両手回し

Fake and Spin

別名

Fake and Middle Box Spin (フェイク・アンド・ミドルボックススピン)

概要

真ん中の箱を1回転させている間に左右の手を大きく回して、元の位置に戻します。

予め修得しておきたい技

中回転

回転数表記

0L40R

練習方法

全体を反時計回りに回す方法を説明します。
真ん中の箱を1回転させてその周りを両手で大きく回すわけですが、この2つの動作を別々に行なうのではなく、一連の流れの中で同時に行ないます。
まず右の箱をやや上に上げてシガーボックス全体を傾けます。右手は箱を持ったまま頭の上、左肩の前、胸の前を通して元の位置に戻してください。左肩の前から胸の前へ持ってくるときは、左腕の手前側から右手を抜くような感じになります。ちょうど3ボールのスパイラルで腕の交差をほどくときの要領です。箱を腕に当てて怪我しないように注意してください。
一方の左手は側面の摩擦で真ん中の箱を空中に押し上げたあと、そのままの勢いで右肩の前、頭の上、左肩の前を通して元の位置に戻します。真ん中の箱は1回転させただけでは回転数が妙に少なく感じられますが、それで構いません。回転を多くすると形が乱れがちです。最後は頑張って両手の間に箱を挟み込んでください。
この技で最も気を付けるべき点は両手を極力大きく回すというところです。そうするととても見栄えがして、簡単なルーティンならトリの技としても十分通用するようになります。