アロフト・サーカス・アーツ

2005年に設立され、アメリカのシカゴを本拠地として活動するサーカスカンパニーです。観客とのコミュニケーションによって作品空間を共有することを信条としているとのことです。

ブレイブ・スペース

日時2025年7月31日(木) 18:00~19:00
場所世田谷パブリックシアター
料金3,500円

三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで4日間にわたって行なわれました。私が見たのは最終日の追加公演です。通常の公演はあっという間に売り切れて、1回だけ設定された追加公演にようやく潜り込むことができました。ステージ on ステージと銘打っていて、その名の通り客も全員ステージに上がって観賞したり演技に干渉したりするという趣向でした。そのため観客数が70~80人と少なく、チケットの入手を困難にしていました。
というわけで座席はなく、客がステージ上に広げられた布の周りに集まるところから始まって、布を持ち上げて中に入り、狭いテントの中で立ったり座ったりして目の前でパフォーマンスを見ることになりました。
演目には

  1. ポールウォーク
  2. シルホイール
  3. フラフープ
  4. リング
  5. デュオスリング
  6. フリーポール
  7. エアリアルロープ

がありました。パフォーマー6人、サポートスタッフ1人という構成で、全て女性です。
ポールウォークは、立てた2本のポールの上をゆっくり歩いたり、ポールを横向きにしてその上を綱渡りのように歩いたりしていました。リングはソロのカスケードやファウンテン、それに2人6枚でのパスなどありましたが、どちらかと言うとジャグリングよりダンスに近いものでした。デュオスリングは、ティシューを2人で演じるような演目です。フリーポールでは固定されていない長いポールをみんなで支えていました。エアリアルロープは1本の太いロープではなく、細いロープを何十本も束ねてティシューのように扱っていました。
シルホイールをこんな間近で見ることもなかなかありません。デュオスリングのときに客は寝転がって上空を見るのですが、演者が自分の方に落ちてきそうで迫力がありました。フリーポールを客に支えてもらうというのもなかなか緊張感があります。
公演はサーカスとしても非日常の体験としてもとても面白かったです。もっと大勢に見てほしいところですが、少人数でないと成り立たない部分もあって難しいところです。