デビッド・カッパーフィールド

テレビで何度も紹介されたことがある有名なマジシャンです。得意な演目は大掛かりなイリュージョンで、自分自身が空を飛んだり、万里の長城を通り抜けたり、ニューヨークの自由の女神を消したりしたこともあります。
日本でも何度か公演を行なっていて、そのたびに内容が違うようです。

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日時2001年8月14日(火) 19:00~20:40
場所東京国際フォーラム
料金S席12,000円

公演は、有楽町にある東京国際フォーラムの5,000人収容のホールAで行なわれました。
正式な演目名は分かりませんが

  1. オープニング
  2. 鉄板のすり抜け
  3. 指輪の瞬間移動
  4. 人体伸縮
  5. 月のカード
  6. 2人の美女の消失と出現
  7. 映像「炎のトルネード」
  8. 体のストレッチ
  9. 腕の切断
  10. 空箱からの出現
  11. アヒルの移動
  12. 地球の裏側への移動
  13. バイクの瞬間移動

といった感じでした。
アヒルの移動はエド・アロンゾなどがやっているのと同じネタ、体のストレッチはナポレオンズの「頭ぐるぐる」を体全体で行なうもの、月のカードは観客全員が参加して行なうセルフワーキングトリックです。
どの現象も不思議で、演出が凝りに凝っている上に現象そのものも演目間の繋ぎも極めてスムーズで、時間が経つのを忘れさせるほどでした。……にもかかわらず面白くありません。なぜでしょうか? 座席が後ろ過ぎたというのは間違いなく影響していると思います。そもそもこれだけ大きなホールで手品を演じること自体が無理な話です。観客500人ほどの場所が大きさとして限界だと思いました。