531 (Five Three One)

531

概要

3つのボールの高さがどれも違うというとても難しい技です。「ゴーサンイチ」と発音します。

予め修得しておきたい技

カスケード

サイトスワップパターン

531

練習方法

(1) 右から3個投げてみる

3つの高さがどの程度かを知るために、まずは右手から始めて3個のボールを投げてみます。カスケードの途中で右手のボールを高く投げ、動きを止めないで左手のボールを普通に右に投げます。この時点で左手は空、右手に1個のボールを持っていますが、その右手のボールを直接左手に手渡しします(あるいは横に素早く投げても構いません)。それが終わるか終わらないかのうちに、最初に高く投げたボールが左手の方に落ちてきますから、左手に持っている1個を普通に右手に投げてからこれを受け取ります。そしてあとはカスケードに戻ってください。ポイントは、右手で高く投げるボールを思い切って高く投げること、それがちゃんと左手の位置に落ちてくるように投げること、次の左手の投げはかなり小さくすること、などです。まずはこの3個セットの投げが安定するように練習してください。そして余裕が出てきたら、高く上がったボールを左手で受け取る直前の左手の投げに注目してみましょう。普通のカスケードよりも随分と高くなっていませんか? そのままだと531の連続はできません。これを低くするように常に意識しながら練習してみてください。

(2) 左から3個投げてみる

右から3個投げることがある程度うまくいくようになったら、今度は左から始めます。右から始めたときと全く同じことを左から行なえばいいわけですが、これがなかなか大変です。まず左手で高く投げ上げることが綺麗にできません。左手から右手に手渡しするのももたついてしまうでしょう。そして、これが結構重要ですが、高く上がったボールを右手で受け取る瞬間の右手の投げが高くなります。これらについて右から始めたときと同じ感じでできるように練習しましょう。逆に考えると、左から始めたときは右から始めたときよりも悪い点が強調されますので、どこにより神経を使えばいいかが分かります。左から始めたときにできないことは、右から始めたときも(程度の差はありますが)できていないことが多いです。

(3) 連続で投げる

右からと左からの両方ができたら、これらを組み合わせて連続で投げてみましょう。でもいきなり連続にするのは難しいので、まずはカスケードから右の531を1回行ない、しばらくカスケードを続けて左の531、またしばらくカスケードを続けて右の531、……というようにゆっくりと交互にやってみます。それに慣れてきたら、間に入れるカスケードの数を数えるようにします。常に偶数回のカスケードが入るはずなので、例えば6回数えたら反対側の531に切り替える、というように自分で決めておきます。6回で切り替えることが余裕になってきたらこれを4回に、それもできるようになったら2回に、そして0回に減らします。間に入れるカスケードがなくなったとき、そのとき投げているパターンがいわゆる531です。

注意点

やはり、高く投げるボールがきちんと反対側の手の位置に落ちてくるように気を付けてください。これがうまくできないと連続で行なうようになったときに慌ててしまいます。

参考までに

531を連続で投げているとき、実際には「1個を高く投げたあと、両手にある2個のボールを交換している」といった感じになります。本当にそのように投げるとまた違う技になりますが、最初のうちはそれぐらいのつもりで練習するのもいいでしょう。

531は3ボールの技ですが、2ボールでできる似たような技に501(ゴーゼロイチ)というのがあります。ボールが1つ少ないので、531で3の高さに投げるべきボールがありません。片手で「高く」「真横に」を連続して投げ、今度は逆の手で同じように「高く」「真横に」と連続して投げます。2ボールだからといって侮ってはいけません。531ほどではないにしても、501もとても難しい技です。どうしても531ができない人は、先に501に慣れてから531を練習するようにした方がいいかもしれません。