ギア

数回のトライアウト公演を経て、2012年4月から京都のアートコンプレックス1928、通称ギア専用劇場でロングランを続けている公演です。
パントマイム、ブレークダンス、手品、ジャグリングのプロが計4人と、案内役で人形のキャラクター「ドール」によるステージで、言葉を使わないこととプロジェクションマッピングをふんだんに利用することを特徴としています。各ジャンルの出演者は日替わりになっていて、いつ誰が登場するかはホームページでアナウンスされています。

2回目

日時2018年5月4日(金・祝) 17:00~18:30
場所アートコンプレックス1928
料金前売4,200円

私の席は1列7番という最前列中央付近で、100ほどの座席は満席でした。
出演者は

  1. 岡村渉
  2. ワンヤン
  3. 橋本昌也
  4. 酒田しんご
  5. 中村るみ

で、順にパントマイム、ブレークダンス、手品、ジャグリング、ドールの人です。
ジャグラー酒田しんごのルーティンをちゃんと見るのは初めてだと思います。チケットを買った時点ではキャストが発表されていませんでしたが、2年前に見たときと違う人になってよかったです。パントマイム、ブレークダンス、ドールも違う人で、手品は同じ人でした。
ジャグリングはクリスタルボールに始まり、グローボール、普通のボール、金属の棒などを投げ、シガーボックス、デビルスティックもありました。ボールは最大7個まで投げていますが、安定感は抜群です。また、ドールの女性もバトンを披露していて、割とジャグリング盛りだくさんな内容でした。
2年前よりも演者が客席まで来る回数が増えていたように思います。

1回目

日時2016年5月5日(木・祝) 12:00~13:30
場所アートコンプレックス1928
料金スペシャルエリア4,200円

私の席は3列8番で、100ほどしかない座席は全て埋まっていました。
出演者は

  1. 谷啓吾
  2. KATSU
  3. 橋本昌也
  4. Ren
  5. 和田ちさと

で、順にパントマイム、ブレークダンス、手品、ジャグリング、ドールの人です。
ジャグラー Ren はLED付きのディアボロを2個まで回した他に、クリスタルボールを使ったコンタクトジャグリングや、ビーンバッグを使った3ボールなども行なっていました。
手品の橋本はマイザーズドリーム、トランプ当て、ゾンビボールなどを演じていました。ステージと客席が近く、席数が少ないことを利用してクロースアップを多用していたのがよかったです。ドールの登場などではイリュージョンも使われていました。
常に複数人がステージ上にいて同時多発的に動き、舞台装置もあちこち動くのがすごいです。映像も効果的に使われていて、特に工場全体が揺れるシーンが見事でした。最後の紙ふぶきを客席に叩きつける演出はシルク・ドゥ・ソレイユの「アレグリア」や「スラバのスノーショー」でも見られたもので、みんなやりたいんだなあと思いました。