貧乏人の5ボール (Poor Man's 5-Ball)

Poor Man's 5-Ball

概要

手に空きがなく、4ボールながら5ボールのタイミングで投げる技です。初めに警告しておくと、これは5ボールカスケードよりも格段に難しいです。

予め修得しておきたい技

フラッシュ
531

サイトスワップパターン

5551

練習方法

貧乏人の5ボールは左右非対称な技です。以下の解説に従って右から投げ始めると、手渡しの部分が常に左手から右手になります。これが苦手な人は左から投げ始めるようにするといいでしょう。

まずはパターンの1周期分だけやってみましょう。左右に2個ずつのボールを持ちます。最初の3個をフラッシュの要領で、右、左、右、と連続で高く投げます。右手のボールは左手の方向に、左手のボールは右手の方向に向かうようにしてください。1個目のボールが左手に落ちてくる前に、左手に残った4個目のボールを右手に手渡します。あるいは真横に素早く投げても構いません。そして落ちてきたボールを左、右、左、の順に3個とも受け取ります。

3個のフラッシュは綺麗に上がったでしょうか? 4個目を右に渡さず、それまでの3個と同じように投げ上げてしまったりしていないでしょうか? この4個1周期が綺麗にできるように何度も練習してください。

次に2回続けてやってみます。左手から右手にボールを渡したら、右手のボールから始めて、落ちてきたボールを受け取ったらフラッシュのように3個連続で高く投げ返してください。最後に左手で受け取ったボールはまた右手に手渡しします。これで2周。それができたら3周、4周、……と回数を増やしていって、最終的に連続に挑戦してください。

注意点

この技を連続で行なう場合、左手から右手に渡した直後の右手の投げが大きくなり、その次の左手の投げが小さくなりがちです。パターンの中に高さの違う投げが入ると、必ずと言っていいほどこのような現象が起きます。うまくいかないときはそこを意識的に直すようにしてみてください。