ビバ・エルビス

2010年からラスベガスのアリアというホテルで行なわれた常設公演ですが、経営不振により2012年8月31日で打ち切られました。
エルビス・プレスリーとシルク・ドゥ・ソレイユとのコラボレーションで、コンセプト的には「ラブ」と同じですが、内容はかなり違います。ラブが「ビートルズの曲に合わせたルーティン」であるのに対して、ビバ・エルビスは人物や曲が前面に出てきます。コンサートのように曲を聴かせる演目がいくつかありますし、エルビスの映像もたくさん使われています。ステージもコンサート会場のような作りになっています。

2回目

日時2012年2月21日(火) 21:30~23:00
場所アリア
料金US$146.45

この回はセクション103のF列1番で、中央やや下手側の非常にいい席です。
予約したときとは座席番号が違っていて「あれ?」と思いましたが、アップグレードされているようなので文句はありません。会場は空席も目立ち、当日券が半額以下で売られるぐらいですからいい席に替えてくれたのでしょう。
公演の内容は1回目と同じでした。英語で喋る部分が何ヶ所かあります。エルビス・プレスリーの秘蔵(?)映像もあって、このあたりで感動できるかどうかが評価の分かれ目のような気がします。

1回目

日時2012年2月21日(火) 19:00~20:30
場所アリア
料金US$69.40

私の席はセクション102のF列1番で、下手側ですが1階前方のかなりいい席でした。当日券を金券ショップで割引価格で買いました。
サーカス的な演目には

  1. エアリアル・ギター
  2. トランポリン
  3. 鉄棒
  4. エアリアルストラップ
  5. ラッソ
  6. 椅子バランス
  7. ディアボロ
  8. スピンポール
  9. エアリアルフープ
  10. ハンドトゥハンド

といったものがありました。ラッソ(トリックロープ)は3人で、ディアボロは男女2人で同時に5個まで回していました。女性の方が3個だったことがちょっと驚きです。
見終わっての感想は「一度見ればもういいかな」というものでした。こうもエルビスが前面に出てくるのなら、エルビスファンにとってはエルビスのそっくりさんショーを見た方が満足度が高いのではないでしょうか。逆にシルク・ドゥ・ソレイユのファンにとっては、同じ金額を出すなら他のショーの方が楽しめると思います。
「ラブ」に比べてサーカスの要素はあまり強くないと思っていましたが、こうして書いてみると意外にもサーカス的な演目が多いことが分かります。にも関わらず印象に残らないというあたりに問題がありそうです。