野毛大道芸、ヨコハマ大道芸

毎年4月下旬の土日の2日間、横浜で行なわれる大道芸祭りです。もともとは桜木町駅から南の野毛地区で行なわれていましたが、年々規模も大きくなり、駅北側のみなとみらい21地区や関内・馬車道地区へも広がってきました。
昔は人出も大したことなく、出演時間なども適当で本当に「大道芸を見る」という雰囲気でした。それが客でごった返すようになり、次第にスケジュールや案内もちゃんとしたものになってきました。また、詳しいいきさつは分かりませんが、2006年から「野毛」とその他(=「ヨコハマ」)が分裂し、日程やパンフレットなどが別で開催されています。ここではそれらも含めてレポートします。

2023年

日時2023年4月23日(日)
場所横浜市内
料金無料

コロナ禍を経て4年ぶりに路上パフォーマンスが復活した野毛大道芸を見に行きました。
私が見た芸人は

  1. ○○△
  2. 森田智博
  3. 桔梗ブラザーズ

です。途中で ジャグリングの現在 も見たため、少なめになっています。
○○△は沢入サーカス学校卒業生の3人、シルホイールの油布直輝、ボールジャグリングの吉川健斗、テトラの目黒宏次郎のユニットで、持ちネタを順に披露していく形式でした。それぞれが利用する道具の形状が○と○と△だということらしいです。吉川はいつものサイズの白いボール(3、4、5、7)でした。
森田智博はハット、ボール(1、2、3、4、5、7)、クラブ(3、5)、ディアボロ(1、3)、クリスタルボール(1、2、4)という構成でした。クリスタルボールがなかなかよかったと思います。頭にロシアンボールを載せたままでのダブルピルエットなども健在でした。
桔梗ブラザーズはボール(5)、クラブ(3、6、7、8、10、11)、ディアボロ(1、2、4)でした。風も太陽もある状況で失敗も目立っていましたが、トークでスムーズにつないで、最後はちゃんと11本を回収したのはさすがです。

2019年

日時2019年4月20日(土)
場所横浜市内
料金無料

この年はヨコハマ大道芸を見に行きました。
私が見た芸人は

  1. ジャグリングの現在
  2. RYU
  3. KENTA
  4. Cirque Blanc
  5. 吉川健斗

です。
ジャグリングの現在は目黒陽介(1ボールコンタクト)、八幡雄士(1~3帽子)、高橋優弘(3~7クラブ)、長谷川愛実(ボール)、イーガル(キーボード)の5人で、パフォーマーの4人がそれぞれ自分の持ちネタを披露していく形式です。長谷川もエアリアルではなく目黒とのペア演目でした。最後に全員が横一列に並んでのボールにはイーガルも加わっていました。中でもやはり高橋が圧巻で、3トレブラの3アップピルエット、5アップピルエットから5アルバート、5バッククロス、6クラブの3本マルチスロー、7カスケードなどをしていました。
Cirque Blanc は沢入サーカス学校卒業生の谷口界(シルホイール)、ハチロウ(3ボール)、サクノキ(キューブアクトと帽子)、森田智博(3~7ボール)、渡邊翼(ディアボロ)の5人で、こちらも自分の持ちネタを披露していく形式です。他にホワイトアスパラガスの2人による1ボールを使ったネタもありました。谷口のシルホイールを見るのは初めてで、こんなこともできるのかと驚きました。

2018年

日時2018年4月21日(土)
場所横浜市内
料金無料

前の週に行なわれたヨコハマ大道芸が雨だったため、中止されたわけではないですが野毛大道芸に行くことにしました。ところがこの週末は夏を思わせる暑さで、どっちがよかったかは微妙です。
私が見た芸人は

  1. DemaNToid
  2. ながめくらしつ(ジャグリング)
  3. ながめくらしつ(現代サーカス)
  4. 吉川健斗
  5. Kanauknot
  6. ヘルシー松田
  7. 中国雑技芸術団

です。
ながめくらしつのジャグリングチームは目黒陽介、森田智博、ハチロウ、神庭広希、武倖平のジャグラー5人とキーボードのイーガルで、道具は全てボールでした。演目がはっきり分かれているわけではなく、素晴らしいパートもあれば手抜きパートもある感じです。途中5人で6ボールエンデュランスをやっていました。一方の現代サーカスチームは目黒、森田、長谷川愛実、谷口界、安岡あこ、吉田亜希にイーガルという構成で、キューブや椅子を使ったアクロバット、エアリアルフープ、リング、ティシューなどでした。
中国雑技芸術団はコントーション、壷回し、椅子バランスの3演目です。椅子バランスは女性が演じていて、2011年に見たときと同じような解説をしていたから同じ人だと思います。
ハンドトゥハンドと「バランス・オブ・デス」を演じた男女ペアの DemaNToid と、バランス芸 + 最大7個のビッグボールジャグリングの吉川健斗が今回の掘り出し物でした。

2017年

日時2017年4月16日(日)
場所横浜市内
料金無料

この年はヨコハマ大道芸を見に行きました。
私が見た芸人は

  1. ながめくらしつ
  2. ボンバングー
  3. C3hamps
  4. 張海輪中国雑技王
  5. ハモクリ・パフォーマンス・パーティ

です。
ながめくらしつは目黒、ハチロウ、宮野のジャグラー3人と鍵盤の人の計4人でした。道具はボールとリングで、結構長いルーティンもあり、内容的にもよかったです。
結成から5年の C3hamps は、スポーツスタッキングの SEOPPI がかなりジャグラーになっています。シガーボックスはチーム内で一番うまいし、3人で11本のパスも、桔梗ブラザーズの甲斐性があるとは言えすごいと思います。
張海輪中国雑技王は張海輪 + 女性の2人で、演目は変面、鞭、ボール、椅子バランスでした。女性はボールの1演目だけですが、5個のフォースバウンスをしながらステージ前の階段を1段ずつ下りて(!)、最下段に到達したらバウンスしたまま後ろ向きでステージまで上る(!!)という大技を披露していました。
ハモクリ・パフォーマンス・パーティは「ケルトブルースバンド」のハモニカクリームズとパフォーマー計9人によるステージです。綱渡り、クラウニング、ポールダンス、スティルトなどがありました。

2016年

日時2016年4月23日(土)
場所横浜市内
料金無料

この年、30周年を迎えた野毛大道芸に行ってきました。天気は曇りときどき晴れぐらいで、翌日の方が降りそうな予報でした。
私が見た芸人は

  1. 川原彰・奥田優子
  2. シルク・バロック
  3. idio2
  4. ファミリア・マルチネス
  5. ダメじゃん小出

です。
シルク・バロックは団長のクリスチャン・タゲともう2人、合わせて3人の構成でした。演目はハンドバランシング、ラダー、エアリアルストラップ、火吹きなどです。
idio2 (イディオッツ)は普段はソロで活動しているマジシャン Hi2 (ヒッツ)とジャグラーこーすけのユニットで、マイムやハットにときどき手品、ボイスパーカッションでした。彼らはノーマークでしたが、2人揃って行なうハットのルーティンはなかなかよかったです。
ファミリア・マルチネスは去年ヨコハマ大道芸に綱渡りで出ていた人たちと思われます。クラブパス、犬の芸、そしてイカリアンゲームの3演目でした。最後のイカリアンゲームがすごくて、足の裏の上に立った状態から1回転してまた足の裏の上に立ったり、座った状態から2回転したりしていました。

2015年

日時2015年4月18日(土)
場所横浜市内
料金無料

この年で10周年となるヨコハマ大道芸を見に行きました。みなとみらい21地区だけを回りましたが、この地区はエリアが広く、トータルではかなりの移動距離になったと思います。
私が見た芸人は

  1. 中国雑技芸術団
  2. SYO!
  3. ハイワイヤー
  4. アーリーキャッツ ポール達
  5. うつしおみ
  6. ULTIMATE II

です。
中国雑技芸術団は2ヶ所で公演していたようですが、私が見たのはクイーンズサークルの方です。皿回し(3人で22枚)、壷回し、五階茶碗のようなバランス芸、椅子バランスの4演目ありました。五階茶碗のバランスを取りながら揺れる器具に乗り、さらにはしごを登るというのがすごいです。
初めて見たうつしおみは目黒陽介と長谷川愛実のユニットで、エアリアルフープ、ティシュー、ディアボロ、ボールなどでした。
ULTIMATE II は去年の「スーパーアクロバットショー ULTIMATE(C)」の続編です。デビッド・ラムゼイ、アクロバットの Taku & AG、トランポリンの中田大輔と川西隆由樹は去年と同じで、モンスターBOXの大和、新体操の AYUMI が今回初めての登場でした。
グランモール公園のスペシャルステージではマルチネス兄弟による綱渡り「ハイワイヤー」が行なわれました。それ自体はよかったんですが、クラウンによる長い前座はいらないと思いました。あるいは「クラウン & ハイワイヤー」といったタイトルにすべきかもしれません。

2014年

日時2014年4月19日(土)
場所横浜市内
料金無料

この年は野毛が中止になったこともあってヨコハマ大道芸を見に行きました。演技ポイントとスケジュールの関係により、みなとみらい21から吉田町、イセザキ・モールへと回遊しました。
私が見た芸人は

  1. スーパーアクロバットショー ULTIMATE(C)
  2. J-TRAP
  3. ハンガーマン
  4. RYU
  5. 段海波

です。
ULTIMATE(C) はスペシャルステージと題された1時間強の公演で、出演は司会および場繋ぎのデビッド・ラムゼイ、アクロバットの Taku & AG、ラートの山城秀彬、ポールダンスの坂井絢香、トランポリンの中田大輔と川西隆由樹の5組7人でした。Taku & AG のパイプ椅子を積み上げての逆立ちがちょっとすごい。トランポリンで、自分で投げ上げたバスケットボールを一度跳ねてからキャッチする技が不思議な浮遊感があってよかったです。ジャンプしている最中に服を着るのも面白いと思いました。
ダブルダッチの J-TRAP をちゃんと見たのは初めてのような気がします。若い人もいたから、同じチーム名でメンバーを交代しながらずっとやっているのでしょう。久しぶりに見たハンガーマンが意表を突いて面白かったです。強風の中でバドミントンラケットの6ファウンテンまでやった段海波も、若手ジャグラーの RYU もよかったと思います。

2013年

日時2013年4月21日(日)
場所横浜市内
料金無料

ヨコハマ大道芸を見るべくみなとみらい21地区に行きました。最近は「みなとみらい21大道芸」とは言わず、「ヨコハマ大道芸」に統一したようです。雨が降っていたためスケジュールの変更があり、もともと屋外の会場に割り当てられていた芸人も屋内会場に集められていました。
私が見た芸人は

  1. ながめくらしつ
  2. デビッド・ラムゼイ
  3. 天平
  4. C3hamps

です。
ながめくらしつは目黒、森田、宮野、YURI とチェロの人の5人で、C3hamps は桔梗ブラザーズ + スポーツスタッキングの SEOPPI のトリオでした。
C3hamps はほぼジャグリングで、3人用のルーティンばかりなのが偉いと思いました。3人がクラブで5アラウンドをしながら、両手の空いた人がカップスタッキングをしていくのが面白かったです。彼らも天平も光るクラブを使っていましたが、はやってるんでしょうか。

2012年

日時2012年4月29日(日・祝)
場所横浜市内
料金無料

この年の野毛大道芸はゴールデンウィークの開催でした。いい天気で暑く、日の当たる場所だと30分の演技を見るのも大変でした。人出も多かったです。
私が見た芸人は

  1. のぢぞう
  2. 風船太郎
  3. シンクロニシティ
  4. PLE-MIX
  5. 桔梗ブラザーズ

です。
風船太郎のパフォーマンスを初めて見ましたが、とてもよかったです。スピードのある喋りもいいし、アドリブも面白いし、客の扱いもうまく、意表を突く小ネタの切れ味も鋭い。本人が「無駄に経費がかかっています」と言う通り、風船をこれでもかと消費していくのがすごいと思いました。

2011年

日時2011年4月24日(日)
場所横浜市内
料金無料

この年、25周年を迎えた野毛大道芸に行ってきました。前日は雨のため全てのパフォーマンスが中止されたらしいですが、この日は暑いぐらいのいい天気で人出も多かったです。昔は100円で売っていたパンフレットをただで配っていました。
私が見た芸人は

  1. 桔梗ブラザーズ
  2. シンクロニシティ
  3. 中国雑技芸術団
  4. to R mansion
  5. ロボットのぞみ

です。雑技団はディアボロ、壷回し、椅子バランスの3演目で、最後の椅子バランスを女性が演じていたのは珍しいと思います。あと、5組中4組もディアボロをしていました。
シンクロニシティを大道芸で見たのは初めてでした。面白いんですが、喋っている言葉が聞き取れないことが多々あったのが残念です。桔梗ブラザーズは11クラブパスまでやっていました。11クラブは3回に1回ぐらいしか成功しないのに、毎回それを大トリにして3回目には決めるというすごい構成でした。パントマイムというより演劇に近い5人組 to R mansion の映画メドレーが結構よかったです。ロボットのぞみは色々な部分で「惜しい」と思いました。

2010年

日時2010年4月18日(日)
場所横浜市内
料金無料

この年もヨコハマ大道芸に行きました。
私が見た芸人は

  1. 海を渡ったサーカス芸人
  2. ふくろこうじ
  3. プラノワ
  4. 矢部亮 + ボンバングー
  5. くるくるシルク + Kイスケ

です。最初のサーカスは企画もので、何組かの芸人が持ちネタを少しずつ披露する形式でした。出演は丸一仙翁社中(獅子舞、傘回し、撥と鞠)、デュオ・アビマノーラ(ハンドトゥハンド)、まろ(ボール)、大助(綱渡り)で、デビッド・ラムゼイが司会をしていました。彼らもそうですが、それ以外にも芸人の抱き合わせが多いのは、予算の関係で会場数が減ったためらしいです。
プラノワはジャグリングの目黒陽介とアコーディオンの小春のユニットで、活動していることは以前から知っていましたが、見るのは今回が初めてです。使う道具はボール、三角形、棒、ディアボロでした。ステージっぽい作りなのにちゃんと大道芸になっており、アドリブ的な絡みもあるし、何と言っても2人が楽しそうなのがよかったです。ちょっと感動しました。
矢部とボンバングー(進藤一宏)のペアは、矢部が喋ってボンバングーは喋らないという意表をつく構成です。テニスボールなど2人で行なう演目もあり、ただの抱き合わせではないところがよいと思いました。最近のディアボロ業界では矢部を真似する人が多かったり3ディアが標準だったりしますが、久しぶりに本家を見たら格が違いました。体の切れ、動き、安定感などが圧倒的でした。

2009年

日時2009年4月18日(土)
場所横浜市内
料金無料

ヨコハマ大道芸(およびみなとみらい21大道芸)の方に行ってきました。この年も野毛大道芸とは別の日に開催されたので、芸人の数や質(?)を考慮して、こちらだけ見ることにしました。遠くからわざわざ行く人間にとっては両方見ることが難しいからですが、一方でどちらかの週末が完全に埋まっていたり、土日とも雨になったりしたときのリスク分散になっているため、分裂開催も悪くないんじゃないかと思うようになりました。
私が見た芸人は

  1. 森田智博
  2. 川原彰・奥田優子
  3. ダメじゃん小出
  4. 進藤一宏
  5. みぎわ
  6. サンキュー手塚

でした。森田と進藤を大道芸として見るのは初めてです。
森田は5ボール3アップトリプルピルエットとか7ボール5アップピルエットとかやっててすごいんですが、やっぱりミスが多い。進藤はボールやクラブだけでは時間が持たないのか、デビルスティックもシガーボックスもリンゴのイーティングもやっていました。2人とも基本的にはサイレントですが、進藤はあのキャラクターなら喋った方がいいんじゃないかと思います。

2008年

日時2008年4月26日(土)
場所横浜市内
料金無料

2007年まで同じ日に開催されていたヨコハマ大道芸とみなとみらい21大道芸は、この年は開催日が違って1週間前だったらしい……。ノーマークでした。両方に出演している芸人もいますが、ヨコハマ & みなとみらいの方が芸人の数が多く、一度しか横浜に来ないのであれば先週にすべきでした。
今回私が見た芸人は

  1. 横浜大道芸倶楽部
  2. CLOWN JIN
  3. 中国雑技芸術団

です。
雑技団は変面、コントーション、双人頂碗の3演目でした。最後の演目は何度見てもすごいと思います。
雑技団を見ている途中で雨が降り出し、その後イベント自体が中止となって、会場がバタバタと片付けられてしまいました。

2007年

日時2007年4月22日(日)
場所横浜市内
料金無料

この日は雨が降るという予報でしたが何とか持ってくれました。ただ、風がとても強くて屋外では失敗も多く、みんな大変そうでした。
野毛会場は昔からの知名度もあって相変わらずの混みっぷりでしたが、新設(?)の馬車道会場はお祭りの雰囲気ではなく、行き交う人もまばらでした。演技開始時間になって芸人が客寄せしたらようやく集まってくる感じです。でも大道芸って本来そういうものなので、そういう意味でも客が少なくて見やすいという意味でも馬車道会場はよかったと思います。
私が見た芸人は

  1. ロブロイ
  2. ハードパンチャーしんのすけ
  3. 彦一団子
  4. DAISUKE
  5. ケセラン・パサラン

でした。
ハードパンチャーしんのすけはなかなか挑戦的な芸風になっていました。彦一団子をちゃんと見るのは実は初めてだったんですが、噂通り面白かったです。最後のケセラン・パサランは桔梗篤とマジシャンとで結成したユニットです。今回が初めてで慣れない様子でしたが、好きなことをやってるのだし頑張って欲しいと思います。

2006年

日時2006年4月22日(土)
場所横浜市内
料金無料

当初は翌23日の日曜日に見に行く予定でしたが、雨が降りそうだということで急遽土曜日になりました。この年から野毛大道芸、ヨコハマ大道芸、みなとみらい21大道芸の3つに分裂開催となったようで、このうち私が行ったのは「野毛」と「みなとみらい」の2ヶ所になります。
見た芸人は

  1. Kaja
  2. Jay
  3. じっきぃー
  4. カナ
  5. 中国雑技芸術団
  6. ジャグリングはアートだ!
  7. ダメじゃん小出
  8. ふくろこうじ

でした。
雑技団は、2チームのうちローラボーラ、2人コントーション、アクロバット + 頂碗という演目構成の方を見ました。最後の演目はお碗なんて載せなくても、あるいは上の人だけでも十分なんじゃないかと思えるほどすごかったです。
ジャグリングはアートだ! は若手ジャグラーなどによるコラボレーションで、伊藤佑介(けん玉)、まろ(コンタクト)、目黒陽介(ディアボロ)、森田智博(ボール)、桔梗兄弟(クラブパス)が出演しました。伊藤佑介がけん玉を楽器として使っていたのが面白かったです。
他には、ひたすらハイテンションなカナの帽子のルーティンが面白かったです。曲に合わせたバージョンが強風でうまくいかなかった後に行なわれた「感情を込めたバージョン」に爆笑しました。

2004年秋

日時2004年10月31日(日)
場所横浜市内
料金無料

この年はなぜか秋にも開催されていました。他の大道芸イベントが目白押しの秋にわざわざ野毛大道芸を行なう意味がよく分かりません。
とか言いつつも開催されれば見に行ってしまいます。サブタイトルに「新人登竜門」と銘打たれていたので、見たことのない人を中心に見て回りました。

  1. Tim Tam
  2. じっきぃ
  3. パオパオ堂。
  4. Juggler Teru
  5. Hat Juggler JAY
  6. やり逃げ!路上にわか師弟対決

最後の「やり逃げ!路上にわか師弟対決」は、ダメじゃん小出が司会をして3人の若手芸人を紹介するというスタイルの出し物でした。出演はダメじゃんの他にパントマイムプロレスリングの長井健太郎、風船とジャグリングのエディー、風船のバルーンレンジャーレッドです。長井健太郎はカナール・ペキノワの片方らしい。このパントマイムプロレス、ダメじゃんの実況も冴えてとても面白かったです。

2004年

日時2004年4月18日(日)
場所横浜市内
料金無料

この年も天気は大丈夫でした。
見た芸人は

  1. YOHEY & KAZUHO
  2. アイシュー仮面
  3. 中国雑技芸術団
  4. デビッド・クレイパッチ
  5. 横濱大道芸倶楽部
  6. サンキュー手塚
  7. Kaja

です。
中国雑技芸術団は何度見てもすごい。2チーム出ていたみたいですが、私が見たのは鞭、コントーション、一輪車とお椀、椅子バランスという構成の、これまでに何度も見ている方でした。サンキュー手塚も相変わらずよかったと思います。逆に、今回はじめて見た芸人はぱっとせず、みんな普通な感じでした。

2003年

日時2003年4月19日(土)
場所横浜市内
料金無料

雨が降りそうで降らず、ぎりぎりで持ってくれたため、多くの芸人を見ることができました。

  1. ヴィザン林
  2. CLOWN JIN
  3. サンキュー手塚
  4. ななな
  5. アンドレイ
  6. スーパーアイドル星丸
  7. 横濱大道芸倶楽部
  8. 紙芝居児童文化保存会

星丸の「アイドルジャグリングショー」に爆笑しました。舞台を走り回る動きや決めポーズが素晴らしい。ローラボーラに乗れなくて落ち込み、再び元気を取り戻すまでのくだりは笑いすぎて前を見ることができませんでした。でも実はマニアックに高度な技をやっていたりして、そちらでも笑えるというのがすごいです。
他にサンキュー手塚の「大きな古時計」には泣いてしまったし、初めて見た CLOWN JIN や久しぶりのなななもよかったです。横濱大道芸倶楽部はいつもの年より進行がスムーズで、客にだれさせなかったため、こちらも意外とよかったと思います。

2002年

日時2002年4月21日(日)
場所横浜市内
料金無料

2001年よりも激しい雨が降ったため屋外の大道芸は全て中止となり、屋内ステージがあるみなとみらい21地区でしかやっていませんでした。そこで見た芸人は

  1. マイケル・コーエン
  2. ザット・アメイジング・ガイ
  3. 山本光洋
  4. ベルティウム・アンドレイ
  5. タロウ
  6. ラミロ
  7. ヤーナ・コペスカ

です。
何の予備知識もなく見たラミロに驚きました。客に話しかけながら5ボールを平気で2~3分続け、3クラブのよく分からない逆回転技とかアウターフラットの完璧な2~6回転とか、5クラブ5アップハーフピルエットとか、6クラブフラッシュとか、大道芸では誰もやらないようなことを次々とやっていました。彼がこの年一番の収穫でした。
目玉ゲスト的な扱いの、サッカーボールをリフティングしたりジャグったりするヤーナ・コペスカも見ごたえ十分でした。両手でスピニングさせてカールとか、5サッカーボールなどを見せてくれました。

2001年

日時2001年4月21日(土)
場所横浜市内
料金無料

小雨が降っていたこともあって少しだけしか見ませんでした。毎年土日のどちらか1日は悪天候にたたられるようです。このとき見たのは

  1. 在日中国雑技芸術団
  2. ジャグラー健三郎
  3. ダメじゃん小出
  4. ALLEY CATS
  5. 横浜大道芸倶楽部
  6. ジャーミー・イートン

でした。この年も「これは」というほどのものはなかったようです。

2000年

日時2000年4月23日(日)
場所横浜市内
料金無料

強風のために公演そのものが取りやめになったり、大幅に時間が遅らされたりした芸人もあってあまり見て回れませんでした。見たのは

  1. 横浜大道芸倶楽部
  2. THE TOONS
  3. ハトガー
  4. サンキュー手塚
  5. ブルース・スミス
  6. 在日中国雑技芸術団

で、場所を移動しないで集中して見た感じです。そのせいか、特に印象に残った芸人はいませんでした。

1999年

日時1999年4月25日(日)
場所横浜市内
料金無料

これより何年か前から見に行ってるはずですが、記録に残っているのはこの年からでした。このとき見た芸人は

  1. トゥー・ビー・ツー
  2. ダンディGO
  3. 鏡味小仙
  4. ヘルシー松田
  5. デビッド・ラムゼイ
  6. モン太郎
  7. バート・バンダイク
  8. ブルーノ・ディスカベス

です。
トゥー・ビー・ツーのクラブパスには感動を通り越して戦慄を覚えました。1人がバランスラダーの上に立ち、もう1人が舞台に上げた客の肩の上に立って1回転セブン! 何が起きたのか、しばらく理解できませんでした。
あと、ダンディGOが最初から最後までダンディで格好よかったです。