5ボール1マイナス (4 Balls out of a 5-Cascade)

4 Balls out of a 5-Cascade

概要

5ボールカスケードと同じリズムで投げる4ボールの技です。4個のボールを投げたあとに一瞬手が空くのがかえって難しく、難易度的に5ボールと同程度かそれ以上になります。

予め修得しておきたい技

チェイス
フラッシュ

サイトスワップパターン

55550

練習方法

(1) 右から4個投げてみる

左右の手に2個ずつ持ち、右、左、右、左、と4個連続で投げます。右手からは左手に向けて大きく投げ、左手からは逆に右手に向けて大きく投げてください。重要なのはこれらが全て同じ高さに上がっていて、右の2個のボールはそれぞれ同じ軌道、左の2個もそれぞれ同じ軌道を描いて落ちてくることです。最初はキャッチしなくてもよく、落下するのに任せてください。そして軌道が安定したと思ったら、左、右、左、右、の順番にキャッチしてみましょう。受け取るのは大体腰の高さで、2個ずつ同じ場所で取ります。落下点が違う場合は投げに気を付けるようにします。投げの最後が左手で、受けの最初も左手なので、4個のボールを全て投げ終わってから1個ずつ受け取ることになります。まだ手にボールを持っている段階で落ちてきたとしたら、それは投げが低いか投げるタイミングが遅いかのどちらか(あるいは両方)です。3ボールフラッシュの要領で4個を素早く投げるようにしてください。

(2) 左から4個投げてみる

左右に2個ずつ持った状態から、右からのときと同様にして左から4個投げます。最初は投げるだけ、次にキャッチをして、最終的に軌道を安定させてください。投げたときと同じリズムで受け取ることができればOKです。左から始めるときは、右から始めるときとはまた違った難しさがあります。ボールが1個だけ高くなったりしていないか、前後にぶれていないかなどに注意してみましょう。

(3) 連続で投げる

右から4個を素早く投げ、一瞬の間を置いて左から4個を素早く投げます。というよりは、落ちてきたボールを受け取ったらすぐに投げ返す、と考えた方が分かりやすいでしょう。右から4回投げ、左から4回投げ、右から4回投げ、左から4回投げ、……の繰り返しとなります。連続で続けるには、左からの投げをかなり練習しておく必要があります。

注意点

気を付けていないとクロスのシンクロファウンテンになってしまいます。これは、ボールを投げない瞬間をしっかり作らないと左右の投げが同時になるからです。

参考までに

5ボールと同じぐらいの難しさであることから、この技をまじめに練習する意味はあまりありません。ただ、例えば5ボールの練習中に1個落下したとき、そのまま4ボールで続けることができるようになります。