セブンフィンガーズ

シルク・ドゥ・ソレイユ、シルク・エロワーズと合わせて「カナダ3大サーカスカンパニー」と呼ばれるヌーヴォー・シルクの団体です。いくつかのチームに分かれて世界中の劇場で公演を行なっています。

トレーシス

日時2014年11月2日(日) 13:00~14:40
場所KAAT
料金S席7,200円

横浜の神奈川芸術劇場にて行なわれました。私の席は1階8列17番で、比較的前の方のど真ん中でした。
演目は順に

  1. ハンドトゥハンド
  2. エアリアルストラップ
  3. チャイニーズポール
  4. スケートボード & インラインスケート
  5. シルホイール
  6. ディアボロ
  7. ティーターボード
  8. 空中ロープ
  9. 輪くぐり

でした。
パフォーマーの7人が常にステージ上にいて、次々にサーカスアクトが行なわれていきます。その演目と演目の間に演技はありますが特にストーリーはありません。ときどき上からマイクが降りてきて自己紹介が何度か行なわれていました。一応日本語で喋っているものの、やはり聞き取りづらいので、後方のスクリーンに文字を映し出したのは正解だったと思います。
ロフト」と比べるとサーカス的な要素が多く、こちらの方が楽しめました。ディアボロはソロで3個まで投げて1ドロップでした。
チャイニーズポール、スケートボード & インラインスケート、ティーターボード(コリアンプランク)、輪くぐりの4演目は全員で行なっていました。その他はソロまたはデュオで、結局全員が5演目ぐらいずつやっており、そのレパートリーの多さとレベルの高さに驚きました。輪くぐりでは最終的に6段、4メートルほどの高さにしていました。

ロフト

日時2013年2月8日(金) 19:00~20:40
場所KAAT
料金6,500円

横浜中華街にほど近い場所にある神奈川芸術劇場、通称KAATにて行なわれました。1,300ほどある座席の8割ぐらいが埋まっていたと思います。私の席は1階22列10番で、最後列の2つ手前でした。定価7,000円のところ割引料金で購入しました。
演目には

  1. ティシュー
  2. クラウン(ディアボロ対決)
  3. ソロトラピス
  4. コントーション
  5. 集団アクロバット
  6. エアリアルチェーン
  7. ハンドバランシング
  8. ディアボロ

といったものがありました。
パフォーマーの7人とDJ1人が部屋に見立てたステージ上に常にいて、突発的にサーカスアクトやクラウニングが行なわれます。演劇的ではあるもののストーリーは特になく、照明効果や映像を使ったり詩の朗読が行なわれたり、ときには観客に語りかけたりと色々な要素が含まれていて、あまりサーカスという感じがしません。最後はミュージカルっぽくまとめていました。体にライトをつけてのコントーションや、触ると点灯するハンドバランシングの支柱など面白い演出がいくつかあります。ジャグリングとしてはディアボロ(1ディアのみ)と、ハットが少しだけありました。
客がステージの上を通って入場し、公演終了はステージ上で客にアップルパイを振舞っているうちに流れ解散になるという方法が意表を突いていて、賛否が分かれそうだけどこれはこれでありだと思います。
ただし公演全体としては消化不良で、色々な要素を入れたがために焦点がボケてしまった感じです。サーカス的なものを期待して見に行くとがっかりします。