242

242

別名

特になし

概要

シガーボックスは横向きのまま、全体を縦に積んで投げる珍しい形のオールリリースです。

予め修得しておきたい技

223

回転数表記

2R42L

練習方法

この技には右手で時計回りに回転をかける方法、右手で反時計回りにかける方法、左手で時計回り、左手で反時計回りの4種類のやり方があります。「右手で時計回り」と「左手で反時計回り」が難しく、それゆえ見た目もいいので、これをマスターすることを目指しましょう。
ここでは右手で時計回りに回転させる方法を解説します。

まずは223のときのように3個の箱を縦組みにします。次にその全体を90度傾けて、右手で箱の下を、左手で上側を支えるように持ってください。左手を離すとすぐに不安定になるので、はじめのうちは腰をかがめて箱を投げる直前に離すといいでしょう。慣れてくれば早くから左手を離しても大丈夫になります。
シガーボックス全体に時計回りの回転がかかるようにして投げます。これは右手を左上の方向に、しかし手の平は右上を向くようにひねるとできます。この投げ方で思い通りの回転がかけられるようになるまでには少し練習が必要です。
回転がかかるようになれば、あとはタイミングを見計らってキャッチすればOK。しかし実際にはそう簡単ではありません。特に最初一番上にあった箱は勢いよく飛んでいってしまいますが、これを、投げる動作をしたばかりの右手で追いかけて捕まえなければならないからです。投げ始めの位置を体の左側にずらしてみたり、回転のかけ方を変えてみたりして最も取りやすい方法を体得してください。
また、最後に真ん中で挟む箱も1回転するまで待つのは結構大変です。回転のかけ方が弱ければ箱が1回転する前に落ちてしまいますし、逆に回転を強くかければ右手の箱がつかみにくくなります。イメージとしては弱めの回転で高く上げ、真ん中の箱は地面ぎりぎりで取る感じでしょうか。

参考までに

いきなり242が大変なときは、もう少し楽な222に挑戦してみてください。これは真ん中の箱が1/2回転したところで挟み込むという技で、242に比べて圧倒的に楽です。また、右手で反時計回りに投げる方法も比較的楽にできると思います。こちらは右手を全く離さない220あるいは240に近いものになります。