[10]24

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別名

オールリリース2回手渡し

概要

2個投げをする間にもう1個の箱を反対の手に渡し、素早く元に戻す技です。2回目の手渡しのときに足の下や背中の後ろを通せばダイナミックに見えます。

予め修得しておきたい技

2個投げ
124

回転数表記

[1R0L]2R4

練習方法

投げる箱は反時計回りに回転させ、左手に持っていた箱を2回手渡す場合を解説します。
手渡しする箱を一瞬たりとも手から離さず、しかも2回とも体の前で渡すバージョンが最も簡単なので、まずはこれの習得を目指します。
手渡しが入るため、投げる感覚としては2個投げ手渡しに近いです。しかし投げた箱にはまっすぐ落ちてきてほしいので、実際にはノーマルの2個投げの要領で投げ上げます。そして左手の箱を素早く右手に渡し、すぐに左手に戻してください。あとは何事もなかったかのように空中の箱を2個投げのときと全く同じ方法でキャッチします。

2回手渡すということに慣れてくれば時間的な余裕も生まれます。そうしたら2回目の手渡しで足の下を通してみましょう。単純に手渡して戻すよりも時間がかかるため難易度が上がります。箱を足などにぶつけないよう気をつけて練習してください。
足の下ができるようになったら、いよいよ背中の後ろに挑戦します。箱の移動距離が長くなるのでこれまた大変です。最初のうちは、落ちてくる箱を右手で掴むのが間に合わないかもしれません。慌てて掴もうとしないで、箱が3/4回転ぐらいするまで待てば大丈夫なはずです。
また124のときと同様に1回目の手渡しで左にあった箱を手から離してしまえば、左手を背中の後ろに回す時間が作れます。ほんの僅かな違いですが、最終的にはこの方法を目指しましょう。

参考までに

もちろん投げ上げた箱の回転数を多くすることもできます。手渡しの回数を増やすこともできます。手渡しが偶数回のときは2個投げと同じように投げ、奇数回のときは2個投げ手渡し(1回手渡し)と同じように投げるのがポイントです。