アートダイドウゲイ

2003年より、東京都港区汐留の日本テレビ社屋を中心に開催されている屋外イベントです。夏休みや冬休みなどに長期間行なわれ、出演者も時期によって変わるのでスケジュールをチェックしてから出かけることになります。ただ、そのスケジュールもよく変わるので注意が必要です。
知名度が低く、期間も長いことから観客が少ないというのもこのイベントの特徴です。

2006年

日時2006年8月12日(土)
場所港区汐留
料金無料

この日はあまり時間もなく、3組だけ見ることにしました。

  1. ツヂバデルコ
  2. ルネ・ボッシュマン
  3. 目黒陽介

ツヂバデルコは等身大の人形を使った「オブジェクトダンス」で、まあまあよかったと思います。ルネ・ボッシュマンはマイムと風船と客を使う非常にオーソドックスな大道芸ですが、客の扱いや話の進め方が下手でした。
目黒陽介は最初に3クラブと5ボールを少しだけやってから1~3ディアボロの長いルーティンという構成でした。白いゆったりした衣裳で、ゆっくりと始まって何度か転調があり、最後は3ディアハイトスのあとクールダウンさせていました。演目自体はよかったのですが、ドロップが多かったのと、特にディアボロの見せ場でのドロップが残念でした。

2005年

日時2005年7月31日(日)
場所港区汐留
料金無料

初めて見に行ったこの年は、海外パフォーマーを中心に見て回りました。

  1. レ・アクロスティッシュ
  2. ゲット・ザ・シュー
  3. 中国雑技芸術団
  4. ロミオ & ジュリエット
  5. ミシェル & ロー
  6. デュオ・バーティカル・タンゴ
  7. デュオ・ヴォルター

「カンフージャグリング」のゲット・ザ・シューが群を抜いてよかったです。1人が5クラブをやってるのに放ったらかしにされて、ずっとカスケードを続けるのもすごいですし、5クラブテイクアウェイは適当に投げてるようにしか見えないのにタイミングぴったりでした。パスを始めたかと思えばいきなり9本……。そして随所にカンフーアクションが入って楽しい。
デュオ・バーティカル・タンゴは雑技っぽくないチャイニーズポールで、なかなかよかったと思います。この2人、かつてサルティンバンコに出演していたこともあるらしいです。
中国雑技芸術団はハンドトゥハンド、槍、ローラボーラという構成で、どれも見たことのない人でした。団長はいつもと同じ人でしたけど。槍というのは要するにスタッフなんですが、ほとんど手を使わないのが珍しい。