サーカス・シルクール
スウェーデンで1995年に結成されたヌーヴォー・シルクの団体です。普通の劇場で公演するのにも関わらず大掛かりな道具の出し入れがあったり、パフォーマーが天井に届く勢いで高くジャンプしたりするなど迫力のあるパフォーマンスを見せてくれます。
リミッツ
日時 | 2018年10月21日(日) 14:05~16:05 |
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場所 | 世田谷パブリックシアター |
料金 | 4,000円 |
三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで行なわれ、私の席は1階M列26番でした。2階席まで含めて客は9割ぐらい入っていたと思います。
パフォーマーは5人、ミュージシャンが1人、エアリアルなどの補助が1人という構成でした。内容はヨーロッパの難民問題を主題としたメッセージ性の強いステージで、英語でのナレーションや台詞もありました。
サーカス的な演目の主なものは
- 金属の格子
- ハンドトゥハンド
- トランポウォール
- シルホイール
- ジャグリング(音の出る筒、ボール、クラブ、リング)
- ハンドバランシング
- ソロトラピス
- ティーターボード
で、5. の途中に25分間の休憩が入ります。
他に高さや角度が変わる空中の舞台があったり、ティシューのような演目や、ルービックキューブのスピードキュービングなどもありました。これらの演目、特にシルホイールと音の出る筒でのジャグリングはとてもよかったです。
観客1人1人に配られたパンフレットにはナレーションや台詞の日本語訳が書いてありました。ただ、これを予め読んで完全に覚えてから公演を見るのは無理だと思います。客席には子供も多かったですし、字幕か日本語のナレーションを付けるべきでしょう。それと、政治的なメッセージを織り込むこと自体はいいとしても、それとパフォーマンスとの関連性がよく分からないのは残念でした。