自由の女神 (Statue of Liberty)

Statue of Liberty

概要

自由の女神像のように片手を挙げたままの状態で行なう技です。腕がしっかり上がっているととても綺麗に見えます。

予め修得しておきたい技

ハーフシャワー

サイトスワップパターン

3

練習方法

ここでは左手を上に挙げた状態でのやり方を解説します。投げるタイミングやテンポはハーフシャワーのそれとほとんど同じです。ただ、最初から腕を伸ばした状態で行なうのは無理なので、ハーフシャワーから始めて次第に腕を高くしていくようにします。

自分から見て反時計回りのハーフシャワーを開始します。ハーフシャワーを続けながら、左手をゆっくりと上に挙げてみましょう。初めは目の高さぐらいで止めておきます。この状態でも普通に続けられるでしょうか? ここで重要なのは手の平の高さを一定に保つことです。知らず知らずのうちに左手が高くなったり、低くなったりしてはいませんか? また、右手が上に上がってきてしまうということもあります。右手は腰の高さで固定しておいてください。

左の手の平は90度回転させて横向きにした方がやりやすいです。普通にジャグるときは手首を手前に、指先を外向きにしていますが、上に挙げた手は手首を右に、指先を左に向けてみてください。こうすると左手で受け取ったボールは「投げる」というよりは「滑り落とす」感じになります。また、ボールの衝突を避けるために、右手はボールを受け取った位置よりもやや右側から投げるようにします。

目の高さでできるようになったらもう少し上の方でやってみます。最終的に左手は伸ばした状態で、しかもあまり動かさないようにしてできるように練習しましょう。

参考までに

ここで紹介した自由の女神は、右手で投げたボールが最高到達点を通過したあとに左手で受け取るものでした。これとは逆に最高到達点の手前で左手で受け、左手は少し上に押し上げるようにしてボールを投げるバリエーションもあります。こちらは左手の操作が入るため、やや難しくなります。