびっくり。ボディーバウンスも難しいね。
本日のリハーサルは山岸・中野ペアと山内の2組だった。前者は2回目で、前回に比べて格段によくなってたと思う。後者も本人的には2回目か3回目らしいけど、私が見るのは初めてだ。やはりベテランだけあって格の違いを見せ付けていたと思う。
最近練習に来るようになった西村さんという人と少し話した。半年ぐらい独学でやってみて限界を感じたから来るようになったらしい。社会人で34歳。この前結婚した、もう1人の西村さんと何となく状況が似てる。

11月10日(水)

マラバリスタ(19:10~21:00)

個別リハーサルは木田・北澤、杉、北島・玲の3組で、最初の2組は2回目だ。さすがに2回目ともなると前回より動きがよくなってる。
一馬に1~3ボールの技というか動きをいくつか教えてもらう。1ハイアップの途中に残ったボールで色々できそうだった。
帰りの会に見慣れない人が出てきて、何となく石塚さんっぽいなあと思ってたら本当に石塚さんだった。練習に来るのは3年ぶりらしい。

11月7日(日)

新館前(11:00~14:00)
アレグリア2(16:30~19:00)

今日も新館前でリハーサルがあったので見に行く。しかし通しリハではなく、個別に何組かやるだけだった。
夕方からは新しくなったというアレグリアの東京公演を見に原宿の新ビッグトップへ行く。私の座席はDブロック8列目4番で、ほぼ中央の席だった。SS席11,500円。ストームを浴びるためにはなるべく正面に座るのがよい。
本日の演目は、ニュー・シンクロ・トラピス、スーパー・パワー・トラック、クラウン(バイク)、スラック・ワイヤー、ファイアー・デュオ、ニュー・ハンドバランシング、(休憩)、エアリアルキューブ、ニュー・ロシアン・バー、クラウン(風船)、ニュー・コントーション、スーパー・エアリアルハイバーだった。やたらに「ニュー」や「スーパー」を付ければいいってもんじゃないだろ。マニピュレーションの代わりに予備演目であるハンドバランシングが入り、コントーションは1人のバージョンだった。あと、ストームって演目一覧に入ってないのね。
公演自体は普通だった。ファイアーデュオやロシアンバーなどですごい技もあるものの、8年前に初めて見たときの驚きと興奮はもうなかった。それは私がこれまでにシルク・ドゥ・ソレイユの新作をはじめ色々なものを見てしまったせいもあるだろうし、アレグリア2が下手なマイナーチェンジをしてアレグリア色が薄まったせいもあるだろう。どうも手放しでは楽しめなかった……。

11月6日(土)

新館前(9:40~11:40)

駒場祭の通しリハーサルをやるという話だったので、朝から駒場に出向く。道具の確認などのあと、来てない人たちのところは曲だけ流して全体を実時間で通していた。本番はもう少しテンション上げていけばいいんじゃないかな。
昼からは西村さんの結婚式で、DDHの衣裳を着て西麻布のレストラン Furutochi に行く。知り合いでは仁さん、わにさん、ガリ、藤倉、小坂が来ていた。割とイベントの少ない披露宴だと思う。
夕方からの練習も行こうと思えば行けたんだけど、既に酔っ払っていたのでそのまま帰ることにした。

11月5日(金)

マラバリスタ(19:10~21:00)

今日は練習日だということに気付いて慌てて出かける。今週は3回あることをうっかりしていた。
リハーサルは永田・栃谷、さやか・高瀬、林・橋本・小川、蒲生・藤倉・大五郎の4組。人数が同じで道具も同じだと、ルーティンも似たようなものになるんだなあ……。

11月3日(水・祝)

大道芸ワールドカップin静岡(11:00~18:00)

この日しか空いていなかったため日帰りで出かけることになった。現地で奥田さん、柳沢さん、竜半、森田、村松、ちょり、山積あたりに会う。
見た芸人は矢部亮、アンドレイ & ナターリア、アラン・シュルツ、フランメ・ファタール・ミーツ・ボバリーノ、ヨーヨーピープル、ミッシェル・ロジエール、デュオ・ディアゴナール、シャルコフ・ブラザーズ、ルーカルーカの9組。ほとんど予備知識なしに行った割にはまたたくさん見ることができた。
現地に着くまでノーチェックだったアラン・シュルツが大当たり。バウンスとタップダンス(アイリッシュダンス?)を組み合わせたルーティンで、メインの演技は短いながらも動きのキレとスピードが圧巻だった。5ボールのフォースバウンスをしながらタップを踏み、7ボールフォースをしながら技を入れ(!)、最後は9フォースまで見せる。すげえ。弱冠13歳ながら既にマリア・チョードゥを上回ってる。
ルーカルーカやミッシェル・ロジエールもよかった。ルーカルーカは3~5本のクラブを使ってのパスやテイクアウェイが中心で、ボールルーティンや8クラブパスなどもやっていた。3クラブでは何をしているのか分からないテイクアウェイが多く、2人3本でここまでできるのかと思った。ミッシェル・ロジエールは、名前を知っていたから一応見ておこうと思っただけだけど、全身で演奏する様が楽しくてよい。
シャルコフ・ブラザーズはアクロバットの2人組。最近はやりのゆっくりとしたハンドトゥハンドではなく、コントーションとスピードのあるアクロバットという不思議な組み合わせが新しい。他では見られない感じで、これもなかなかよかった。
逆に外れだったのが矢部亮とデュオ・ディアゴナール。矢部は、終了後に謝罪して「投げ銭はいただきません」と自ら申し出るほど精彩を欠いていた。全部で20ドロップぐらいだったか。デュオ・ディアゴナールに至っては、これのどこが面白いのかさっぱり分からなかった。